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錦織選手4連覇へ王手&ナダル、敗退

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今週行われているメンフィス・オープンでは、第1シードの錦織圭選手が決勝進出を決めましたね。準決勝では第4シードのサム・クエリーの強烈なサーブとストロークに苦しめられて、第1セットを落としてしまったけど、後半はクエリーを終始圧倒してましたね。

「タフなスタートでした。彼(クエリー)はとても良いテニスをしていました。特にサーブは良かったです。 深くフラットのボールを打って来たので、防戦一方になってしまいました。第2セットでリズムを掴むことが出来て、深いボールを打って戦略も上手く行くようになりました。より集中して、より攻撃的なプレーを心がけました。」と錦織選手は語ってました。

もし優勝すると、同一大会で4連覇以上達成した現役選手は、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノヴァーク・ジョコビッチに次ぐ4人目の快挙となります。

その決勝戦で対戦するのが、主催者推薦で出場している18歳のテイラー・フリッツで、ここまで快進撃を続けているの。アメリカ男子期待の若手のフリッツだけど、アメリカ在住の錦織選手はこれまで何度か練習をしたことがあって、フリッツを良く知っているみたいね。

「カリフォルニアでは良く練習を一緒にしました。試合での対戦はありませんが、彼がクエリーのような良いサーブを持っているのは知っています。フォアハンドもバックハンドもサーブも強烈です。この大会でも好調なプレーを続けていますし、しっかりした戦術を持って臨まなければなりません。」と対戦に気を引き締めていました。

フリッツはATPツアー3大会目にしての決勝進出なの。これがどれくらい凄い事か、現在のトップ10選手と比べてみましょう。

世界ランク、名前、大会数、結果
1、ジョコビッチ、28、優勝
2、マレー、8、準優勝
3、フェデラー、21、準優勝
4、ワウリンカ、18、準優勝
5、ナダル、14、準優勝
6、フェレール、2、準優勝
7、錦織、6、優勝
8、ベルディヒ、14、優勝
9、ツォンガ、16、準優勝
10、ガスケ、28、準優勝

実は多くのトップ10選手も、決勝進出するまでには、かなり大会数を要しているのよね。そして、初の決勝の舞台で優勝を飾ったのも、錦織選手含めわずか3人しかいないのよね。そう考えると、今回のフリッツの快進撃も、話題になって当然よね。

錦織選手は気を引き締めて決勝戦へ臨んで、しっかり4連覇を達成して欲しいわね。

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そして、好調なシーズンのきっかけを掴もうとアルゼンチンのブエノスアイレス大会へ出場していたラファエル・ナダルだったけど、準決勝でドミニク・ティエムの前にフルセットで敗退しちゃったの。

第3セットではマッチポイントを握っていたナダルだったけど、得意のクレーコートで復活のノロシを上げることは出来ませんでしたね。

「心配などしていません。なぜなら、悪いプレーではありませんでしたし、良いテニスをしていてウィナーも取っていたのですから。きっと、特にフォアハンドでのミスを減らす必要があったのでしょう。安定感に欠けていました。今日の試合は、彼より勝てるチャンスはあったと思います。ただ1ポイントが足りなかったのです。ティエムはマッチポイントでラインぎりぎりにウィナーを打って来たのです。」

「まだ評価を下すには早すぎます。今日は決勝戦へ進めるチャンスがありました。開幕戦では決勝へ進めましたが、今日は上手く行きませんでした。これからリオへ移動して、そこでより良いプレーをして決勝へ進みたいと思っています。」

ブエノスアイレスでは、気温が高い中での試合だったナダルは、「準決勝進出が出来たのです。厳しい気候の中でそれに対応する事に苦労してしまいました。普段より疲労を感じていました。恐らくそのために集中力が維持できなかったのかも知れません。リオはより良い環境であるのは知っていますし、色々な状況に更に順応して行きたいと思っています。」って率直な思いを語ってました。

リオでの好成績を期待しましょう!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:49 | コメントをどうぞ
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