まだ自分の思ったレベルに到達していないということもありますが、2月に46歳の誕生日を迎えて、まだ上手くなれると思っているワタシでありますが、それというのも可能性がありそうだと思えるから。
見て、真似をする。
それがワタシの場合の練習法ですが、テニスを始めて以来、「うわあ、この人上手いな!」と思うとじっと観察して、自分だったらこうやっているはずのところがこんな風に出来るもんなのか、と驚きつつ出来るものなのかどうかを試す。出来なくても、やってみることでどんな感覚なのかは自分なりにわかりそうな気がして、難しくてしょうがないことも、こうやれば出来るじゃん!と発見することもありました。
そうやって要素だけでも自分の中で得ておくと、難しかったことでもある日思い出したら出来るようになってみちゃったりすることもあるんです。
新しい自分に挑戦することは、楽しいことなんですけど、反面、常に変化しても良いような気がしているので、まるで自分のフォームが無いような感じで自信につながらない、なんてこともありました。
レッスンでは、ボールが上手く飛ばない人にはよく注意します。ラケットは動いてボールにぶつかればちゃんと飛ばしてくれる道具なので、振ってもあまり飛んでいかない、という人は腕力が無いのではなくてどっかが合っていないんですね。
で、一方では良く飛んでいくんだけどよくアウトする人もいます。力があっても不安定なので、抑えていい打てばいいのか、力を抜けばいいのか、力を入れて打てばいいのかが分からなくなりそうですが、そもそも飛ぶんだから、その力の事は考えなくていい。
うまく打てているんです。ラケットの面が不安定か、打つ位置が不安定かのどちらかですから、ボールに合わせてしっかり面を合わせていられるかどうかが問題になるわけです。
ちゃんと動く、ということを面倒にしなければ、器用か不器用かはあまり問題にならないです。時間のかかり方は器用な人の方が早いかもしれませんが、出来るようになるってことはほとんど差がありません。
ちゃんと動けない、ということが大きな問題になります。太っているとか、あるいは筋力がなくて反応が遅くなってしまうなどの身体的な問題がある人には最上級クラスは無理かもしれませんが、走れるのなら速い球が飛んできても反応したりしながら状況に慣れてくるほどに出来るようになってきます。
見ていれば可能性のある人はいっぱいいますし、目先の負けやミスなどはそれがあってこその上達ですから、それを乗り越えるための努力はすべきで、悔やんだりしている場合ではないんだろうなと思います。
年齢とかじゃないとも思いますね。
ただジュニアを見ていると、こいつら可能性のカタマリだなぁとおもってにやけてしまいますけどね。