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ナガキヤスヒロ

ナガキヤスヒロ の紹介

フリーのテニスコーチをしています。テニスにこだわること数十年。。。こだわりが強くて周りに引かれることも多いくらいですが、コーチとしてはアリかと。 こだわりはあるけど発表できない世の中ではダメだ!と思いブログを再開します。 以前のブログ=「身辺テニス情報」 オタク万歳!!

変革期か

まだ過ぎ去ったばかりですが、去年一年間を振り返って、最も盛り上がった(自分的にですが)テニストーナメントは、全豪オープンでした。

興味がそそられるカードが1週目から多くて、暇さえあれば見ていました。そして男子シングルス決勝のカードが、去年を怪我で苦しんだ二人のレジェンド、フェデラーとナダル。

今思い出しても泣ける。。。テニスの観戦で泣いたのも初めてだったし、思い出して泣いちゃう試合もこれですね。すごい感動した。

全豪前にフェデラーが調整しているコートのライブ配信があり、日本ではお正月でしたがL・プイユとトレーニングしている様子が映し出されていました。笑顔で息を弾ませながら、楽しそうに練習する二人。声はフェデラーだけでしたが、この先のホップマンカップには13年ぶりに出るんだよ、あの時はミルカ(奥さん)とダブルスしてさー、なんて会話も聞こえるような、和やかなムード。

グランドスラムの頂点を目指し、集中して鬼気迫るトレーニング風景。。。じゃないんですよね。きっちりきっちり、自分自身のパフォーマンスにたいしてフィットする身体づくり、そしてポイントに対する入り方や勝負所でのメリハリ、そういうのをきちっと確認しながらやっているような。油断は無いけど、神経質にはならない、そんなトレーニングに見えました。

それからホップマンカップ、さらにブリスベンでは錦織が決勝に進出するなど、全豪前にワクワクするドラマがいくつもあり、ジョコビッチが久しぶりの優勝をかざったりなど、話題としても期待が高まる大会でした。

さらに公式サイトで試合コートをすべてチェックできる(ロッドレーバーやマーガレットコートアリーナ、はては20番コートまで)ので、パソコンやiPadなどがあれば、どこでも配信画像で試合を楽しめ、またオーストラリアは日本とほぼ時差がないので、どうにもこうにも楽しめた、というのがすべてだったと思いますが、本当に楽しませてもらいました。

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そんななか、シーズン序盤でフェデラーナダルワウリンカあたりがおおきく活躍し、見ごたえのあるシーズンを引っ張っていてくれたと思いますが、じょじょに怪我などの戦線離脱組が目立つようになってきました。

夏ごろには錦織が手首の筋を痛めてワシントン?でしたっけ大会期間中に今シーズンの終了を発表し、ランキング上位のマレー、ジョコビッチ、ワウリンカ、ラオニッチ…など、つねにツアーを彩っていたスター選手たちが次々と戦列を離れることになりました。

全米もナダルの優勝や、勿論アンダーソンの勝ち上がり、シャポバロフというニュースターの登場など、つねに目を引くような話題が持ち上がりましたが、トップ10選手の6人が全米に出られない、というのも大きなトピックスだったと思います。

錦織のいないジャパンオープンは例年通り有明に観に行くことができ、シングルスの試合もチェックしましたが、ダブルスの観戦がとても面白いと感じた年でした。そのあとの全日本も男子、女子、ミックスのどのダブルスのコートも素晴らしい試合が多くて、それまで知らなかった、名前は知っていてもプレーを見たことなかった選手たちを沢山覚えて帰りました。

 

若い選手や、面白く見れるダブルスなど、すこし様変わりしたように思ったわけです。

 

※                          ※

 

てなわけで今回も長々と語ってしまったわけですが、テニスが楽しいのは変わらずに、色々と「いつもとちがう」ようなことで見方が変わったところのあった、私にとっての2017年のテニス。

相変わらず毎日tennis365のニュースやブログはチェックしていますし、不定期ですがこのブログも続けられています。

今年になって思うのは、戦列を離れてしまったアイドル選手たちの復帰を今か今かと待ちわびつつ、今日も話題に上ってきた若手の有望選手、また去年の最後に相当自信をつけたであろう、ディミトロフとゴファンの二人にも注目したいと思います。

新しいジェネレーションの筆頭であるズべレフ弟くんの活躍にも期待したい所ですが、彼のテニスの良いところを封じられた時につかう策とか、それでも上からたたき込む、みたいな気迫とか?そういうさらにチャンピオンになるために備えなければならない自信が付いたようなプレーが見てみたいです。

競った試合で徐々にフラストレーションを貯めてしまってプレーの質が落ちてしまうようなゲームが見られましたからね。。。でも期待しちゃいます。

復帰した錦織や、マレーやジョコビッチがどのくらい彼らと伍することができるのか?ワウリンカのこと忘れてなかったか?モンフィスとかツォンガとかベルディヒとかキリオスとか!また見たい試合の人もたくさんいます!

さあ、また全豪がはじまります!

錦織は南カリフォルニアのチャレンジャーからスタートですが、それもニュースになるでしょう!

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:13 | コメントをどうぞ

正月弛緩。。。

12月29日に1時間半ほどのレッスンをしたのと、昨日(1月3日)に室内ハードコートで3時間のレッスンをしたのですが、この間はスクールのレッスンがなく、基本私はおやすみモードになっていました。

この2回のレッスンのお陰で少しテニスに触れていられるかな、と思ったのですが、今年のお正月はぐうたらでした。。。やっぱちょっと反省しなきゃです。

30日は奥さんのお誕生日でもあり、やっと来たお休みでもあり、この日から一日家にいて基本、横になってた。

本を読んだり、パソコンいじくったりはしてたんですが、座っている姿勢すら長持ちしません。

私、椅子に座って足をぶらぶら下げておくの、あんまし得意じゃないんですね。日頃が立ち仕事なせいか、椅子に座って長時間の作業がなんかできません。

リビングにはもうボロくなったソファがあるんですが、読みたかった文庫本を持って降りていっても、まずソファに腰かけて、前のテーブルに足をのっけちゃわないとゆったり読めない。で、小説だから長期戦(?)に望む形で座りたいから、足を下ろしているとすぐに姿勢を変えたくなっちゃうのがわかっているので、長座する格好から入るのですが、それも結局すぐに3人がけのソファの方に足を伸ばして、腰が楽になるように座る。そうすると知らないうちにソファに横になってる格好になってるってことですね。

これが絶対よくない。なんだかんだ一日中、横になって生活しているようなもんです。

大晦日に実家に帰ったら、たらふくご馳走になり、またお茶がすごく出てくるので飲んでも飲んでも足されていく。もうお腹、というか腹腔がパンパンで、「こりゃあ太るぞ」ってその時思ってるんですが、2日にある親戚の集まる新年会まで、なんだかんだ、お腹を空かせることのない生活。もうヤバいです。

それで昨日の、室内ハードコートでのテニス。偉そうに教えてるくせに、最後のゲームはミスしまくりました。。。飛球のリズムに自分の体が反応してなくて、追いついてラケットに当たるけどコートに入らない。こりゃあまずいと思って、今朝のレッスンはマンツーでラリーの多いテニスができるので、お客さんの方にも丁寧に返すことで自分の動きにきちんとリズムをつけようと思っていたら、まず反応が悪い。

 

正確には、目と手は動くんですけど、一歩目が自分の思いとは裏腹に動かない。

体がテニスに馴染んでるはずなので、テイクバックを開始するってことは足も反応するように体ができているはずなんですけど、足の動きがもっさりしていてついて来ないんです。

トシ?のこともあると思うんですが、一日中横になって生活していれば、筋肉も痩せてしまいますよね。(太ったんだけど、その分脂肪が。。。)

朝イチでいつも履いていたオムニ用シューズに足を入れたらキツイなって感じたので、まさか足も太ったんじゃ…?

少し動いたら馴染みましたけど、ここから一ヶ月くらいはリハビリですね。

少し速い動きとかに足のリズムを作るようにして、ダイエットを兼ねてついこないだまでのテニスくらいには戻さなきゃ。

 

年をとったらテニスが下手になる、ってことはないと思っています。が、やらなきゃ運動能力自体が落ちて、維持できなくなっていきますよね!

 

もー、自分が許せない。がんばろうっと!

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:36 | コメントをどうぞ

さっそくテニスロス

12月29日。スクールのレッスンは昨夜の最上級クラスの担当で終了。

今朝、ふだんプライベートレッスンでお世話になっている生徒さんから、息子さんといっしょに受けたいとオファーがあり、朝の時間だけコートに出かけまして…

 

本年のテニスの予定は終了いたしました!

最後になったレッスンも、息子さんふだんテニスされない大学生の方なんですが喜んでもらえたそうだし、このところゆっくり一日家にいてのんびりしたいなーなんて思い始めていたところでもあったので、晴れて今日は気分がいい!って感じで、さて食いたいもんでも食って、読もうと思ってたマンガでも1巻から通しで読んでいってみよう!

なんて思ってましたが!

そこそこ銀行行ったりだとか庭の草むしりやってキレイにしとけだとか、昼飯後にもちょいちょい用事があって、16時頃に落ち着いたらやっぱり小腹が減るっていうか、口さみしいっていうか?

次男坊つかまえて「お菓子買いに行こうぜ」って誘ってみるも私が行こうとしているところでその次男がバイト始めたりとかしているらしく、気まずくて行けねーよ!なんて跳ね返されたりしました。

口さみしくてお菓子買いに行ったはずなのに、食欲があるもんだから味噌煮込みうどんとか買っちゃったりして、それ食い終わったら奥さん帰って来て晩飯が・・・っていう流れもまたすっごく間が悪い。

 

 

 

 

 

さてこういう時に。

無性に打ちたくなるショットは何でしょうか?(笑)

私はバックボレー!

ネットに詰めて飛び込みざまバックボレーをクロスにスパッと決めちまいたいです!

 

そんなことを考えているうちに、今日でしばらくボール打たないことがさみしく感じる年の暮れでした。まだ1日経ってないよ。。。

新年の打ち初めは三日!それまでラケットに触らずに我慢できるんでしょうか!

多分ガット張り替えちゃったり、グリップ巻き直しちゃったり、グラム計り直してバランス調整しちゃったりするんじゃないでしょうか!

体は休めなきゃ…もうトシなんだし…しかし年末いっぱいは大掃除だとか実家に帰るとかあるしなぁ

休みの間で太るとナマるはできるだけ抑えとこう…しかし食っちゃうよなぁ…年に一度どうしてもこの時期は…

さて1週間の休み。どうなるんでしょうか!

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 21:31 | コメントをどうぞ

コンパクトなフォアのテイクバック

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365の解説ページから拝借しています。A・アガシのフォアハンド。

引退してからも世界各地でエキシビジョンなどで活躍していますが、レベルが落ちたように見えない人。私もナマで有明に来た時に錦織とやったのを見ました。太ってたけど、すごい球を打ってましたね〜。体重増加もショットに好影響だったりして。

さて、世界屈指のリターナーとしてその名を残す、というキャッチもできそうなアガシですが、よく、「コンパクトなテイクバック」と言われる動きの見本です。

昔はこの「コンパクトな」がよくわからなくて、小さく腕をたたんでみたりしたんですが、見た目のコンパクトさじゃないんですね。

このアガシのテイクバックからフォワードスイングまでのところが、最も象徴的な形かな、と今回365のサイトから画像を拝借してでもアガシの画像を使いたかった。

流れ写真

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いちばん左側のアガシから、3人分のところまでが今回のトピックスに上がっている部分です。いちばん最初のラケットが写っていませんが、想像して見てください(笑)。

これ、手のひらを外向きに作りながら、肘をあげたんですね。そこからすぐに肘を前向きに帰ると、もうインパクトの近くに腕を作ることが出来ます。

スイングは後ろから見れば、「横振り」になります。要するにラケットを落とさずにスイングし、打点を高く取ってもストレスにならない位置でヒットできるようになるって事です。

ライジングボールストローク

なんか響きがカッコいい。

アガシの代名詞ですね。伊達公子さんとかもそう。

というか、今はこういう先達を手本にして、ほとんどのプレーヤーがこういうスタイルになってきています。

我々がスクールで教えることになる、いわゆる「タテ振り」のスイングではちょっと苦手な人を増やすことになるであろう、高い打点のスイングですね。

ボールがバウンドして、再び頂点から落ちるまで待っていられるのは、ボールをゆっくり打ち合わないと狙いのための時間がないような、初級者に当てはめた基本になると思います。

しかし、ラリーなどの実践的なコートに立てば、初級者の方が弾道の高いゆっくりしたボールのほうが多くなりがちです。そうすればバウンドは必然的に高くなる。

その割には深く打て、っていうのを試合のために教わるので、バウンドの高いところの処理が上手くなっておかないと、コートの後ろの方にずっといなきゃなんなくなります。

サーブのスピードも出るようになれば、ストロークラリーよりもバウンドの足が長くなります。つまりバウンドの頂点のあたりで打てる形は、どんなシーンであれ、やり方がわかっていないと不便ですね。

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これこれ。スクールで最初に初心者クラスで習うやつ。

これ、腕をひねらないで振ることと、薄いグリップで持つ、ということを優先して考えるとこのフォームが最適です。飛んで来るボールの都合じゃなくて、ラケットを持って打ちやすいところを探すとここになる、っていう。コーチは手で投げて優しくこの場所にボールを送ってあげます。まっすぐ飛ばせればハイ、出来ましたね!って褒めてあげられます。

悪くはないです。異論はありません。こうやって理解してるじゃないですか。ただ、ラリーになると教わった打点にボールが来ないってことが後から問題になる、ということがテニスを難しく感じさせるかもということを、ずっと考えてきたんです。

相手が打ったショットに、うまく打点をあわせて打ち返す、というのがテニスが上手くなっていくときに必要なことです。そこに注目すると、いかに当てやすいようにラケットを持てるか、ということが取り沙汰されてないような感じで、そこに光を当てなきゃ、と私は自分の教則を作ろうと思っているわけです。

それで、この教科書のフォームで教わった人が、一年後にアガシのフォームになれるか、というと接点がないような気がするんですよね。

で、アガシのフォームを最初に教わった人は一年後にどうなるか、っていうと?

まあフォアハンドストローク以外は何にもできない人になるでしょうね(笑)。

フォアのグリップではそのほかのショットにかなり制限が出ることになるし、ボレーやバックハンド、またサーブなどにもちょっと共通点があったとしても遠い親戚くらいの感じがすると思います。

その中の要素をちりばめておきつつ、感覚を上げていって対応力のある教え方をしていくと、一年後には試合に出ても大丈夫なくらいにはなるんじゃないでしょうか。勝てるかどうかは別ですけど、はじめて会うおっかない相手(に感じる)人のショットでも、「返球できる!」という自信がつけば、楽しめる試合になると思うんです。

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さて、もう一度、一番上のアガシの写真を見てみましょう。一コマめとふたコマ目の間にある動きに注目です。

一コマ目は、引いています。ふたコマ目には、もう振り始めていますね。

ラケットなしでシミュレーションするなら、手のひらは外向きにつくります。それが大前提。

で、アガシの一コマ目の時には、外向きの手のひらが、指先を上になるように引いていると思って下さい。

二コマ目にはその指先を後ろ向きに倒すと、ヒジ関節は内向きになっているはず。その引き付けるようなスイングの形で打点に入れてくると、こんな感じのイメージでスイングがスタートします。面が今すぐにでも打てる形になっているから、打点の位置に二コマ目を近づけるような感じで作るのが、「合わせ」という技術になるかと思います。

 

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:37 | コメントをどうぞ

ボールに体重を乗せるって

今日のタイトルですが、、、これね、高校時代にテニスをはじめて、部活とかには入らないで、一人でやっていたんですよ。

テニス雑誌がコーチで、鏡(窓ガラス)を見ながら素振りとかして。暇があれば壁打ちしに行って、たまに兄貴とコートとってテニスする、みたいな感じで、ちゃんとはやっていなかったんです。

ボールは打てたので、そこそこスピードとか出るわけです。それでボールをコートの中に収めるのが難しい、みたいな。そんな遊びのテニスでした。

で、当時からですよね。「体重の乗ったショット」みたいなものにあこがれて。

で、ボールの勢いが増す、っていう程度にしか考えていないですから、ラケットを振る方向に体重が行くように動いてみたりするわけです。かえって不安定になるばかりでしたね(笑)。

「体重を乗せる」

って、軸足にシッカリ乗る、というとてもシンプルなものです。

そうすれば、インパクトがしっかりします。

他に大事なものと言えば・・・リズムでしょうね。軸足に乗って、地面からの反力をもらってスイングに活かすような?そんなイメージでしょうか。

ボールの方の都合だけ見れば、ボールが最も反発力が高くなる条件というのは、垂直面で考えれば
「硬くて、重たい」壁に当たる時がもっともボールの跳ね返りが強くなります。

止まっている壁に当たったとしても、動いているラケット面に当たったとしても、インパクトの時間は変わらないそうで、もちろん動いているラケット面の方が動きのベクトルがありますからパワーはある。

ただし、ラケットの真ん中に当たったとしても圧力はあるわけで、ボールに押されるような条件下でのインパクトもあるわけですね。それが「体が開く」のような表現で言われる、「振り遅れ」とか「打点が差し込まれた」ような状態のインパクト。

そこで「ワキを締める」という、重さに耐えうる腕の形であることと、その先のラケットヘッドが加速し始まっている状況、という条件は不可欠になりますが、普通に打ってボールが飛ぶのなら、そんなに悪くはならないはずですし、簡単なボールへの再現性の高いインパクトができるのなら、その条件はおおむね満たしていると思っていいでしょう。

ちょこちょこ足踏みをしながら、その再現性の高いインパクトをしても、軽く振って軽く飛ばしているような感じながら狙った方へは打てているはずです。

同じように動きを持たせてボールに追いつき、一歩手前に軸足を決める動きをして、スイングのゴールはもう一方の踏み込んだ足の上で、という体重移動が出来るだけで、腕は強く振らなくてもインパクトが強くなることが分かると思います。

ということは、ショットの精度を落とさずに強めのショットを入れたいときには、しっかり軸足を決めておいて、大事なインパクトは狙った通りを外さないようにすることが出来れば、普段よりも腕を強く振るようなことはしなくても良くなるわけです

軸足に「グウっ」とのって、「バン」と当てる。そんな感じです。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 10:25 | コメントをどうぞ

たしかな手ごたえ=無駄なことはしない?

先日書いた記事に即しての話ですが、打っても入らないことがある、っていうのは、自分ではできると思っていたショットがミスになるという事です。

こないだのにはチャンスボールの時の例を挙げましたが、べつにチャンスボールの時しか強打しない、ってことはないですよね。

あれをああやって書いたのは、相手が打ってきたショットがむつかしくない状況でもミスれる、ということは自分の方に原因を探さなきゃね、ということを分かり易くしたらそうなっただけの事です。

走っていけば追いつけそうだと思うし、追いつけそうだから出来るだけ良いショットを打ちたいと思いながらボールを追ってるわけです。

で、その「いいショット」の定義がむつかしいですよね。

私が心掛けてるのは、「その次に相手が攻撃しにくくする」ことができれば、自分のショットは速くなくても、思い切り打てなくても「いい球」を打てたと思う事にします。最低限、「やっべー」って思わないでコートに立っていられるときは、相手はそれほど恐ろしくない。

で、ロブを上げるにしたって甘くなったりアウトしたりするリスクを負っています。
パスを打つにしたって、ネットやサイドアウトのリスクがある。
速い球を打ったら、強すぎてホームランかもしれないし、低く打てばネットに当たっちゃうかも。

・・・そんな風にマイナス要素ばっかり気にしていたら、弱気なショットしか打てませんね。それってチャンスボールを相手に贈っているようなものだし。

だから、強気にガンっと打ってもしっかり入るようなショットが欲しいわけですし、高さも深さも十分なロブを上げたいわけだし、短めにコントロールしたショットをアングルに打てるようになりたいんです。

※                             ※

さて、そのショットを自信を持って打てるようにして行けるようにするには、反復練習とかで何度打ってもきちっとコントロールできる打点の感覚を得ておく必要があります。

でも練習する時間があまりない。だけどそれが出来ないと試合が心配!です。

理解しておいたほうが良いことがあります。

打点の形は、ほとんどの形が「ブロック」の形に近いと思います。そのまま壁に寄り掛かっても支えていられるくらいの腕の形です。

スライスを打つにしても、ボレーを打つにしても、トップスピンを打つにしても、たぶんその方がコートに入れる事だけを考える、狙った方にボールを打つ事を考えるなら一番大事な要素というか条件かと思います。

ちょっと前に書いた記事の中の言葉を使うなら、スイングの中の「エクセレント」の方の打点の話ではなく、「グッド」を取り続けるという方の話です。

フォアハンドストロークでの形は、バックハンドを両手での形?片手では?ボレーの時にフォアとバックを同じ握りで瞬時に反応するには?それぞれのシーンでどこかにあるはずです。

ブロック、とは「カタマリ(塊)」ですから、ラケット面は重くてかたい壁のようなもの、とイメージしやすいですが、実際にはスイング中のある形のことで、その瞬間にボールが当たると、パワーもあって面を維持しやすく、狙った方にボールをコントロールしやすいというように様々な条件が一気に集まってやってくるようなものです。

握り方や体の向きにもより、全員が同じ型というわけでもないものですから、各々探してみましょう。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:11 | コメントをどうぞ

なんで「打っても入らない」のに打ったのか

ゲームすれば、勝ちたいわけですから、ここぞというチャンスにしっかり打って決めたいものですね!

でも、その決め球が難しいと思っている人は沢山いると思います。

・決めようと思って強く打つと入らない
・入るように打ったら今度は決まらない
・どこへ打つか迷うようでは余計にミスる

…なんてことで悩んでいると思います。

でもそのコート上での状況は、「いま打たなきゃいつ打つんだ!」っていうくらいのチャンス。速い球が抜ければエースになるくらい相手のコートにスペースもあるし、おあつらえ向きにフォアハンドが打てる状況。だったりします。

でまあやっぱりミスるわけです。弱気になって取られることもあるわけだし。決まったと思ったら相手が走ってきてやっと当てたようなロブにびっくりしてさらにやらかしちゃったりもするわけです。

それで怒りの矛先は自分ですね。「何やってんだよ!自分!」でも自分だからそれ以上どこにも処理できませんね。

                      ※                   ※

上手い人はそんなことなく、ここぞとばかり、良くそんなとこ狙って怖くないね、っていうコーナー一杯のところに絶対取れないように打ち込んで来てエースを奪います。
ああ、自分もあれが武器として備わっていればなぁ・・・

出来ない人が持っていないのは、

「確かな手ごたえ」をくれる打点。

その代わりに持っているのが
「タイミング」と
「スイングに力を入れてスピードを出す」

事だと思います。

強くあてる事と、強く振ることは別のもので、その違いが判りませんという方はやっぱりボールを打っても分からないと思います。
概念的なものも理解できないんだろうし、上手な人が出来ているボールのスピードだけに目を見張って「そうとう思いっきり引っ叩いたんだろうな」としか想像できないってことなんでしょう。

もちろん、強く振れば強く当たります。だけど、鋭くあてても強く当たりますね。強く打たないふりをしておいて、わざと強くあてるようなこともできるでしょう。だから、強い当たりを得るには、「腕を強く振る」ということだけじゃなくてもいいんですね。

「タイミングがドンピシャだったら出来るようになるんだろう」っていうのも正解の1つだと思います。
ですがどんな状況でもドンピシャのタイミングに・・・はなかなか出来ないのが人間じゃないですか。

むしろ、狙ったところにボールをいかせるには、最低限これが出来てなきゃいけない、という簡単なことをなおざりにしていきなりプロ選手みたいな決め球をイメージして自分なりに打ってみただけの事なんでしょう。で、ほぼほぼ出来たんだけど、タイミングがちょっとだけずれたとか、その瞬間のラケット面がちょっとだけブレたとか、思い返してみてもその瞬間にはどうしようもなかったくらい強くて速いスイングをしていたわけです。

チャンスボールなんだから、相手の返球が難しかった、という状況のことは考えていなくていいと思います。ゆっくり飛んできて、よーく見えるボールに対して当たり損ねたり吹かしちゃったりしているわけですから、自分のラケットだけが自分で管理できないくらい速かったのでしょう。

だから、たまに成功する「ドンピシャ」にむかってまた神頼みみたいなスイングをすることになっちゃいますね。

状況から考えたら、うまい人の方から見たらそんな遅い球は真面目にやったら当たり損ねなんかしないで打てなきゃならないのはわかるし、狙った通りのラケット面がそこで出来上がるようにスイングを持ってこないと確率が悪くて使えない武器にしかならないと言うと思います。

打点の形になりに行くことと、同時にそこにボールがやってくるように動くことで

「確かな手ごたえ」の打点が明確になってくると思います。

ボールがどこを飛んでいて、どこで弾んでどう動くのか、じつは予測はかなりできているはずです。タイミングを合わせるんじゃなくて、その場所でラケット面を作っていれば、スイング速くても遅くても狙った通りにボールをコントロールすることには変わりなくなります。位置も、形も合せてのタイミングでしょう。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ナガキヤスヒロ 16:49 | コメントをどうぞ

全部を一気に…って難しい

打球フォームに問題点があって、自分で気づいたとか、コーチとかに指摘されてるとかで、何しろ自分自身に改善したいと思っている要素があるとします。

そしたらその要素の練習をしたほうがいいわけです。

??どういうことか?っていうとですね、改善したい所があるっていう事は、その先にある自分が掲げた理想のフォームがあると思います。

例えば簡単な例として、錦織選手のフォアハンドみたいな感じがいい!と自分のフォームに課題を作るとするじゃないですか。そうするとテイクバックの形からインパクトの位置だとか、スイング軌道に至るまで、スタンスなんかも修正しなきゃって所からやっていたら、かなり難しいと思うんですね。

 

で、モノマネのフォームでも雰囲気が出せるようになったとして、色々なことに気を使いすぎてショットのクオリティが全然高くない。。。なんてことにもなりがちだったりします。

で、なんでそういう取り組みをしたかっていう「そもそも」の部分にもどると、

・しっかり回転がかかってコートに入れやすいと思った
・ダイナミックなフォームで回転がかかっても威力が落ちないのはこれだ!と思った
・ボールに(打点に)入るリズムが自分に合っているような感じで、できると思った

・・・なんていうところでしょう。

それで、真似を始めると、自分の今までの打ち方とどこが違うのかを調べる様になります。テイクバックの仕方や、その時の面の向きや腕の高さ、左手の位置など。スイングの軌道を作るのにヘッドを上げたり下げたり。スムースにフィニッシュの形に持って行くのに、最適な打点の位置は?など、調べようと思えば似せるためにやることは結構あります。

 

さてこれ、テニスコーチが生徒さんのフォームチェックをしようとするときに見る項目でもあったりします。

グリップの握り方。スタンスの取り方、打点の位置、テイクバック、フォロースルーなど、動きの流れを全体的にも見ながら、部分部分を要素に分けてチェックします。

そうするとどの要素が何の働きをするものなのか、知っておくと便利なことが分かります。威力を上げる要素、コースや高さを決定づける要素、回転をかけるための要素、深さを変化させるための要素・・・そして、それらを準備し実行するのに必要な時間、などです。

 

元々似ている人は、どれか一つの要素を、自分の打球フォームに関連の薄いところ(…打点よりも早い時点で準備出来る事)で似せるだけでグッと雰囲気が出る様になります。それで、そのまま打球できたりします。

似ているといってもラケットはひいてるし、振ったら当たるし・・・程度の似方(顔が似てるよ、だって目が二つあって鼻が一つ、口が一つで一緒じゃん!ていうのと同じレベル)だとしたら、どれか一つの要素を選んでも程遠い感じがしたりするわけですね。もともと似てないっていう。

でも憧れの錦織選手にちょっとでも近づきたい!っていうときにはどうしましょう。

まずは二つの項目

・グリップの握り方
・打球フォームの最初と最後を流して動かす

ていうところからかな。

グリップの握り方は、そのまま打点の位置を示唆しますから、そこが違っているとどうしても似ません。素振りでいいんならモノマネは良いですけど、打てないですもんね(笑)

そう、ここでは実際に打球しなくてもいいんです。打ってみてうまく飛ばなくてもいい。

そこからうまく打てるようにするにはどうすれば考えていくってことですから、基本的なアウトラインをつくってくれるのがこの2要素なわけです。

その握り方で垂直面が作れる形(=腕の位置と、身体の向き)

打点が作れたら、そこでネットのすぐそばから狙った方へ当てるだけでもコントロールしてみます。

ネットのすぐそばは、そこにネットがあるのを強く意識しやすいようにです。

あんまりテイクバックもスイングもいらない。狙った方にボール飛ばす分だけ、そうすると打点からフォロースルーをすこし、というだけでも目標に似せられるかどうかはわかります。素振りでフィニッシュの型を作っていますから、その形に持って行けるかどうかがわかれば、コントロールできて形もにてる。

そこでネットから離れて、よりボールを飛ばすようにするにはスイングを大きくする必要が出てきます。(だからネット際からの時に強打で練習するとわかんなくなる)

で、そこで精度の悪いショットばかり行くようだと、打点へのアクセスの仕方が悪いってことになります。近すぎたり遠すぎたりっていうフットワークのレベルか、フォワードスイングで面がブレるなどの動作の問題か、そういうことが浮き彫りになってきてはじめて取り組むべき上達への要素が分かってくることになります。

ラケットは立てて入れたほうがいいのか、寝かせてからの方がいいのか、力を入れるのは打点の位置か、その前か、あるいは後なのか?回転をかけるのは、身体の力で腕を強く振ったほうがいいのか、それとも腕の動きに流れを持たせてやるものなのか?

コントロールがいいほうがいいわけですから、そういう事に課題を付けて取り組んでいけばいいわけです。

そして、球出しのボールから、ラリーの活きたボール、そしてポイントやゲームでのプレッシャー下でのプレーに活かせるようにしていけば、いずれ完成するんじゃないでしょうか!

 

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 17:10 | コメントをどうぞ

「正解」と「真理」とは別の話

前回のこのブログの記事は「正解は一つじゃないんだ」ってことを書いたのですが、それって言い方を変えれば「応用が利く」ことは利用すべき、ってことなのかもしれません。

たとえば、私自身に関していえば、ベースラインで打つストロークの強打と、ネット際で打つチャンスボールのスイングも打点も違います。それははっきり形ごと違うというか、ボールを打つときの意識そのものが全く違います。

細かい事でいえば、ベースライン同士で打ち合うときに使うスピンの感覚と、ネットプレーヤーの足元に落とすスピンの質はたぶん、明確に?違います。

なんてカッコつけて書いていますが、ある一定の感覚の中での応用を利かせているにすぎません。たとえば、ボールの軌道の頂点を変える、とかそういう類のものです。そんなに一瞬で複雑なことは出来ませんから、とてもシンプルなやり方を見つけたってことなのかも。

インパクトに向けてスイングしていく軌道にも角度がありますし、それって空中の出来事ですから立体的な動きの中でやっています。言葉でも、写真でも、イラストでも説明はしたいのですが、たぶん同じ感覚で悩んだことがある人にはそこそこ理解できて、まっさらな状態でその話を聞いたりイラストの説明を読んでも、イメージが出来ないかもしれません。

捕球する状態で待っている時って、手の方が入り口を開けて待っているような感覚があるはずです。不慣れだとそれが分からずにボールが飛んで迫ってくるのですごくバタバタしちゃったりします。慣れている人ほどバッチリ位置が決まった状態で入口となる手のひらを開いたような状態で待てるものだと思います。

ラケット面はボールが当たったら跳ね返してくれる、というのが役割ですから、プレーヤーはラケットを上手に扱う事で狙ったところにその跳ね返っていく方向や勢いの強さ、回転をかけたりすることをコントロールしてテニスをするわけですよね。

そうするとグラウンドストロークでボールをコントロールする基本は、ラケット面は地面に対して垂直、という基準が出来ます。そうするとスピードが欲しい時や距離をしっかり出したいようなとき、つまりベースライン同士のラリーをいいリズムで行うための基準が「ストロークの際のラケット面は地面に対して垂直面で」というものが存在します。

その部分は、テニスを上手くするときに守っていなければならないものなので、「真理」の部分でしょうね。

それで、「打点の位置は?」という部分については、正解が出せる場所がいくつかあるっていう事なんでしょう。手首や、肘の関節を上手く使えば前後に幅のある打点のエリア(=垂直面が作れる範囲)が存在します。そうすると、狙ったところへボールが打てるという条件下では「good」の打点から「excellent」な打点までがあるってことになる…かな。

 

へええ、じゃあそのエクセレントな打点ってのを教えてよ、というのはテニスをする人、教わりに来る人の心理だと思いますが、常にエクセレントな打点が必要なわけでもないじゃないですか。

どっちかっていうと、プレーヤーとしては常に「グッド」を外さずにいられることがプレーのアベレージを上げることだと思います。

で、そのグッドの位置を外さない、というコツがひとつ、「ブロックの形」に素早くなれる事なんじゃないかと思います。

「ブロック=Block」は「塊」ですね。ボールは反発力が高くなる条件があって、重くてかたい壁に当たるとそうなります。だから、力を込めてボールを打つ事でもできますが、「強い形」になって跳ね返せるなら、腕力とは関連が薄くなります。要するに骨の強さとかを使えばいいんです。

 

例が遠くなるかもしれませんが、立っている時の足って、そんなに力を込めて立っていませんね。骨で支えているので、筋力は倒れたり崩れてしまわない程度にキープしてあって、意識では使っていないものだと思います。

それを、連続してジャンプする時って、その力と、グッと力を込める事も出来るけど、ぴょんぴょんと跳ねる程度なら筋肉のバネの力を利用していちいち力を入れたり抜いたりは意識してはやらないものですね。そんなような感じの脱力加減が、打点の位置での腕の形として出来て入れば、相手のショットの勢いに押されずに当てて返すことが出来ると思います。

トップスピンなり、スライスなりやり方はそういうところから参考に探してみると、意外と自分で見つけられたりするものかもしれません。

 

それで、その条件の中でコートに入ってテニスをするわけですが、本当におんなじフォームの人を見つけるのはむつかしいですね。どのやり方が世界一素晴らしいのか、そんなの評価のしようがないじゃないですか。

フェデラーとナダルのどっちが素晴らしい、って、どっちもです。お互いのプレーの強みが出せて世界チャンピオンになっているので、自分のテニスの磨き方って、自分で考えてやるようになってからじゃないでしょうかね。

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 09:15 | コメントをどうぞ

正解は一つじゃないんだ、やっぱり

打点についてこだわるここ数年の研究だったわけですが、自分のやりやすい方法もあるんだけど、あこがれる打ち方ってあるじゃないですか。

で、身体の使い方の違いとか、だいぶ分解できるようになって、自分でもモノマネのような感じだったら出来ることもあるんです。

そうすると、やっぱり球種が違う。

同じトップスピンでも、弾道もバウンド後の動きも違う。

それがどの部分の効果で、物理的にどういう理由なのか、なんとなくわかるようなこともあるんですけど、スイングが始まるところから終わるところまでけっこう一瞬なので、雰囲気だけ、っていう部分も多分にあります。

たぶん、私は自分ではフォアハンドストロークはストレートアーム型で合わせやすいボールが多いんですが、昔に比べればはるかに威力のあるショットが打てるようになったと思っているんです。しかし、ベンドアーム型でもストライクゾーンが狭くなる感じがするものの、やってみるとできるし、スピンも威力も一段上がります。ただ、ラリーでけっこう当たり損ねをするんです。打点へのアクセスがうまくいかない。

感覚的にすこし、ボールをピンポイントでとらえなきゃいけないような感じになって、相手のショットが良いと、どうしてもそれを続けられなくなります。

ボレーにしてもそう。

繋ぎの感覚でボレーに立っていれば、かなり速い球でも、どうにか合わせて狙った方へ返球し続けられるようになったのですが、ポーチに出るような動きの時に、相手のリターンが鋭いと決められる気がしません。

はっきりとブロックの形を先に作っておいて手首にゆとりを強めに持たせていくような感じにすると、フォアなら何となくいけそうな気がすることもありますが、バックでは形とタイミングが良くてもしっかり面でとらえることがむつかしく感じます。

だけど、そういうのにタイミングを合わせやすい形(速い球とか、ハイテンポに攻め続けるようなラリー)であることはなんとなくイメージ出来て、まだ自分のものになっていないだけのような気もするんです。

 

こういうの、「上達の兆し」かな、と思い続ける人生であったわけなんですが、もう32年やっていていまだにあるわけですね。

世の中にはいくらでもうまい人がいるし、ある技術に特化した人もいればオールラウンドな人もいます。

見ているだけでも勉強になるんですが、やっぱりそこは貪欲に自分でも出来る様になりたい。

自分のアベレージを上げられることが、テニスをやる人生を選択したうえで、一つの重要な項目でもあるんです。私はオールラウンダー狙いなんです。

教える都合の事もあって、なにかの「正解」を探したいんですが、一つの技術には目的があってその「最適」はあるかもしれませんが、正解って一つだけじゃないですね。

 

そうなんじゃないかと思っていましたけど、やっぱりどう考えてもそうなんです。

 

カテゴリー: 打ち方オタク | 投稿者ナガキヤスヒロ 13:47 | コメントをどうぞ