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EPISODE ⑦ スポーツドリンクはスポーツ用じゃないってホンマかいな⁈(その2)

こんにちは。助手のミスターTです。

今回の博士と助手は、何故水分補給にスポーツドリンクは向かないのかを考えます。
前回の博士と助手では、スポーツドリンクには大量の糖分が含まれていること、そしてスポーツドリンクを飲んでも細胞の中に水分は吸収されないことを説明しました。

前回の1枚目の写真をもう一度載せます。

上 スマッシュウォーター 下 ピンクイオン顆粒

上 スマッシュウォーター
下 ピンクイオン顆粒

まずは、スポーツドリンクの中に大量に入っている糖分について考えます。
ペットボトル症候群という言葉を聞いたことがある方はどのくらいいるのでしょうか。よくわかんないという方に、どういう意味か説明しましょう、
→一言で言うと糖尿病の一種です。
つまり、甘い飲み物を飲みすぎて、結果的に血糖値が上がり過ぎてしまうことをペットボトル症候群と言います。(これで意味が違ったらごめんなさい)

早い話、スポーツドリンクには大量の糖分が含まれているため、1人で2ℓのペットボトルを飲み切ってしまうようでは、熱中症よりも糖尿病の方が心配されてしまうのです。

ですので、なるべくなら糖分を摂取し過ぎないようにドリンクの種類を考える必要があります。
写真下のピンクイオン顆粒は、そこまで糖分が多いわけではないですが、汗で流れ出る塩分やミネラルはちゃんと入っているので、スポーツドリンクは飲みたいけど糖分を抑えたい方に向くドリンクです。

続いて、細胞の中にどうやって水分を入れればいいか考えてみましょう。
皆さまは、グリセリンという言葉をご存知でしょうか。このグリセリンは、細胞に水分を吸収するためになくてはならないものです。つまり、グリセリン入りの水を飲むと、細胞の中に水分を吸収させることができます。

写真上のスマッシュウォーターには、このグリセリンが入っています。つまり、細胞の中に水分を吸収させるためのドリンクなのです。

明日のテニス会は、この二つを試してみて、どんな風になるかを考えてみたいと思います。

助手のミスターTでした

カテゴリー: 過去の企画たち | 投稿者ミスターT 21:34 | コメントは受け付けていません。

EPISODE ⑥ スポーツドリンクはスポーツ用じゃないってホンマかいな⁈

こんにちは。助手のミスターTです。

博士と助手、7回目となる今回は、スポーツ時に欠かせないドリンクについて考えます。

まずは写真をご覧下さい。

上 スマッシュウォーター 下 ピンクイオン顆粒

上 スマッシュウォーター
下 ピンクイオン顆粒


今回のテニス会に合わせて用意しました。

ところで、スポーツ時にスポーツドリンク(ポカリスエットやアクエリアス等)を飲むという方が多かろうと思いますが、実は大きな落とし穴があることをご存知でしょうか?

大博士 imageぬるいドリンクはなんとなく嫌いやねん。しかもポカリとかは甘ったるくなってどうも飲めへん。その理由、何やねん?

では、説明しましょう。
スポーツドリンクには、汗で流れ出る主成分である塩分やミネラルのほか、大量の糖分が含まれています。ウスウス気づいた方も多いでしょうが、この糖分がぬるくなると甘ったるくなる原因だと思います。

今から15年ほど前に、トリビアの泉という番組がありましたが、そこで塩と砂糖を同量ずつ混ぜた水は塩辛いというトリビアがありました。つまり、スポーツドリンクと呼ばれる塩分の入っている飲み物の中には、塩辛さを中和することを目的として大量の糖分が入っているのです。

もう一つ、スポーツドリンクの問題だと思うポイントを紹介しましょう。
それは、スポーツドリンクを飲んでも実は水分補給にはなってないということです。

では、説明しましょう。
人の体の約3分の2(60〜70%)は水分でできています。これはあまりにも有名ですが、その内訳まで知っている方はどのくらいいるのでしょうか?
この水分の半数以上(人の体の約40%)は、細胞の中にあることを知っている方は、相当少ないと思います。
しかし、普段わたくしたちが水分補給すると、細胞の外に吸収されます。よく水は飲むけどトイレが近くなるという方は、水分補給で失敗しているのです。
つまり、やみくもに水分補給するよりも、いかに細胞の中に水分を入れるかということを意識してみると、おのずとわたくしの言いたいことがわかるはずです。

大博士 imageそんなのわからへんやんけ!!!

では説明しましょう。
一般的なスポーツドリンクを飲んでも、実は細胞の中に水分は吸収されません。細胞の中に水分を吸収させるためには、食事などの栄養素と水分を一緒に取ることが大事なのです。

いかがでしたでしょうか。
水分補給を少しでも考える良い機会になったのではないでしょうか。

助手のミスターTでした

カテゴリー: 過去の企画たち | 投稿者ミスターT 21:04 | コメントは受け付けていません。