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先週まで行われていたBNPパリバ・オープンは、男子はキャメロン・ノーリーが、女子はパウラ・バドーサがいずれも1000大会レベルでの初優勝を飾ったわね。
イギリス人のノーリーは、実はこのBNPパリバ・オープンを制した初めてのイギリス人なの。
1998年はグレッグ・ルゼッドスキがマルセロ・リオスに敗れ準優勝、2002年はティム・ヘンマンがレイトン・ヒューイットに敗れ準優勝、2004年もヘンマンがロジャー・フェデラーに敗れ準優勝、2009年にはアンディ・マレーがラファエル・ナダルに敗れ準優勝だったの。
ニコラス・バシラシュビリを下して優勝したノーリーは「今自分が何を経験しているのか、まだはっきり理解していない。信じられない2週間だったし、全ての状況、全ての大切な瞬間、全ての試合での対処の仕方には本当に満足している。」って、今大会での自分自身への思いを語っていたの。
26歳のノーリーは、着実にキャリアを積んでここへ来てブレーク・シーズンを迎えたわ。
「テニスにおけるここまでの自分の進歩はとても安定していると思う。明らかにあっと言う間に起きたことではない。チャレンジャー・レベルではかなり早く通り抜けることができた。世界ランクも80位から60位くらいで停滞していたけど、それからジャンプアップすることができた。自分のテニスとランキングに小さな改善をしながら、一生懸命練習し順調に進歩していると思う。」
世界ランク26位でこの大会へ臨んだノーリー。実はこれには面白い傾向が。これまでのチャンピオンでトップ25以外で優勝した選手はみんな世界ランク26位だった選手らしいの。
1991年のジム・クーリエ、2000年のアレックス・コレチャ、2010年のイヴァン・リュビチッチ、そして2021年のキャメロン・ノーリー。
今週発表の世界ランクでは15位へジャンプしたノーリーは、これでイギリス人男子ナンバー1にも躍り出たわ。
そして女子チャンピオンのバドーサは、ヴィクトリア・アザレンカをファイナルセットのタイブレークを制する3時間越えの接戦の末にビッグ・タイトルを獲得。
この大会は初出場だったバドーサ。初出場で優勝したのは、1999年のセリーナ・ウィリアムズ、2019年のビアンカ・アンドレエスクに次ぐ3人目の快挙。
「この大会で学んだ最初のことは、不可能なものはないと言うこと。この数年間、戦い続け、練習し続ければ、何でも達成できる。」
「簡単な道のりではなかったけど、激しい練習、情熱、信念からの報い。何も成し遂げられないなんて誰にも言わせない。もしそう言われたら、それが間違っていることを証明すればよい。今日、自分の夢の1つを叶えられた。テニス界の最大の大会の1つである大会の決勝戦を戦い抜いた。」
「信じられない。まだ起きたことに少しショックを受けている。それでもとても興奮しているし、3時間ものコートでの戦いを勝ちきったことに本当に誇りに思っている。」
そう語るバドーサは、優勝まで4人のトップ20選手を下して、同時にバーボラ・クレイチコワ、アンジェリック・ケルバー、アザレンカと3人のグランドスラム・チャンピオンも下しての優勝だったの。
世界ランクも27位から13位へと大きくジャンプ。ツアー最終戦へのポイント・レースも8位へとジャンプして、その可能性も現実味を帯びて来たわね。
ノーリーもバドーサも、今後の活躍にも来たいしたいわ。