書道を始めて2年。たった2年、だというのに、ある書道展にチャレンジすることになってしまいました!
先生からお話をいただいた時に、「無理です!」と答えたのですが、「いい勉強になるから」と勧められ、乗ってしまったのが間違いのモトでした。
お手本をいただいて、もう、2~3か月、格闘しています。
先生に書いていただいたお手本は、惚れ惚れするほど美しく、何とか自分の字を少しでも近づけようともがくのですが、全く歯が立ちません。
まあ、当たり前と言えば当たり前なんですが。
大体経験値が雲泥の差なんですからね。
習い始めて1年目は、週に1回、先生に教えていただいていました。
まあ、この時は家で週に1回書くくらいでした。
本格的に教えていただくようになった2年目は、さすがに週に1回の練習では、書きあがりません。
それでも、週に2~3回書くと言った所。
全然変わらない、と突っ込まれても仕方ないのですが、これでも自分にしては頑張っているんですよ。
特に、稽古の前夜は、毎回、半分寝ぼけながら、時には朝方まで、書いているんです。
いや、毎日書けばいいことなんですが。
これがなかなか~。
特に、書初めで書くものよりももっと大きいサイズの作品を書くには、まず床の上を片付けて、広いスペースを確保するところから、ですから。
狭い我が家で、そんなスペースはなかなか取れませんから、家人が寝静まった後に始めることになるんです。
こんなこと、とても毎日なんてできません。
(なんとか自分を正当化しようとしてます)
で、練習するんですが、書いても書いてもちっとも上手く書けません。
今書いている作品は、25文字あるんですが、ある文字が上手く書けても、他の文字がダメ、とか、まっすぐかけてない、とか、バランスが悪い等々、お手本に近づけるどころか、まともに書くことさえもままなりません。
もう、書いていて、筆を放り出したくなるくらい、嫌になるんです。
書いても書いてもちっとも上手く書けないんですから、飽きても来ます。
チョット書いては休み、またちょっと書いては休み、の繰り返しで、ちっともはかどりません。
睡魔と闘いながら、嫌になる自分と闘いながら、練習するのです。
(あっ、なんか、ちょっとカッコいい言い回しをしてます?)
ちっとも進歩しない自分に心底嫌気がさしますが、そんな時はテニスの練習と同様、「牛歩の歩み」と唱えてます。
こんな情けない自分でも、いつかはもう少しうまく書ける時が来る、ハズ。
だから、もうすこしだけ頑張ります!