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USオープン2023、ミックスダブルス準々決勝では、柴原瑛菜&マテ・パビッチ組がバーボラ・ストリコバ&サンティアゴ・ゴンサレス組をストレートで退けベスト4進出を決めましたね。
試合は6ー4、7ー6だったけど、内容的には柴原ペアがかなり押してました。実際、その試合でのトータル獲得ポイントは、柴原ペアが77対56と圧倒。
ブレークポイントも、柴原ペアは第1セットの第1ゲームでいきなりブレークされたけど、ストリコバ組に握られたブレークポイントもその時の1回だけ。
柴原ペアは、第1セットの第6ゲームでブレークバックして、第10ゲームでもブレークしてそのセットを取ったの。これ、ブレークしたゲームはいずれもゴンサレスのサービスゲームと、男性のサーブを2度ブレークしていたのよね。
第2セットはタイブレークになったけど、そのセットのストリコバ組のサービスゲームのほとんどでブレークポイントを握っていた柴原ペア。ストリコバ組は何とかしのいでタイブレークに持ち込んだ感じでしたね。
柴原選手のプレーも、もちろん良かったから勝利したんだけど、パビッチのリターンが素晴らしかった。特に相手ペアの男性のサーブのリターンが見事だった印象。サウスポーだからデュース・サイドでリターンしていたパビッチだったから、リターンゲームでポイントをリードする展開が多かったわね。
元々、アドバンテージ・サイドでリターンする柴原選手と、パビッチはそもそもの相性が良いみたい。
そしてそのストリコバは、今大会をもって現役を引退するの。マルケタ・ヴォンドローソバと組んで女子ダブルスにも出場していたんだけど、今年のウィンブルドンを制してグランドスラム初優勝を飾ったヴォンドローソバは、シングルスに優先する形で、ダブルスの3回戦を前に棄権敗退をしていたの。
実はそのダブルスの3回戦の前に行われたシングルスの4回戦で、フルセットの接戦を制してUSオープンでは初めてベスト8進出を決めていたヴォンドローソバ。
ウィンブルドンの優勝で初めてトップ10デビューを果たし、今大会前哨戦のシンシナティ大会でベスト8入りして、現在は自己最高位の9位を記録するなど、今シングルスでランキングをどんどん上げているところなの。
今回の勝ち上がりで、大会明けのランキングでも8位以上を確定しているヴォンドローソバ。24歳の彼女は、現時点ではシングルスのキャリアを優先にしたい気持ちは分からないでもないわね。
もちろん、シングルスの4回戦で体のどこかに違和感を感じてダブルスを棄権したのかも知れないけどね。
そんな状況をしっていた柴原選手は、試合後のオンコート・インタビューでストリコバとの思い出を語りストリコバの素晴らしいキャリアを祝福してました。
実は柴原選手、18歳の時にワイルドカードでUSオープンの女子ダブルスに出場していたの。それはアメリカの18歳以下の大会のダブルスで優勝して手にしたもの。(当時、柴原選手は米国籍)
その時の1回戦の相手が、当時サニア・ミルザと組んでいたストリコバだったの。
柴原選手の初めてのUSオープンの対戦相手がストリコバで、ストリコバの現役最後の対戦相手が柴原選手と言う、何とも奇遇な対戦となったのよね。
試合後には、ストリコバが2021年に出産した息子さんもコートに登場して、ストリコバは息子さんを抱きしめながら柴原選手からの言葉を聞いていたわ。
今後はジュニアの育成をしたいと語っていたストリコバ。こらかの人生にも幸多かれ!
そして、柴原&パビッチ組は今夜、ミックスダブルスの準決勝を行います。対戦相手は、アンナ・ダニーリナ&ハリー・ヘリオヴァアラ組。二人ともダブルスをメインにツアーで戦っている選手。
柴原選手は去年の全仏オープンに次ぐ優勝を目指して、決勝進出して欲しいわね。
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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。
女子では、チェコ共和国の60,000ドルのサーキット大会では、西郷里奈選手が1回戦敗退でした。
イタリアの25,000ドル大会では、予選を勝ち上がった村松千裕選手が1回戦敗退でした。
タイの25,000ドル大会では、倉持美穂選手、佐藤南帆選手、予選を勝ち上がった小関みちか選手が1回戦で、第5シードの松田美咲選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、相川&倉持ペアーがベスト4でした。
韓国の15,000ドル大会では、第6シードの川岸七菜選手、小林ほの香選手、秋田史帆選手が1回戦で、安部宏美選手が2回戦敗退でした。予選を勝ち上がった佐藤光選手がベスト4でした。ダブルスでは、香港人と組んだ梶谷選手がベスト4でした。
セルビアの15,000ドル大会では、ラッキールーザーの江藤奈緒子選手が1回戦敗退でした。
男子では、中国の80,000ドルのチャレンジャー大会では、第3シードの内田海智選手、第4シードの野口莉央選手、内山靖崇選手が1回戦敗退でした。ラッキールーザーの高橋悠介選手がベスト8でした。ダブルスでは、第1シードの松井&上杉ペアーがベスト4でした。
香港の25,000ドルのフューチャーズ大会では、第3シードの望月勇希選手、第4シードの伊藤竜馬選手、第5シードの龍樹選手、越智真選手、予選を勝ち上がった住澤大輔選手、白石光選手が1回戦で、齋藤惠佑選手が2回戦敗退でした。第1シードの中川直樹選手、熊坂拓哉選手がベスト8でした。ダブルスでは、齋藤&住澤ペアーが準優勝でした。
タイの15,000ドル大会では、山中太陽選手が1回戦で、第3シードの川橋勇太選手、ヴィトゥンティエン・レオ選手が2回戦敗退でした。第8シードの市川泰誠選手がベスト8でした。ダブルスでは、市川&川橋ペアーが準優勝でした。