『チョコビッチ』 さんより、ボレー、再度の質問です。
以下がそのコメントの全文です。
丁寧な回答ありがとうございました。少しだけ質問を訂正します。
わたしが質問したかったのは、構えからテイクバックまでは腕で引くのか、肩を回してラケットを引くのかの質問でした。
スクールでは、腕を肩のラインまで引いている人を良く見かけますが、早いボールに対して振り遅れたりオーバーするのを良く見ます。
チョコビッチ より
私の答えです。
フォアボレーの場合
打点が普通? のところだと
肩を45度回しながら、腕も45度分
つまり全部で90度分引くくらいではないでしょうか。
上体が斜め前向きになり
右手の位置が右肩のネットと平行、横方向に来ます。
近い打点だと、肩の線は引かない方角ですし
遠い打点だと90度近く横向きになる。
程度はともかく
肩も回すし、腕も引くというところでしょうね。
現象はそうですが
実は私、こう考えています。
ボールのところ、しかもなるべく前に行く
行きながら、上体の横にラケットを腕で引く。
上体の横というのは
右肩のところから、
ネットと平行に手を持っていくくらいの位置です。
そうして、打点方向に向かっていけば
上体の向きは自然に打点に向いていくのです。
だから近い打点ならほぼ前向きで打つし
遠ければ横向き
バックボレーなら背中を相手に向けるくらい。
そして中間なら、斜め45度くらいになるということです。
つまり
テイクバックで肩の線を回す量はこれくらいということです。
そして手の位置ラケットの位置を
肩からネットとほぼ平行の横位置に持っていく。
その場でのボレーを基本と考える人が多いのですが
実戦を考えると
打つ位置はなるべくネットに近いほうがいい。
だから
普通のボレーの場合で
右肩を引くのではなく
左肩を前に出していく。
そして動きながら、前進しながらボールを捉える。
そうゆう目で
365ネットの技術解説ページ、連続写真が開きます。
それともう1つ
忙しい時はできることのみをやる。
肩のラインまで引いたら間に合わないのであれば
腕だけでいいから
打点の10cmくらい後にセットしてブロック。
いつも同じところへ引くわけではないのです。
常に同じ大きさに引かないと違反だというルールがあれば
もちろん、小さく引くしかありません。
大きく引くと、振り遅れるときがあるからです。
だから、いつも大きめテイクバックだと
早いボールに対し振り遅れることもあるという理由で
大きめテイクバックは間違い、ということではないのです。
1つの打ち方、1つのスウィング量、ひとつの高さ、しかないなら
いいフォームを身につければOK。
でも、実際の試合では色々なボールが来て対応を変える必要がある
だから練習するのです。