おはようございます。
松本です。
10年前のことを少し振り返りました。
東京電機大学の硬式庭球部時代の確か自分が3年の時だったと思います。
負ければ引退の年。
あれは団体戦が始まる前のミーティングだったと思います。
とある後輩がある発言をしました。
それがめっちゃカッコよくて、皆の心に火をつけました。
それは。。。。。。
『団体戦に出れない自分たちは出ないからいいや、とか、ふてくされているのではなくて自分たちにできることをやろうよ』
『みんなが自分の長所を発揮して、協力して、団体戦に勝つ達成感を感じようよ』
普通こんな風に言えます?
言えないですよね?
後輩ですが、話すのが苦手な自分としては、先輩以上に尊敬しています。
30名近い部員いて、当然ながら、団体戦にみんな出れるわけではありません。
自分は試合に出れず、同期は強いから団体戦に出るという一見理不尽なことも起こってしまうんです。
それでも腐らず、サポートをする。
ただのサポートではないです。
自分が試合に出ているような感覚のサポート。
サポートって受身的な守りのイメージですが、積極的サポート。
つまり、凡ミスなど滅多に出ない、ミスが出そうな時は周りが気付いて声をかける、そこまでやるかって所までこだわる、困っている子に声をかけ、周りも巻き込んで、その子のために全力を尽くす。
これが積み重なってチームが一丸になるのではないかと思います。
想いをつなぐ
ありきたりな表現かもしれませんが、無数のパワーを集めて、1つの方向へグワァ~っと向かわせる。これなのかもですね。
テニスが強ければ幸せな人生を送れる
そんなわけないじゃないですか。
テニスは強いけど、自分に優しく、他人に厳しい、そんな人間に
人は心からついていかないと思います。
きっとこの後輩は幸せな人生を送れると思います。