チョリッチとガルシアが優勝!

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昨日のブログでお伝えしたアメリカはシンシナティで開催されているATPマスターズ1000&WTA1000大会のウェスタン&サザン・オープンは、男女通して快進撃を続けたボルナ・チョリッチとカロリーヌ・ガルシアの優勝で幕を閉じたわね。

チョリッチは右肩の怪我で去年は手術を必要とするなど、1年間のツアー離脱。今年の3月に復帰して、5月にはランキングも278位にまで落ちていたのよね。

決勝戦ではステファノス・チチパスを7ー6(7ー0)、6ー2で下したチョリッチは、「信じられない。この優勝を楽しみたい。良いプレーができるとは思っていた。必死にトレーニングをしていたし、良いテニスができるのは分かっていた。でも、このレベルでプレーできると言うのは、ただ気付いていなかった。」って優勝の喜びを語っていたの。

第1セットは、出だしでいきなりブレークを奪われて1ー4とリードを許したチョリッチは、終盤でブレークバックするとタイブレークではチチパスに1ポイントも与えず第1セットの先取に成功すると第2セットは一気にチョリッチの流れに。

「より攻撃的になる必要があると気付いた。彼(チチパス)は素晴らしい選手だし、自分の安定したショットにもミスを犯さない。自分自身に、失うものは何もないと言い聞かせていた。こんなプレーを続けていたら、どうせ負けてしまう。彼も本当に本当に良いプレーをしているから。」

「彼は自分にプレッシャーを掛けていた。本当に早くボールを捕らえていた。かなりのプレッシャーだった。もっと積極的にならなければならなかった。ウィナーを取る必要はなかったけど、より強くより深くボールを打って、彼が簡単に攻撃できないようにしなければならなかった。」

「この大会で優勝できるなんて思ってもいなかった。(1回戦で)ムゼッティを倒して、それからコーチに次の対戦相手は誰か訪ねた。ドローの先はあまり見ないから。ただ、次の試合も勝てると信じていただけだった。この5日間、ずっとそう考えていた。」

これでチョリッチは、マスターズ1000大会で優勝した、最もランキングの低い選手と言う歴史に名を刻んだわ。そして同じシーズンでチャレンジャー大会とマスターズ大会を優勝したのが1993年のミカエル・パーンフォース以来の快挙となったの。

今週発表の世界ランクでは29位とトップ30へ返り咲き。来週から始まるUSオープンでのシード入りも確実としたわ。

そしてガルシアも快進撃の勢いそのままに決勝戦ではペトラ・クヴィトバをストレートで下して優勝を飾ったわ。

「毎試合、毎試合、そして日々新しい1日で新しいチャレンジ。そのたびに自分自身、自分のテニス、自分ができること、どうやってより攻撃的になるか、どうやって向上させるかに集中しなけらばならなかった。1日、1日、そして今日この決勝戦にたどり着いた。そして今はトロフィーを掲げている。」

「WTA1000大会では、全てがあっと言う間だった。毎朝集中し直さなければならない。とてもタフなチャレンジだけど、こうしてこの優勝にたどり着けたことは本当に嬉しい。」

ガルシアは6月以降これで3大会で優勝。しかもそれぞれ違うサーフェース!

6月はドイツのバート・ホムブルク(昨日のブログではハンブルクと書いていたけど、間違いでした)は芝、7月はポーランドのワルシャワではクレー、そして今回のシンシナティはハードコート。

世界ランク35位で予選から勝ち上がったガルシアは、3人のトップ10選手を下しての優勝で、今週発表の世界ランクでは17位とトップ20へ返り咲きを果たしたわ。

チョリッチもガルシアも、USオープンでの活躍に期待がかかるわね!


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:36 | コメントをどうぞ
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