ウインブルドンビッグ4の15年間戦績

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■フェデラー:5連覇含む大会最多の8回優勝

今年も優勝候補の筆頭はフェデラーだろう。これまで2003年から2007年までの5連覇を含み、2009年、2012年、そして2017年と計8回の大会史上最多優勝を誇っている。36歳のベテランながら優勝候補の筆頭といわれる理由は、昨年と今年のずば抜けた成績だろう。昨年の「ウィンブルドン」では全7戦いずれも失セット0のストレート勝利で優勝を飾っており、今年も「全豪オープン」で優勝、2月には5年4ヶ月振りに世界ランキング1位に返り咲いている。そして昨年同様、「ウィンブルドン」に照準を合わせることも理由の一つとしてクレーコートシーズンの全てを休養に当てており、蓄積される疲労の心配は少ない。

現在グランドスラム優勝20回を誇るレジェンドが、今回更に記録を伸ばすか期待される。


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■ナダル:フェデラーとの伝説の優勝争い

クレーキングと呼ばれ、今年「全仏オープン」で11回目の優勝を果たしたナダルだが、「ウィンブルドン」でも2回優勝、3回準優勝を果たしている。特に2006年から3年連続となったフェデラーとの決勝は名勝負ともいわれる。2006年は0-6、6(5)-7、7-6(2)、3-6、2007年は6(7)-7、6-4、6(3)-7、6-2、2-6と2年連続で敗れるも、激戦を演じるとともにスコアでも徐々に肉薄した。そして2008年には6-4、6-4、6(5)-7、6(8)-7、9-7でついに初優勝を飾った。ナダルは2008年のほかにも2010年にも優勝を果たしている。

近年は怪我やクレーコートシーズンの疲れなどにより、「ウィンブルドン」では欠場や早期敗退となっていたが、「全仏オープン」と「全米オープン」を制し、3年2ヶ月振りに世界ランキング1位に返り咲いた昨年はベスト16に進出。今年もクレーコートで無類の強さを発揮したナダルが、今年は「ウィンブルドン」でもより上位に進出できるか期待される。

■ジョコビッチ:いつも自身の記録のそばにあった「ウィンブルドン」優勝

ジョコビッチはこれまでに3回の優勝と1回の準優勝を飾っている。初めて優勝したのは2011年。このとき世界ランキング1位だったナダルを6-4、6-1、1-6、6-3で破り優勝するとともに、自身初の世界ランキング1位に躍り出た。なおこの年にジョコビッチは「全仏オープン」を除く3つのグランドスラムで優勝する快挙を成し遂げている。

また2014年のときも「ウィンブルドン」優勝により、世界ランキング1位への復帰を果たしている。さらに2015年の優勝は、翌年の「全仏オープン」まで続く、4大会連続のグランドスラム優勝の最初の一歩となっており、いずれも他の記録に関係する優勝となっていた。

今年は怪我からの復帰後初、2年振りのグランドスラム優勝となるか注目だ。

■マレー:77年振りの快挙を達成した地元イギリスの星

長らく地元イギリスから優勝者が輩出されていなかった「ウィンブルドン」。海外勢が活躍し、地元勢が勝利できない様から「ウィンブルドン現象」という言葉も生まれるほどだった。その歴史を断ち切り、2013年にイギリス人男子選手として77年振りに優勝したのがマレーだ。「ウィンブルドン」で初めて決勝に進出した2012年は、フェデラーに6-4、5-7、3-6、4-6で敗れたが、翌年ジョコビッチに6-4、7-5、6-4でストレート勝利し、悲願の優勝を飾った。最後のゲームでは3度のチャンピオンシップポイントをものにすることができず、逆に3度のブレークのピンチを乗り越え4度目で優勝を決めた。そのときのことをマレーは「最後のゲームは、今までプレーした中でも最高にタフだった」と話している。

マレーはその後2016年にも優勝。2017年は準々決勝で敗退すると、その後故障に悩み復帰まで約1年かかった。イギリス国民の期待を背負うマレーが、今年はどこまで勝ち上がるか期待される。


カテゴリー: 15-0 NEWS, 話題のニュース | 投稿者オールサム | コメントは受け付けていません。