日別アーカイブ: 2017年11月9日

動き方もいろいろ

ストロークの打ち方を正しく教えられるようになりたいと思っていますが、人それぞれ意識している事は違うもので、こちらが10人に向けて説明をしたとしても、聞き取り方や取り組み方は同じに聞こえないようなことがよくあります。

そういうのをある程度許容するのもスポーツを楽しむ道かな…と思う事もあるのですが、どこまでが許せて、どこからが許せないのか?コーチの気分次第?というわけにもいかないでしょう。

例えば、ストロークの打点でのタッチの仕方がやっと浸透してきたとします。腕からラケットへ加速が乗り、面の向きを維持できる打点のあるべき姿が皆さんに確認できる。コーチとしてはニンマリできる瞬間です。しかし、ある程度揃うかと思われるショットの質や、勢いの強さ、弾道の安定感などは人によってまだまだ差があります。

背中が曲がって頭を下げる人、背筋を伸ばして打つ人、足を細かく動かす人、大きく動かす人、タイミングの取り方も人それぞれ。

…コーチ。それでよく「タッチの仕方はみんなできるようになった」?どうしてそれで同じ項目をクリアしたって言えるの?

と思うでしょ。

腕とラケットに注目するだけの練習メニューがあるので、そこで確認できているってことまでなんですね。まだ実践レベルではないのでしょう。

軸足、というのは「打球フォーム」においてはかなり大事な項目で、それがしっかりしなければ打点そのものが不安定になりがちになります。

打点の前の型を持つ事になるんですが、リズムとも言いますし、形でもあります。

それが一定の条件を満たしてくれれば、結果の方・・・飛んでいく打球そのものもある程度の範囲内に同じように打てるようになります。

飛んでいるボールに打点を合わせに動くことが最初に出来て欲しいこと、なんだと思います。

その次が、そのラケットに当たったボールが狙ったあたりに飛ばせるようになること(打てるようになること)

さらにその次が、そのショットに勢いをつけてもコントロールが維持できること

 

・・・というのが導入時期の順番かなぁと思います。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 16:34 | コメントをどうぞ