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全豪オープン2024大会5日目。
男子ダブルスのマクラクラン勉&西岡良仁ペアは、第1セットを先取したけど、続く第2、第3セットを奪われての逆転負けでした。
女子ダブルスでは、第6シードの柴原瑛菜選手&デジラエ・クラウチク組が貫禄のストレート勝ち。第16シードの穂積絵莉&二宮真琴ペアも、第1セットを奪われ、第2セットもリードされながらも逆転で2回戦進出を決めました。
女子ダブルスのアレクサンドラ・クルニチと組んだ青山修子選手、ミックスダブルスの加藤未唯&ティム・プエツ組の1回戦は、翌日へと順延となりました。
今日は、女子ダブルスで、順延となっていた青山&クルニチ組の1回戦と、柴原選手&クラウチク組の2回戦、そしてミックスダブルスの加藤&プエツ組の1回戦が行われます。
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この日は(「も」って言った方が良いかもね)壮絶な試合がありました。
去年の女子シングルスのファイナリストであり、第3シードのエレナ・ルバキナが2回戦で敗退する波乱に見舞われたの。その波乱の立役者は世界ランク57位のアンナ・ブリンコバ、25歳。
かつてのドミニカ・チブルコワを思い出させる見た目に加えて、粘り強さもそっくり。
試合はファイナルセットの10ポイント・タイブレークへ突入したけど、それがそのタイブレークだけで30分を越える死闘に。最後は、ルバキナのバックハンドがアウトになって、22ー20でブリンコバの勝利。
歴史に残る史上最長のタイブレークは、ほんと最後の最後まで勝敗はどちらに転ぶか分からない展開でした。
ブリンコバは10回目のマッチポイントを決めたけど、ルバキナにも6回のマッチポイントがあったけど、取りきれず。
終わった瞬間、ブリンコバはコートに崩れ落ちると、敗れたルバキナはブリンコバのもとへと歩みより抱擁を交わす、素晴らしいスポーツマンシップを見せていました。
「1つの言葉で言い表すなら、勇気と言うでしょう。とても勇気がいった。勝ちに行っていた。攻撃的になる部分と安定したプレーをする部分のバランスを見付けようとしていた。急がず、でも彼女に1本でも多くプレーをさせようとしていた。第2セットは、ちょっと守りに入ってしまったから、彼女がコートの中へ入ってきて、自分を走らせていた。彼女は攻撃的だった。」
「第3セットでは、もっと攻撃的になるように、より攻めて、より強いショットを打って、彼女をどんどん走らせるようにと自分自身に言っていた。それには勇気がいった。その場で冷静にいられるようにしていた。たとえポイントを落としても、1ポイント1ポイントずつプレーしていた。」
「この日は、これからの人生でずっと覚えているでしょう。特にこのコートとこの観客。一生忘れない。ここまでの人生で、最高の日。」
ってブリンコバは喜びを語っていたわ。本当にしぶといプレーをしていました。