さあ9月、秋です。秋と言えばもちろん「スポーツ」
とはいってもまだまだ残暑が厳しいです、夏の疲れも重なり体調を崩しやすい時期です。ご自愛ください。
さて巷では「草トーナメント」が沢山行われています。茨木でも日頃から多くの方がいろんな大会に出て腕試しをされています。そんな皆さんからよく試合に関する質問や相談を受けることがあります。
例えば
「見た目そんなに強そうではなくただ繋いでくるだけなのになんか負けちゃう…」
といった内容です。
これはどのレベルにもいるやっかいなタイプです。このタイプは、もっともリスクの少ないつなぎに徹してあなたにリスクの高い攻めをわざとさせて崩れるのを待っているのです。これはずるいのでもなんでもなく実は最強のタイプですね。
本来、対戦相手はあなたの邪魔をするものです。精神的に、戦術的に、また肉体的にとことごとく邪魔をしてきます。
そこで開き直るわけではありませんが、
「思った通りにはいかない」
と考えた方が良いかもしれません(笑)
なのについつい我慢出来ずに打って自滅してしまっては完全に相手の思うつぼとなってしまいます。
ではどうしたら良いでしょうか?
それはあなたも相手の邪魔をすることです。相手も同じように「自分の想った通りに試合展開を運びたい!」きっとそう思っているはずです、それを阻止するのです。
それは「その戦法は自分には通用しない」と諦めさせることが大切でしょうね。
勝負事で大事なポイントは
「諦める」というキーワードです。
相手の勝利への方程式は
「粘って粘って相手がチャンスボールを仕掛けて来た時に勝機がある。失敗をする確率の方が高く、それを繰り返すと徐々に精神的に追い込まれ最後は諦める」
といった感じです。
そのシナリオをこう変えるのです。
「ファーストチャンスでいきなりウィニングを取りに行くのではなく、もう一本確実に追い込む。次のセカンドチャンスも焦らず追い込む。それをじっくり時間をかけて繰り返し完全なチャンスボールを迎えたら確実に仕留める。それを根気よく繰り返すと相手は根負けをし、最後は諦める」
とまあこんな感じですかね。言うのは簡単ですが、実際に行うには根気と技術が必要になります。
難しいとは思いますがトライしてみましょう。
試合で主役になれるか、脇役にまわるかで勝敗が決まります。
【名古屋テニススクール テニスクラブ】