月別アーカイブ: 2016年5月


キリオスとトミックの五輪出場が微妙に!

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今週行われている男子マスターズ1000大会のムチュア・マドリッド・オープンでは、第6シードの錦織圭選手はベスト4入りを果たすも世界ランク1位のノヴァーク・ジョコビッチにまたしても敗退してしまいました。

トップ選手がほとんど出場している大会でのベスト4の成績は立派だけど、更に上を目指している錦織選手には、ジョコビッチやマレー、ナダル、そして今大会には出場していなかったけどフェデラーなどから勝利を飾る事が必要になっているのよね。

ストレートで負けてしまったけど、前回の対戦だったマイアミの時よりは良い戦いが出来ていたようには見えたけど、まだまだ対策が必要ね。でも、安定して好成績を上げられているのは、実力が本物だと言う証なので、来週のイタリアのマスターズはさておき(グランドスラム前の疲労の蓄積と怪我が心配だから)、全仏オープンでの活躍に期待したいわね。

そしてその錦織選手と準々決勝で接戦を演じたニック・キリオスが、またしてもメディアの話題を集めているの。それは、この夏に行われるリオ・オリンピック出場に関すること。

オリンピックとは祖国を代表して戦う大会だから、普段のツアーとはちょっと違うのよね。祖国のオリンピック委員会の了承がなければ代表には選ばれないの。

そんな中、オーストラリアで開かれたオリンピック委員会のミーティングで、オリンピック委員会会長のキティ・チラーさんが、キリオスとバーナード・トミックの試合中の態度が祖国を代表するオリンピック選手に相応しくないって発言したの。

そして、何人かのオーストラリア人アスリートは、オリンピック出場へ向けて今後経過観察が必要で、キリオスとトミックもそのリストに入っているって明かしていたの。

そしてそれを受けてキリオスは、自身の公式ツイッターでチラー会長を批難するコメントを掲載していたから、もちろんメディアはそれを逃す事はしないわよね。その呟きはその後削除されたんだけどね。

トミックは今週ある態度からメディアに叩かれていたの。それはムチュア・マドリッド・オープンの1回戦でファビオ・フォニュイーニと対戦して負けたんだけど、フォニュイーニにマッチポイントを握られた時に、ラケットを逆に持って明らかに戦う姿勢を取っていなかったの。

そして試合後の会見でメディアにそれを問われたら、トミックは何と「もしあなたが23歳で10億円も稼ぐに値するのなら、あのマッチポイントなど特に気にしないでしょ?」って、呆れる答えをしていたの。

トミックはこの何年も、オフコートでも騒動を起こしていて、警察沙汰にもなったりしていたのよね。

そしてキリオスも2回戦のスタン・ワウリンカとの試合中に、主審と口論になる場面があったり、そのワウリンカとは去年、ワウリンカの彼女に対する下品な発言をして罰金を科されたりと、その振る舞いに批難を浴びせられていたの。

現在世界ランク21位のキリオスと22位のトミックは、ランキングからはオリンピックへの出場がほぼ確実とされているけど、祖国のオリンピック委員会が代表選手に相応しくないって言う意向を示せば、代表には選ばれない可能性も出てくるわ。

全仏オープン直後に発表になるランキングからオリンピックへのエントリーが計算されるけど、キリオスとトミックは代表選手に選ばれるかしらね!

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デル=ポトロ、ローマ大会を欠場!

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元世界ランク4位のファン・マルティン・デル=ポトロは、来週イタリアはローマで開催される男子マスターズ1000大会のBNLイタリア国際男子の欠場を公にしましたね。

度重なる両手首の手術のために、この数年間は満足にツアーを回ることが出来ずにいたデル=ポトロだけど、そんな状況を考えると今年はここまではまずまずな状態で試合を続けられていたの。

そして今年は、2013年以来となるクレーコート・シーズンに臨んでいたのよね。

モンテカルロのマスターズ大会は欠場したけど、ドイツはミュンヘンのクレーコート大会に出場してベスト8。そして今週行われているマドリッドでのマスターズ大会に出場して、登り盛りで今年中にはトップ10入りするのではって言われているドミニク・ティエムを下す好調なプレーを見せていたわ。

ティエム戦後のコメントでは、ここ最近では最高のテニスが出来たと語っていたデル=ポトロだったけど、次のジャック・ソックに敗れ2回戦で大会を去ることとなってしまったの。

デル=ポトロは手首の違和感を理由に来週のローマでのマスターズ大会を欠場するらしいんだけど、やっぱりまだまだ一戦一戦を戦いながら様子を見ているって言うのが現状のようね。

デル=ポトロはティエムに勝利した後の会見でこんな風に語ってました。

「ここ数年、どれだけの激しいリハビリとトレーニングなどをして来たかは自分が一番知っています。そしてこんな大きな大会に出場出来たこと、加えて勝利も上げられた事の嬉しさで感情をコントロール出来ませんでした。最後に喜びから涙したのは、ジュニア時代にまでさかのぼるのではないでしょうか。」

勝利を決めた後に喜びから涙してしまったほど嬉しかった事を語っていたわ。

そして誰もが気になるのは、今年の夏に行われるリオ・オリンピックに出場するのかどうかって言う事よね。

「ロンドンで銅メダルを取った経験もあるので 、その特別さを実感したので尚更出場を考えると興奮してしまいます。怪我からのプロテクト・ランキングを使えば出場は可能かも知れませんが、これまでも言ってきたようにまだ100日も先の事です。今は次の大会に出られるかを考えなければならないのが現実です。長い目で見ることも必要ですが、今は目の前の大会だけを考えなければならないのです。」

まだまだ先の大会や試合の事より、目前の大会に出場出来るかも日々考えなければならないのが今の彼が直面している問題のようね。

その言葉通り今回のローマ大会の欠場。もちろん、全仏オープンには出場する予定になっているから、それを踏まえて大事を取った処置かも知れないけど、デル=ポトロの完全復活にはまだ時間がかかりそうね。

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復帰のヤンコビッチ、現在の心境

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4月24日のブログでは、イェレーナ・ヤンコビッチがガンの疑いをかけられていたと言う告白をお伝えしたけど、今週行われているムチュア・マドリッド・オープン女子から復帰して、初戦でソラーナ・シルステアにストレートで負けてしまったけど、また元気な姿を見せてくれました。

3月に行われたマイアミでのプレミア大会の初戦となる2回戦を右肩の痛みから途中棄権して以来の公式戦だったヤンコビッチ。復帰に至るまでの思いを試合後に語ってました。

「マイアミでMRIを受けてみたら、甲状腺の下の方に腫瘍のようなものが見付かり、それは異常に大きいものでした。そして新たな疑いが浮上し、それからの一週間はとてもストレスを感じてしまうものになったのです。精密検査や血液検査を受けてその結果を待っていた間でした。最終的に組織検査をして、内視鏡で腫瘍を取り除き良性だと分かったのです。」

「トラウマになりそうな一週間でした。ドクターにはガンかも知れないと言われていて、恐怖に襲われていたのです。誰だって聞きたくない事だと思います。そして悟ったのです。我々テニス選手は、テニスやライフスタイルにはいつも注意を払っていて、ツアーを回り続けて、激しい練習を続ける生活をただ続けているのです。そして時には自分の体に耳を傾けることを忘れてしまうのです。そして何らかの兆候を感じずらくなっているのかも知れません。」

そう悟ったヤンコビッチは、今は結果は二の次だと感じられるようになったんだって。テニスの事ばかり考えていてはいけないって、新たな認識が生まれたみたいね。

健康でいないと、テニス選手としての人生も続けられないからね。

今後はもっと自分の体に耳を傾けてツアーを続けるんだと思います。来週イタリアはローマで開催されるBNLイタリア国際女子に出場予定のヤンコビッチ。早く復帰勝利を飾って欲しいわね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です!

女子では、クロアチアの1万ドルのサーキットでは、第6シードの渡邉廣乃選手、藤岡希選手が1回戦敗退でした。エジプトの1万ドルでは、小関みちか選手がベスト8でした。

男子では、中国の10万ドルのチャレンジャー大会では、予選を勝ち上がって第1シードで出場した西岡良仁選手が1回戦敗退でした。

台湾の7万5000ドルでは、第4シードの杉田祐一選手、第7シードの添田豪選手、予選を勝ち上がった関口周一選手が1回戦で、予選を勝ち上がった吉備雄也選手が2回戦敗退でした。第3シードの伊藤竜馬選手がベスト8でした。ダブルスでは伊藤&関口ペアーがベスト4でした。

チェコ共和国の4万2500ユーロでは、内山靖崇選手が2回戦敗退でした。

ギリシャの1万ドルのフューチャーズ大会では、予選を勝ち上がった徳田廉大選手が1回戦で、予選を勝ち上がった高橋悠介選手が2回戦敗退でした。スペインの1万ドルでは、第3シードのサンティラン晶選手が準優勝でした。

トルコの1万ドルでは、長尾克己選手、奥大賢選手、主催者推薦の田頭健斗選手が1回戦で、岡村一成選手、予選を勝ち上がった沼尻啓介選手が2回戦敗退でした。予選を勝ち上がった岸僚太選手がベスト4でした。ダブルスでは、第2シードの長尾&奥ペアー、第3シードの守谷&岡村ペアーがベスト4でした。

インドの1万ドルでは、予選を勝ち上がった伊藤雄哉選手が1回戦で、予選を勝ち上がった今井慎太郎選手が2回戦敗退でした。第8シードの片山翔選手、井藤祐一選手がベスト4でした。ダブルスでは、第3シードの井藤&片山ペアーが準優勝でした。

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錦織選手、中堅選手の認識&ディミトロフの謝罪

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昨日から始まった男子マスターズ大会のムチュア・マドリッド・オープンに第6シードで出場する錦織圭選手は、試合に先駆けて受けたインタビューでもう自分は若手ではないって今の自分のツアーでのポジションについて語ってました。

マスターズ大会初優勝を狙う26歳の錦織選手は、トップ10選手では最年少ながら、もう若手だとは思っていないって言うの。

「もうそうではありません。24とか25ならまだ若いと感じていました。でも26歳になると、30歳に近付いていると感じてしまい、年齢を重ねている気分です。」

2014年にはこのマドリッド大会で決勝進出を果たしている錦織選手は、初戦となる2回戦でフォビオ・フォニュイーニとバーナード・トミックの勝者と対戦します。

錦織選手はマドリッドでは、2013年にベスト8、2014年に準優勝、2015年はベスト4と好成績を続けている相性の良い大会なの。

「ハードコートの方が気持ち良くプレーは出来ますが、クレーコートでも良いプレーをすることが出来ています。ベストのプレーが出来れば優勝するチャンスはあると感じています。2年前は決勝へ進みました。この大会でどんなテニスが出来るかで、全仏オープンへ向けてのモチベーションや自信に繋がる大切な大会だと思っています。」って大会への意気込みを語ってました。

先々週行われたバルセロナ大会の決勝戦で対戦したラファエル・ナダルに対しては「深いボールを打っていました。そしてより良いフォアハンドも打っていて、より攻撃的なプレーをしていました。」って、復活し始めている手応えを感じていたようね。

そして絶好調を続けているノヴァーク・ジョコビッチについてもコメントしてました。

「彼はとても辛抱強いプレーをして、簡単にはポイントをくれません。だからどのポイントも必死に戦わなければならないのです。この数年間の彼のテニスは、信じられないもので、この先まだ数年はこんなプレーを続けることでしょう。我々は何とか彼を倒す方法を考えなければなりません。」って、その強さを語ってました。

そして恐らく錦織選手がもう若手ではないと感じさせられている原因の1つは、錦織選手より若い選手の活躍にあるかも知れないわね。

「多くの若い選手が良いテニスをしていて、自分のモチベーションにも繋がっています。なぜなら彼等のテニスは、今のトップ10やトップ20の選手のものとはちょっと違っているからです。彼等は失うものがないため、リスクを犯して戦って来ます。」

そして更に上を目指す錦織選手は、現在のトップ5についても、「今のトップ5の選手は全体的に、未だに男子テニスを支配していると思います。」って語りながらも「そんな中でも若手の活躍を見るのは嬉しいものです。」って、男子テニスの中堅になって来ている認識が強いみたいね。

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昨日、トルコはイスタンブールで行われたBNPパリバ・イスタンブール・オープンの決勝戦で、ノーシードから勝ち上がったディエゴ・シュワルツマンに逆転負けを喫して自身5度目の優勝を逃した第2シードのグリゴール・ディミトロフは、試合から一夜明けて自身のコートでの振る舞いについてファンへ謝罪するコメントをツイッターに投稿していたの。

第1セットでは、先にブレークを奪うもすぐにブレークバックされる展開を繰り返してタイブレークへともつれたディミトロフだったけど、そのタイブレークを何とか制して第1セットを先取したの。

でも第2セットでは、ゲームカウント5ー2とリードしながらシュワルツマンに逆転を許してしまい、勝敗をかけた第3セットでは1ゲームも奪えず、1年10ヶ月ぶりの優勝を惜しくも逃してしまったの。

実はディミトロフ、第2セットの終盤から痙攣を起こしてしまっての逆転負けで、試合中にイライラからラケットを叩き付けて何本か壊してしまう態度を取ってしまっていたのよね。

「全てのファンと、観戦に来てくれた方々に、昨夜のコートでの自分の振る舞いについて謝罪をしたい。そして素晴らしいプレーをしたディエゴを祝福したい。」って呟いてました。

途中から体が言うことを利かなくなってしまって、戦いたいのに戦えないもどかしさと、勝利が見えていた所から逆転劇を味わってしまった状況では、イライラが募るのは仕方がなかったかも知れないけど、試合が終わって冷静になってそれを反省しているのはさすがトップ選手ね。

そして今日発表の最新の世界ランクでは、62位へと浮上したシュワルツマン。去年の5月に記録した自己最高位の57位を塗り替える勢いとなる初優勝を飾ったけど、アルゼンチン出身のシュワルツマン、実は170cmととっても小柄な選手なの。

そんな小柄な選手の活躍は、体格的に同じく小柄な日本人選手にも世界でやって行ける事を証明してくれる優勝と言えるんじゃないかしら!

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23年前の歴史的悲劇!

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昨日、4月30日は女子テニスの歴史に取って、現在までの歴史を大きく塗り替える事件があった忘れてはならない日でした。

それは今からさかのぼること23年前の1993年4月23日、ドイツはハンブルグでの試合中に当時女子世界ランク1位のモニカ・セレスが熱狂的なシュテフィ・グラフのファンに、背中を刺されると言うとんでもない事件に見舞われてしまったの。

当時24歳のグラフは、18歳1ヶ月で世界ランク1位に上り詰めてから、他を圧倒する強さを誇って世界の頂点に君臨していたの。でもその牙城を揺るがしたのが7歳年下のセレスだったの。

セレスは1989年、若干15歳でプロデビューすると、1991年3月には17歳3ヶ月でグラフを抜いて世界の頂点にたどり着いたの。

グラフの独壇場だった女子テニスに、その座を揺るがす存在となったセレスに、グラフの地元ドイツでその熱狂的なファンによって襲われる事となってしまったの。

現在女子テニスで史上最多となるグランドスラム優勝は、そのグラフが持つ22回だけど、その事件がなければその記録が変わっていた可能性が高いと言われてるわ。

セレスは体と心の傷からなかなかツアー復帰できず、やっと復帰したのは27ヶ月もあとのこと。その期間行われた10回のグランドスラムでグラフは6回の優勝を果たしていたの。

そしてセレスはその事件前は8回ものグランドスラム優勝を飾りつつも、復帰後はわずか1回しか優勝出来なかったのよね。一方のグラフはセレス復帰後も5回グランドスラムで優勝を飾っていたのよね。

明らかにその事件を境に二人の人生は大きく変わってしまったのは言うまでもないわ。

何より大きく変わってしまったのはセレスの人生よね。事件が起きた19歳5ヶ月までに8回もグランドスラム優勝を飾る才能を発揮していたのに、復帰後はそこまでのレベルに戻ることはなかったのよね。

そんな歴史的悲劇を今の若いテニス選手や愛好家は忘れてはならないって感じてしまいます。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 20:36 | コメントをどうぞ
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