錦織 ワウリンカにストレート勝ちATPファイナル

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錦織、ワウリンカに6-2,6-3のストレート勝ちでしたね~✨
両セットとも2ブレーク。特に、最初と最後のブレークはギアが入って一気に取った感じでしたね。
あの集中力と強気の姿勢が強さの秘訣かも。
今回のATPファイナル、フィジカルが持てば優勝もあり得るのでは?と思わせてくれる試合でしたね。

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今でこそ、強いメンタルを持つと言われる錦織圭。
当時ジョコビッチを破った錦織がフェデラーとの対戦前に記者会見での様子を見て、「彼はフェデラーには勝てない」と言ったのは、現在のコーチ、マイケル・チャンでした。

錦織は、記者会見で「フェデラーは、子どもの頃から憧れの選手で、対戦できるのが夢のようだ」と発言したのです。

マイケルは、この発言こそが錦織が持つ弱さだと指摘し、自分がコーチをすれば錦織はまだまだ強くなれると考えたんです。

コートの上に立ったら、それが誰であろうとも敵。その強い気持ちがなければトップには立てない、というメッセージだったのです。

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その後、マイケルと錦織はテレビ番組やチャリティーマッチで出逢い、チームとなるのです。

そんなマイケルも、かつてはプレイヤーでした。
1989年の全仏オープンで17歳3ヶ月で優勝したのは、現在でもグランドスラム最年少優勝記録として残っています。
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当時、No.1で第1シードのイワン・レンドルを4回戦で、第3シードのステファン・エドバーグを決勝で破っての優勝でした。世界ランク2位まで登ったマイケルは、とてつもなく過酷なフィジカルとメンタルのトレーニングを積んでいたと告白しています。
現に、錦織のトレーニングは、最初の頃は食事も喉を通らないほど過酷なものだったと言われています。
身長190センチ台が普通になり、200キロのサーブは珍しくない現代のテニスにおいて、身体的に不利だと言われるアジア人は、マイケルや錦織のように動き回るフットワークと、何者にも打ち勝つ強靭な精神力が必要だということです。
しかし、錦織も今やトップ5の選手。周りからは研究され、打倒錦織を持って挑戦してきます。
常に新たな作戦を持って挑まなければなりません。


カテゴリー: スキル・練習 | 投稿者オールサム | 2件のコメント