操縦

こんにちは、楢木です。

ワカサギ釣りに行きたいのですが、休みのたびに「寒の戻り」でなかなか行けません。そうこうしてたらシーズンが終わってしまいそうです…

 

 

さて、今日はボールの安定について書いてみようと思います。

「なかなかコントロールがよくならない」という悩みは、よく聞きます。

確かに良いボールを打っていても入らなければ話になりません。

精度を上げるには日頃から意識して訓練をすることが一番重要なことです。

 

 

そこで基本的なことを確認しましょう。

あなたが狙っているコートはどこにありますか?

 

「ネットの向こう」

と思った人が多いと思います。

正解です。

もう一つ気付いて欲しいのは、コートは「下(地面)にある」ということです。

あなたが狙う相手のテニスコートは

「ネットの向こうの地面にある」のです。

 

 

 

まずはベースラインに立って相手のコートを見てみてください。

約1mのネットが相手のコートを全てふさいでいます。

もしネットが網でなければ相手のコートは全く見えません。

目の高さからでもそうなので、実際に打つ腰の高さからはさらに条件は厳しくなるはずですね。

 

テニスで最も大切なことは

「ネットを越してから落ちるボールを打つ」ことです。

(よくオートテニスで正面の壁に書いてあるコートに思いっきり打ち込んでいる人を見かけますがあれはちょっと違う気がします…)

ではどうしたらボールは落ちるか?を考えてみましょう。

最も簡単な方法は

「失速」すなわち威力がなくなれば自然に落下します。

これは普段誰でも無意識に行っています。(簡単に言うと「ゆっくり打つ」です。)

 

 

では他に方法は?

大きく二つ考えられます。

一つはトップスピンです。

順回転は軌道に大きく影響をし、縦に落ちるように変化します。

もう一つはスライスです。

逆回転が飛距離に大きく影響を与えます。

乗り物で言うならばトップスピンがハンドルでスライスがブレーキのようなものです。

トップスピンやスライスは返球をしにくくするだけではなく、自分のボールのコントロールに大変重要な役割を持っているということです。

「強いボール」「速いボール」は相手を倒すにはとても有利ですがその反面、飛距離が伸びてコートに入れることが難しくなります。

スピードとセットでスピン系をマスターすれば精度がキープ出来るということです。

 

「どフラット」は言わば「紙ヒコーキ」みたいなもので、一番操縦が難しいのかもしれませんね(笑)

 

せっかく打てるスピードを抑えてボールを入れにいくのは少々残念です…

しっかり操縦テクニックをマスターして気持ちよく打ちましょう!

 

ならきあきお

《名古屋テニススクール テニスクラブ》


カテゴリー: 未分類 | 投稿者茨木コーチングスタッフ 14:17 | コメントをどうぞ