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ベレッティーニ&ワウリンカが語ったことは?

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グランドスラム18回の優勝を持つ元女子世界ランク1位のクリス・エバート。現在はアメリカのフロリダ州に自身のアカデミーを運営しているけど、この新型コロナウィルスの影響でツアーがキャンセルしている中でも選手とコンタクトを取ってインタビューをしているんだって。

そんな彼女がインタビューしたのは、4月12日の日曜日に24歳の誕生日を迎えた現在男子世界ランク8位のマッテオ・ベレッティーニ。

彼はもう何年も男子テニス界のトップに君臨して、ビッグ3と呼ばれる3選手について語り始めたの。

「ロジャー(フェデラー)はテニスそのもの。彼はやりたいことを何でもやってしまう。とても簡単に。彼は自分のアイドル。彼のことなら2年間は話していられる。彼はこうなるべくして生まれたような選手。ノヴァーク(ジョコビッチ)は機械。自分としては、彼との対戦は最悪。彼とのロンドンでの最終戦での試合を覚えている。第2セットでは70%くらいの確率でファーストサーブを入れたのに、そのセットを1ー6で落としてしまった。サーブをキープできなかった。驚くようなリターンをして来る。そして彼のバックハンドも本当に凄い。ナダル(ラファエル)の集中力は驚くべきもの。スコアが5ー0だろうと0ー5だろうと関係ない。」

そして現在のツアーがない期間と、自宅で過ごさなければならない今の生活についても語ってたわ。

「この夏にツアーが再開することには、楽観的に考えてはいない。ヨーロッパもアメリカも難しい時に入っている。このシーズンが全てキャンセルされてしまうのではないかと恐れている。今、とても良い状態にいて、毎日トレーニングもしている。」

ツアー再開にはまだまだ時間がかかると感じているベレッティーニだけど、再開してもここまでの好調さを維持できるように、自宅でトレーニングに励んでいるようね。

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そして自身のインスタグラム・ライブでこんな話をしていたのがスタン・ワウリンカ。

彼はスイス出身だけど、スイス出身選手と言えば史上最高の選手とも言われているロジャー・フェデラーがいるわね。

現在38歳のフェデラーは1998年にツアー・デビューし、35歳のワウリンカは2002年のデビュー。つまり、ワウリンカはプロ・デビューしてからずっとフェデラーの影に隠れた生活を強いられていたの。

フェデラーが初めてグランドスラム優勝を飾ったのは2003年のこと。ワウリンカが初めてATPツアー優勝をしたのが2006年で、その時は既にフェデラーは複数のグランドスラムでタイトルを獲得していて世界ランク1位にもなっていたの。

しかし二人は、2004年のデビスカップでは祖国スイスを優勝へと導き、2008年の北京オリンピックでは、男子ダブルスで金メダルを獲得するなど、共に記録を作って来たの。

「ロジャー・フェデラーの影にいるのは、ネガティブなこともあるが、自分はそんな状況に対してポジティブなアプローチを取ろうと決めていた。」

「ツアーには若くしてデビューし、史上最高の選手と付き合って行くことができるようになった。一千回も一緒に練習したし、デビスカップでも一緒に優勝して、オリンピックも共に金メダルを取るなど、数えきれない。」

「プロとしてキャリアを始めた頃は、彼にたくさんのアドバイスを求めた。最高の選手とだけではなく、他の選手とも話し合いをすることで、常におもしろいことを学べるから、成長させてくれている。」

やっかみを持ったり、ひがんだりせず、前向きな姿勢に加えて学ぶ姿勢があったから、その後の彼も3回のグランドスラム優勝と、世界ランクも3位にまで上り詰める結果に繋がったのね。

ワウリンカが初めてグランドスラム優勝を飾った時、フェデラーがとても喜んでいたのを覚えてるけど、きっとフェデラーも自分の事のように嬉しかったのね。

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 16:52 | コメントをどうぞ
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