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全英のシンデレラ・ボーイは今?

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マーカス・ウィリスと言うイギリス出身の選手を覚えているかしら?

彼は2016年のウィンブルドン2回戦でロジャー・フェデラーと対戦して敗退してウィンブルドンを去った選手。

それだけの選手ならこれまでも何人もいたけはずだけど、その中でも彼が特別話題になったのは、実は彼その時の世界ランクが772位だったの。そうグランドスラムの本戦の舞台には到底立てないランキング。

なぜ彼がそこでフェデラーと対戦してのかと言うと、25歳だった彼はその当時既にプロの道を半ば諦めかけていて、地元のテニス・アカデミーでコーチをし始めていたんだけど、ガールフレンドの「まだテニスを諦めないで」の一言で、地元イギリスで開催されたウィンブルドン男子シングルス予選へのワイルドカード・プレーオフに挑戦したの。

するとそこでの3試合に勝利してワイルドカードを獲得すると、ウィンブルドンの予選3試合も勝ってしまい、本戦の舞台へ。

その本戦の1回戦でも当時世界ランク54位だったリカルダス・ベランキスを下して2回戦へ進んで、フェデラーと対戦する権利を得ていたの。

そんなシンデレラ・ストーリーを現実にしたウィリスだったけど、その後も実はパッとせず、シングルスは2018年6月から活動していなくて、現在はシングルスではランキングを持っていないの。

現在29歳のウィルスは、新たな決断を下したらしいわ。それは今後はダブルスを主戦上で戦って行こうと言うことなんだって。

ダブルスでは、昨年はフューチャーズ大会1大会へ出場するも初戦敗退。今年に入って2月にイギリスのフューチャーズ大会へ出場してベスト4入りを果たしていたの。

次の大会は明かされてはいないけど、これからはダブルス・プレーヤーとしてプロの世界に残るようね。

「あの時のウィンブルドンでの全ての時間は最高だったけど、その後は精神的に苦しい時期を過ごして、肘や膝に怪我を負ってしまった。いつもあの時のような素晴らしいことが起こることはないと考えていたし、ネガティブになってしまっていた。」

「でももう過去を振り返りたくはないし、適切な挑戦をしていなかったんだと思った。テニス・コーチでいることに何も悪いことはないけど、あの時と同じ満足感は味わうことはできない。今は更なる目標がある。」

「前にテネシー州のチャレンジャー大会に体重が116キロの時に出場したことがあって、その時に5試合連続して勝利したんだ。体調は万全だったけど、ただ太っていた。テニス・サングレンにも勝って、その試合の直後に友人にコーラを要求したら、彼はスニッカーズさえ持ってきたよ。そこをカメラが捕らえていて、みんな見ていた。」

そう語るウィリスは、これからはダブルスでトップ400とか200を狙いたいと言うの。

「時間制限は設けたくはないけど、まずはトップ400を目指して、それから200入りしたい。ダブルスではそれができる自信がある。ウィンブルドンであそこまでできたんだから。それは、正しい時間に寝て、正しい食事をして正しい飲み物を飲むことより難しいのは分かっているし、自分に取っては簡単ではない。それでもまだまだ学んでいる途中なんだ。」

って、前向きな姿勢を見せてました。また世界の舞台で活躍する日が来るかしらね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 19:13 | コメントをどうぞ
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