International Premier Tennis League=IPTLの2016年は、さいたまスーパーアリーナで開催と聞いて、何か月前からだったか、もう楽しみで楽しみで、ウキウキしてこの日を迎えました。
錦織率いる「ジャパンウォリアーズ」にはサフィンや、ベルダスコ、奈良くるみちゃんなんかもいて、もうメンツだけ見てもどの人のテニスもみたい!と思わせてくれる。
団体戦のチームも4チームあり、1日で団体戦を二つ、全部で10セット堪能できます。じつは、当日会場にいくまでひとつだけしか見れないのかと思っていましたが、3日間で全部の対戦を終えるようにやっていくんですね。
初日の金曜日に錦織は出ませんでしたが、現役トップ選手のレベルで3日間毎日ガチの試合をするのも大変だと思いますから、土日のお客さんが沢山入る日にメインを持ってくる方がいいでしょう・・・(ちょっとヤケクソ気味)
肝心のゲームの方が、時間にタイトなステージ作りになっていて、それで選手がバタバタしているのも、そういうルールなんだってことがわかってくると楽しめます。ていうか選手たちがそれを楽しんでる(こんなんじゃやりづらいよ!っていうクレームが来るようなことはなく、『やべっ』って感じで時間に追われたお茶目な子供みたいになる)ので、テレビ放送を意識してなのか、これはこれで、新時代のスポーツとしてのテニスの面白い例になってるかな、なんて思いました。
印象に残ったのは、レジェンド・プロたちが非常にテクニカルな面白い試合をしてくれて、楽しんでる感もみれて面白かったのと、男ダブにしてもミックスにしても、ダブルスが非常にレベルが高くて、面白かったです。
シングルスももちろん面白いのですが、普段見れない試合の、ツアーファイナルに出ちゃうような選手たちしかいないコートって、どうしたってハイレベルになるでしょう。
不思議なくらいスムースな動きと、観客席から見ているこちらが理解できないくらい速い展開。え、いつ動いてどういう判断でそのポーチ?とか、思い切ったストレートアタックに余裕のアングル返し、みたいなスーパープレーの応酬。
きっと今日になったら、また明日の日曜日とかなら、もっと選手たちもコートに慣れてレベルが上がると思います。
あとはですねぇ。。。
観客席がすくなかったな~
チケットが高かったってのがあるかと思いますけど、こういうイベントって、もっと観客席側からも熱いモノがあって、良いゲームやポイントに会場がどんどんヒートアップしていってさらにレベルの上がったプレーが出る、なんていう流れがもっとみたい。
応援団とか、つくっちゃったらどうなんでしょう。団長とか、メインの応援団は仕込でもいいから、入場したお客さんに熱を持たせるような企画とか、あってもいいと思いますよね。
デ杯の時なんかは長年頑張ってくださっている団長さんを中心に、選手たちが入ってくる前から会場をあっためておくじゃないですか。
団体戦っぽくだから、サポーターごとチームの後ろに立って大声援をおくる、みたいなことをしたいですよね。それこそ、レギュラーシーズンではテニスの大会ではお客さん側が出来ないこと。
テニス界の年に一度だけある、ほんのわずかなシーズンオフにできた、楽しいお祭りってことじゃないんですかね。キリオスだって毎年楽しみにしてるってコメントしてますし、選手たちも気持ちを切り替えたり、他の選手たちと仲良くなってモチベーションを上げられる場になるかもしれませんしね。
あれだけ観客席が空いていたのが、すごくもったいないような気もしました。
だけどすごく楽しみました。また来年もさいたまスーパーアリーナでやってくれないですかねぇ。。。