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西岡良仁 敗退も手応えあり

<テニス:全仏オープン>◇27日◇パリ・ローランギャロス◇男子シングルス1回戦

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 世界258位の西岡良仁(22=ミキハウス)が、4時間22分の死闘の末、両足のけいれんのために金星を逃した。

 同35位で第30シードのベルダスコ(スペイン)相手にフルセットにもつれ込む大激戦の末に、7-6、4-6、3-6、7-6、5-7で敗れた。

 最終セットの「第1ゲームから少しおかしかった。ただ、それでも最初の方は、まだ大丈夫だった」。しかし、最終セット4-1とリード。そこから足が動かなくなった。ショットを打つ度に、何度も足を気にし、そのまま座り込む。それでも我慢しながら、5-4で勝利まで2ポイントと迫りながら、最後は力尽きた。


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 西岡を弟のようにかわいがっている錦織圭も、応援に駆けつけた。両者への声援で、今年から新設なった18番コートは興奮のるつぼ。西岡が、トレーナーらに肩を担がれ退場する際には、会場を埋め尽くした観客から「ヨシ!、ヨシ!」コールが巻き起こり、西岡の健闘をたたえた。

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シンガポールフューチャーズ決勝結果一覧

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 ITF(国際テニス連盟)男子フューチャーズ大会の「シンガポールITF男子フューチャーズ SGP F2」(シンガポール/5月14~20日/賞金総額1.5万ドル/ハードコート)のシングルス決勝で、仁木拓人(三菱電機)は第8シードのコリン・アルタミラノ(アメリカ)に6-7(5) 3-6で敗れた。試合時間は2時間11分。


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 今大会での仁木は、1回戦で予選勝者のジェームズ・フローリー(オーストラリア)を2-6 6-4 6-1で、2回戦で第7シードのニコラス S・フー(アメリカ)を6-4 6-4で、準々決勝でダニエル・ノーラン(オーストラリア)を1-6 7-6(6) 6-4で破り、準決勝はタイソン・クイアトコウスキー(アメリカ)の第2セット途中棄権で決勝進出を決めていた。

 仁木は、今井慎太郎(イカイ)とのペアで第1シードとしてダブルスにも出場。決勝でフランシス ケーシー・アルカンタラ(フィリピン)/アルタミラノに1-6 4-6で敗れ、準優勝に終わっていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

<上位の試合結果>

■シングルス決勝

○25コリン・アルタミラノ(アメリカ)[8] 7-6(5) 6-3 ●14仁木拓人(三菱電機)

■シングルス準決勝

○14仁木拓人(三菱電機)7-6(3) 2-1 Ret. ●6タイソン・クイアトコウスキー(アメリカ)

○25コリン・アルタミラノ(アメリカ)[8] 5-7 6-2 6-3 ●18西脇一樹(CF Partners)[Q]

■シングルス準々決勝

○6タイソン・クイアトコウスキー(アメリカ)7-5 0-6 6-2 ●4上杉海斗(江崎グリコ)[Q]

○14仁木拓人(三菱電機)1-6 7-6(6) 6-4 ●12ダニエル・ノーラン(オーストラリア)

○18西脇一樹(CF Partners)[Q] 6-2 7-5 ●24越智真(江崎グリコ)[3]

○25コリン・アルタミラノ(アメリカ)[8] 6-2 6-2 ●32今井慎太郎(イカイ)[2]

■ダブルス決勝

○11フランシス ケーシー・アルカンタラ/コリン・アルタミラノ(フィリピン/アメリカ)6-1 6-4 ●1今井慎太郎/仁木拓人(イカイ/三菱電機)[1]

■ダブルス準決勝

○1今井慎太郎/仁木拓人(イカイ/三菱電機)[1] 3-6 6-3 [12-10] ●7ジェイコブ・グリルズ/マイケル・ルック(オーストラリア)

○11フランシス ケーシー・アルカンタラ/コリン・アルタミラノ(フィリピン/アメリカ)5-7 7-5 [10-7] ●16マーベリック・ベインズ/ブレイク・エリス(オーストラリア)[2]

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春の関西学生 決勝結果一覧

「平成30年度 関西学生春季テニストーナメント」(大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/本戦5月20~27日)は最終日を迎え、男女単複の決勝が行われた。

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 シングルス決勝は男女ともトップ2シードの対戦となり、男子は第1シードの松本樹(近畿大学3年)が第2シードの山尾玲貴(関西大学2年)を7-5 6-3で、女子は第1シードの越野菜摘(関西大学3年)が第2シードの沈清河(関西大学2年)を7-6(5) 5-7 6-2で下し、それぞれ大会2連覇を達成した。


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 男子ダブルス決勝は第7シードの小野和哉/西岡航(近畿大学4年/4年)が第4シードの平川暉人/山中瑠樹亜(関西大学1年/1年)を6-1 7-6(5)で、トップ2シードの対戦となった女子ダブルス決勝は第1シードの渡邊はるか/小池颯紀(園田学園女子大学4年/3年)が第2シードの大野菜々子(関西大学2年)/越野を5-7 6-4 [10-5]で倒してタイトルを獲得した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

■男子シングルス決勝

○1松本樹(近大)[1] 7-5 6-3 ●128山尾玲貴(関大)[2]

■女子シングルス決勝

○1越野菜摘(関大)[1] 7-6(5) 5-7 6-2 ●64沈清河(関大)[2]

■男子ダブルス決勝

○32小野和哉/西岡航(近大)[7] 6-1 7-6(5) ●48平川暉人/山中瑠樹亜(関大)[4]

■女子ダブルス決勝

○1渡邊はるか/小池颯紀(園田女大)[1] 5-7 6-4 [10-5] ●24大野菜々子/越野菜摘(関大)[3]

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錦織圭 全仏初戦 まさかの苦戦もストレート勝ち

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 ◇テニス 全仏オープン第1日(2018年5月27日 ローランギャロス)

 4大大会復帰戦を白星で飾った錦織だが、初対戦のジャンビエ(フランス)のプレースタイルは想定外のものだったようだ。「攻撃的とはいえ、あれほど攻撃的な選手とは思わなかった」と世界304位の試合ぶりを振り返り「3セットで終われたのはラッキーだった」と語った。

 強力なサーブはもちろん、ストロークでも強打、強打、強打の連発でミスもおかまいなし。ラリーを重ねてリズムを作っていく錦織にとっては何ともやりにくい相手だった。「ツアーにあれだけ打つ選手はいない。ディフェンスからもフラットで打ってきたり、たまにフェデラーとやっているような展開の速さがあったり」とロジャー・フェデラー(スイス)まで引き合いに出して持ち上げると、「まあ5回に1回ぐらいしか入らないんですけど」とオチもつけて笑わせた。


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 右手首のケガによる長期離脱があり、昨年のウィンブルドン以来の4大大会。「緊張はした。これだけ結果が出ていると自然と自分への期待も出てくる」と硬さは感じていたという。そんな時に思い出したのがテニスを楽しむという初心にも似た気持ち。「3セット目ぐらいで楽しまないといけないと思い出した。困難な時もどうするか考える楽しみがある。気持ちが少し軽くなった。この気持ちを忘れずにプレーしたい」

 次戦は中2日で30日となる予定で、過去3勝2敗のブノア・ペア(フランス)と対戦する可能性もある。「ペアが勝ち上がってくればタフな試合になるので」と真顔での言葉に続けて、「まあ、あいろんなことを調整したいと思います。ありがとうございました」と勝手に会見を終わらせようとしてまた茶目っ気のある笑みを浮かべた。

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