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先週から今週にかけて、アメリカはカリフォルニア州インディアンウェルズで行われているWTA1000大会のBNPパリバ・オープン、シングルスでWTA1000大会で初めてベスト4進出を果たしたチュニジアのオンス・ジャバー。この勝ち上がりで週明けに発表される世界ランクでトップ10入りすることが決まったの。
日本時間の今日行われた準決勝では惜しくも敗退しちゃったけど、27歳のジャバーはアラブ系選手として、男女通して初めて世界のトップ10入りを果たし、新たな歴史に名を刻むことになるの。
ジャバーは今季、6月のイギリスのイーストボーン大会でツアー初優勝。その後のウィンブルドンでもベスト8進出。加えてWTA250大会では2度の準優勝を飾るなど、キャリア・ベストのシーズンを送っているの。
準決勝進出を決めたあとのインタビューでジャバーは、喜びを語っていたの。
「これは夢が叶っていること。ずっと望んでいたこと。ここへたどり着きたいといつも思っていた。世界1位になりたいと。トップ10入りはその始まり。良いプレーができ始めてから、この場所に相応しいのは分かっていた。ここに相応しいと、トップ10選手に相応しいと言うことを証明したかった。まだまだ向上させなければならないことがたくさんある。」
「とてもハッピー。多くの感情が入り交じっているけど、まだ大会期間中だから冷静になって、トップ10のことばかり考えないようにしたい。大会が終わったあとにお祝いをするつもり。自分自身を信じ、激しいトレーニングをし、これが素晴らしいことの単なる始まり。」
「メンタル・コーチと話をして、彼女にこれは大き過ぎると伝えた。でも、彼女にこうも言った。これをする必要がある。いつかグランドスラムで勝つためにはここをくぐり抜ける必要があると。グランドスラムで優勝するためには、このステップは越える必要があるもの。」
「このステップを一歩一歩踏もうとしている。自分自身を必死に落ち着かせ、このストレスに上手く対処するように努めている。なぜのらグランドスラムのチャンピオンになりたいから。もしそうなりたいのなら、このステップは越えなければならないもの。心臓発作を起こさずに越えられたらと願っている。」
「アメリカ人やフランス人やオーストラリア人などと違って、自分の国から世界へ出るのはかなり違うこと。みんなの前でプレーしている選手をお手本などにはできないし、たくさんのテニスクラブや大会もない。」
「出身のことでスポンサーに拒否されたこともある。それはフェアじゃない。以前はそれが理解できなかった。今は受け入れた。対処している。他のことに頼るのではなく、今の自分であることに本当に誇りに思っている。」
「みんなそれぞれ難しいことを抱えているはず。自分のキャリアが最も難しいだなんて言おうとしてはいない。本当にテニスがしたいだけ。それが夢。スポンサーやテニスにあまり関心がないような人に頼りたくはない。そのことが目標へ向かって突き進み、達成する勇気を与えてくれて、今こうしてトップ10にたどり着いた。」
「イッサムは優秀なコーチ。彼は自分をここまでにしてくれたことでそれを証明している。自分のことを良く理解してくれている人。一生懸命コミュニケーションを取るようにしてくれている。自分を知ろうとしてくれている。簡単なことではない。彼がこれまでどんな選手をコーチしていたとか何をやってきたかは関係ない。彼が自分にしてくれていることが重要。」
「夫をフィットネス・コーチにしていることで、感情はさておき、自分のフィジカルは成長した。きっと今のWTAツアーではもっとも多く試合をしている選手が自分なのでは?嬉しいことに体調は良い。」
「こんな状況に陥ったことがない。こんなに長くプレーしていたこともない。トップ10にいたこともない。たくさんの事が一気に起きている。このことへ向かって一生懸命やって来た。これが信じたいことだし、達成したいこと。」
「十分に成長して十分な経験を積んで、とうとう受け入れている。こんなプレッシャーは光栄なこと。そんなプレッシャーを持てるなんて嬉しいこと。若い時には分からなかった。ストレスが多すぎて、そのことばかり考えてしまう。でも、それは良いこと。」
「日々学んでいる。何とかなるように。簡単ではない。残念なことに、ある選手は簡単ではないと言うことを理解していない。ベストを尽くしている。自分のテニスをプレーしようとしている。楽しもうとしている。プレッシャーをコートでの楽しみだと受け止めている。」
27歳にして経験している初めてのトップ10と言う状況に、その年齢だから苦しい状況やプレッシャーを楽しんで対処することができるようになったのね。
これまでの彼女の経験やバックグラウンドなどから、今の成長した彼女があるのね。