月別アーカイブ: 2022年8月

両手バックすら振り子

両手バックは

相手に向けたラケット面を一気に振り出す

hiita1610

突然振り出すのだから

当然、振り子とは縁のないものと以前は思っていた

だが、両手バック得意の選手を見ていてふと気が付いた

振り出しが柔らかい

構えからちょっとだけ引き戻し

インパクトに向かって、振り出す

その、ほんの30cmくらいの空間

そこが滑らかな

そう、振り子なのだ

その後は怒涛の加速

とっても振り子には見えない

錦織 VS ナダル このユーチューブを見てほしい

上の考え方を頭に入れてみるといい

ついでに

二人とも手首の角度がぶれていないことも見て取れるだろうか。 テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 17:54 | コメントは受け付けていません。

フォアの振り子テンポ

フォアハンドのスウィングは

フォア引き方

緑色の線、またはオレンジ色線のように引いて

黄色の線のように振り出す

それを肩関節が捻られないように振ればいい

そうすればインパクトの垂直面が自然に出てくる

hurikofor1409

ここまでは私のブログを見ていた人には常識

なのにやってみると ・・・

 

上の説明だが

これは腕に変なストレスがかからないことが前提

ストレスがかかると

手首に曲げの力や捻りの力が働いてしまう

結果

hb05i

そうならないためには

ストレスのかからない滑らかなスウィングを心掛ける

このフェデラーの振り出しを見て感じてほしい

自然に加速していく美しさ

勝手に振れていく腕とラケット

振り子に逆らわないので手首にストレスフリー

ここに振り子のスウィングの神髄があるのだ。 テニス

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:28 | コメントは受け付けていません。

最近思うこと

あんまり長いこと投稿しなかったので

書き出しが難しい。

テニス技術については

40年以上もラケット面の使い方や力に入れ方など

同じことを言い続けてきたので

fv3imp

何度も繰り返して言っていることばかりという気もしていた。

しかし、最近かなり以前とは違う視点から見ることができ

全体を統合して、本質的なものが見えるようになった気もしてきた。 水瓶座

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改めて、頑張って投稿してみようと思う。ひよこ

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さて、最近のコーチ研修会や当社の研修会でも

もちろん私のレッスンでも

フリコのスウィングというものをかなり強調している

具体的には振り子のテンポなのだが ・・・

もちろん今まで行ってきた理論は正しいはずなのだが

ちゃんと私の理論を聞いて面を作ったり

身体の向きを直したりしたのに

それなのになぜかフォアが打てなかったりサーブが安定しなかったり

両手バックの方向が不安定だったりという人たちが存在するのだ。

 

実は、テンポ感が間違っているために

正確だったはずの面がストレスを受けて変わってしまったり

いまいちスピードの乗れなかったりということに

気が付いてきた。

 

今までの技術論プラス振り子のテンポ論

それが、最新のテニス技術論になろうとしているのかもしれない

自分としてはそれによりやっとおなかの中が落ち着き

心の中にも安ど感が広がったように思う。

 

しばらくの間、できるだけ連続して

一つ一つの技術につき

フリコのテンポ感を加えて

一通り解説してみようと思う。 テニス

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 16:26 | コメントは受け付けていません。