素直な少女のような、スレていないコメントなどで、人柄もふくめて人気急上昇中の大坂なおみちゃんですが、ファースト・ミーティングでシャラポワを撃破しましたね!
ライブでは見れなかったのですが、youtubeのおかげでダイジェストが見れまして、すごいプレーをしていました。
たぶんちょっとシェイプアップしてきましたね。体つきもすこし締まった感じになり、驚いたのは動きの速さです。
男子のようにコートを走っていました。しかも、走らされてもカウンターの速いこと!
シャラポワの試合後のコメントでも、「彼女のペースに合わせるには慣れが必要」っていうくらいですから、世界のトップレベルの中でもちょっと次元が違うのでしょう。
だってシャラポワだって強打で押して勝つプレーですから、そのシャラポワをディフェンスに回らせてなおかつ勝ち切るんですから、自信に満ちたプレーであることがうかがえます。
6-4・6-4のストレートだったのですが、どちらも序盤に大坂がブレイクに成功して、中盤おいつかれて4-4になります。
そこからもう一回大坂がブレイクして、セットを取る、という、もしも自分だったらプレッシャーをかけられて追いつかれた所から崩れちゃうだろうと思うところを、終始自分の得意なプレーを押し切って勝ちました。
「マッチウォンバイ・・・」のコールと同時にニッコリ笑顔になった大阪。
それまでの気迫のプレーから、飾らない少女のままのような彼女に戻った瞬間のように見えました。
去年までの大坂なおみのプレーはもうちょっとプレーに迷うようなシーンがあったり、追えないボールや反応できないショットがあったようにイメージがあるんですが、この試合のプレーはとてもタフでした。
速いサーブに、速さも深さもあるショット。走らされても切り返しをきつくカウンターをとれる穴のなさ。
さらに、プレッシャーのかかる場面でも崩れない攻めの姿勢。
シャラポワもぶれずに気迫のプレーを貫いていこうとしていたと思いますが、大坂の強いボールを追いきれないシーンが多くありました。
精神的にはシャラポワを圧倒しかかっていた、というように見えました。崩れなかった元女王もすごいなと思いましたが、それ以上に今年、大坂のさらなるジャンプアップに期待されるビッグマッチでした。
次戦のラドワンスカとは、どうやって戦うのか、また楽しみです。