男子ダブルス世界ランク1位のボブとマイクのブライアン兄弟は、2007年、2010年に続くシーズン最多となる11大会で優勝。でもこれまでとは中身が違うわ。年間4回行われるグランドスラム中、3大会を制したのは今年が初めてなのよね。
そんなブライアン兄弟は、今シーズンを上回る結果を上げるのはかなり難しいとしながらも、ここまでのテニス人生でこの二人は93個のタイトル獲得になってるの。来年の目標の1つとして、100個目のタイトルを獲得したいって思っているみたい。
「今年のようなシーズンが今後も送れるようにしたい。これ以上の成績が出せるかは分からないが、今年のようなペースで戦って行きたい。まだ改善させられる所もあるし、新しく取り組みたい事だって見付かっているんだ。」
「最終戦を見てもらえたら分かると思うけど、我々のテニスもどんどん良くなっているんだ。どのペアーも我々のレベルに着いて来ている。このまま年を重ねる毎にテニスのレベルも上げて行きたい。」
「そして100タイトル獲得も目前。ぜひ来年にはそれを達成したいと願っている。安定した成績を残せて、世界ランクも1位を維持できれば不可能な事ではないはず。」って、マイクが来年について語ってました。
35歳にしてキャリア・ベストとも言えるシーズンを送ったお二人。ダブルスなら、まだまだこれからも世界のトップで戦って行けるはず。マイクが言うように、更なる好プレーを見せてくれる事を期待しましょう。
キャリア・ベストのシーズンを送りながらもコーチとの契約を終わりにしてしまったのが22歳のシモナ・ハレプ。
ブルガリアはソフィアで行われた女子第2の最終戦でも、準決勝でアナ・イバノビッチを、決勝戦ではサマンサ・ストザーを下して優勝して、今シーズンを世界ランク11位で終了しているのよね。
そのハレプは、その最終戦期間中にはすでにコーチだったエイドリアン・マルクとのコーチ契約の終了を決めていたようなの。
これはハレプが更なるステップアップを目指すために、新たに別のコーチからの指導が必要だって感じた事から、今回の決断に至ったんだとか。
まだ新しいコーチが誰なのかは決まってないみたいだけど、当然来年はトップ10入りを狙いたいはず。今年よりも高いレベルの大会での好成績が必要になって来るけど、誰に白羽の矢が立つかしらね!