月別アーカイブ: 2018年2月

印西女子ダブルス

昨日の松原テニスクラブ印西

月例の女子ダブルス初級編

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今月は10ペアーの参加

5ペアーずつの2グループに分かれ

総当たりの予選リーグと

上位4ペアーでの決勝トーナメント

予選3~5位のペアーは同順位での対戦と

最低でも、5試合をこなした

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今回は、初級といいつつもかなり粒ぞろい

上級者は居ないわけなのでかなりの大激戦が展開

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好プレーが随所に見られた

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予選終了後に全員集合で写真撮影

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この後は決勝トーナメント

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決勝では

動きの速さと先手を取るショットが功を制し

松原テニスクラブ印西の桃谷さん、谷田さんが

強打の瀧尾さん、新田さんのペアーに勝って優勝した

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今回の私のアドバイスは

勝てなかった人たちには、やはり

「ちゃんとクロスに打ちましょう」

というもの

繋ぐコースと決めるコース

はっきりした意識がないと、なんとなく負けてしまうのだ

気まぐれにストレートに打ってはいけない

もちろん、エース狙いの確信犯なら良い

 

そして

決勝トーナメントに進出した人たちには

「ある程度のリスクは覚悟して、先手を取る」

というもの

例えば

リターンをしっかりバックに打つ、とか

セカンドサーブの回転を多くして攻められないように、とか

(これは大会後の練習課題としてアドバイスしたのに

ある人が、試合中にやり始めて、できちゃったので困ったもんです)

平行陣では、わざと短いボレーを打つ、とか

 

相手が自由自在にできる状況を

安易に作ったら勝てないということなのだ

 

さて

次回の開催は、3月19日(月)

たくさんの皆様の参加をお待ちしています。

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:37 | 2件のコメント

頭を立てる

冬のオリンピックが終わった

スピードスケート好きな松原さんとしては

メダルをたくさん取ったのでとっても満足

その中からテニスに役立つ話を一つ

女子500mで優勝した小平奈緒さん

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顔がいい、頭もいいそうだ

もちろん美人だが

ここでは違う観点で言う

頭が垂直に立っている

だから状況をしっかり見られるし

バランスもとれる

スノーボードの竹内智香さん

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やはり顔がいい

スケート以上に不安定なゲレンデの上

こうでなければコントロールできない

 

さてテニス

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鈴木貴男のスライスアプローチ

そして

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錦織圭のランニングショット

 

上体が傾いたショットでも

頭を立てている

そして傾いた時は上体を回転させない

 

ネットのそばで

ローボレーの苦手な人は特に気を付けてほしい

頭を傾けないことを

ローボレーは顔が命なのだ

ネットのそばで

上体を傾けて

ネットの向こうを見てみるといい

頭を斜めにすると

ここはどこ私はダレ?

頭を立てたとたんに

ボールを打つ角度、距離感まで

見事にわかるようになるのだ。  テニス

 

 

カテゴリー: ボレー, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 20:26 | コメントは受け付けていません。

大きなスウィング

これはフォアハンドの話

昨日の下川井テニスクラブでの練習会での出来事

やや薄いグリップで

滑かなフォアハンドを打つ、女性のIさん

時々、強打しようとするとふかす

薄めのグリップで

腕の動きを激しくすると

ラケットヘッドが遅れ

振り出しで

薄いグリップだと面が上向きになるからだ

 

薄めのグリップでの急加速はいけない

 

振り子に逆らわないで

常に滑かなスウィングを

意識して打ちましょう、とアドバイス

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その時いただいた質問が

もっと小さなテイクバックにした方がいいのか?

というもの

「いやいや大きくて滑らかなスウィングの方が向いていますよ」

というのが私の答え

 

実はここで、とんでもない誤解が、我々2人を襲った

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大きなテイクバックを

Iさんは

赤い線のように

身体の前から上げるサーキュラースウィングと

思っていたらしい

 

当然面が上を向き、打てなくなってしまった

だから再度アドバイス

「あくまで振り子を守って大きく、なめらかに」

黄色い線のように引くことが大切なので

上体の後ろでループスウィングになってもいいし

ホントに振り子の往復運動でもいいのだ

それならどんなに大きくてもいいし

むしろ大きい方がより滑らかになりやすい

かくして

Iさんのフォアハンドは滑らかに安定した

 

大きいテイクバックはこうだと誤解している人

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ご注意を願います

頭の突込みもそうだけれど

語句の定義というもの、なかなかに難しいものだ。  テニス

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:15 | 1件のコメント

ネットポストが立った

4月にオープンと思っていた

松原テニスクラブ横浜だが

諸般の事情により、5月1日に変更

現在、急ピッチといいたいが

雪にインフルエンザが重なり

「ゆうっくり」 と工事がすすんでいる

昨日はネットポストが完成したところ

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水道の配水池上ということで深く埋められない

厚さ30cmのコンクリート基礎の上に建てる

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手前の3番コートは完成

向こう側の4番はこの時間には

まだ、おいてあるだけ

こんなふうに穴をあけ

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こんなコンクリートボルト、6本で取りつける

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とにかく

ネットポストが立って

テニスコート4面のレイアウトが見えてきたところだ

夢の会員制テニスクラブへ

ゆうっくりだけど、1歩前進。かたつむり  テニス

 

 

カテゴリー: 日記, 松原TC横浜 | 投稿者松原コーチ 18:23 | コメントは受け付けていません。

頭を突っ込まないサーブ

『キャプ』 さんからの質問です

以下は前回の頭が突っ込むことへの

説明コメントの要約です

 

カラオケ  2018/1/10の記事の女性のサーブ写真と比べると、インパクトの時にさらに頭が前に倒れて(傾いて?)突っ込むような形になっています。
顔を残すように意識はしているつもりなのですが、なかなか…
加えて言うと、インパクトの際に若干体が折れてしまい、くの字のような形になりがちです。

回転がしっかりかからず、コントロールできないことが多いです。スライスというよりスピンがかかりません。(スピンサーブが苦手というのもありますが…)

キャプ より

 

 

水瓶座  私の答えです

身体をしっかり使いたいあまり

やりすぎて

腕のスウィングを邪魔しているようですね

日本人男性の80%が陥る落とし穴です

80%は私の感覚と経験則で何の根拠もありませんが

 

最終的にどうなればいいのかというと

上体が動き (しかもゆっくりと)

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前向きになり

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上体が胸を張った状態でブロックし

肘の位置も止まる

内旋を聞かせて

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前腕とラケットが肘を追い越していく

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となればいいわけです

 

上体が止まらず

腕に先行することを続けると

インパクト時に上体が前に倒れ

上体の一番先頭にある

頭が前に突っ込む

という現象なのでしょうね

 

インパクト時に至っても

身体で押した方がいいという

誤った考えに取りつかれているのです

 

インパクト時に身体の動きで大切なのは

動きにブレーキをかけること

それにより前腕とラケットを加速します

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ちょっと前の記事

なぜ右足がフィニッシュで跳ね上がるのか

ということを書いたような気がします

探してみてください

背筋です

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そしてもう一つのアドバイス

「身体を使わずに、腕力で打ちましょう」

というもの

スクールでこうアドバイスすると

身体を上手に使った

すばらしいサーブを見せてくれる人がよくいます

その後の私のセリフ

「うまく身体を使いましたね」   テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:17 | 1件のコメント

頭が突っ込むサーブ

『キャプ』 さんからの質問です

以下のような話

 

カラオケ   松原コーチ、こんばんは。
いつも楽しくブログ拝見させてもらっています。

サーブのインパクトの際に頭が突っ込みすぎてしまう癖があります。
この改善でトスを後ろ目にすれば良いのではと思い試したのですが、感触は良くなったものの、動画で確認しても頭がつっこむ傾向はあまり変わっておりません…
どういう点に気をつけて練習してみれば良いかアドバイスいただけないでしょうか?

お時間ある際にでもよろしくお願いいたします。

キャプ より

 

 

水瓶座  逆に私から質問

「頭がつっこむ」 ってどうなることなんですか?

こんなこと?

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具体的に教えてください

それと

その時にサーブがどうなるのですか?

スピードが出ない?

コントロールが?

打点が後ろになったら

内旋が使えて

パワーもコントロールもよくなるので

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感触がよくなるのはわかるのですが

頭の突込みだけ、もう一度コメントで説明してください。 テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 17:49 | 2件のコメント

クロス、逆クロス

『まーちゃん』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ   こんにちは。
いつも即効性のあるアドバイスをありがとうございます。

今回はフォアハンドをクロスにぶん殴るコツを教え下さい。

回り込んで逆クロスをややリバース気味に叩くのは割と得意なのですが、クロスになると頑張って打っている割に迫力がありません。
直線的に浅く行ったり、深く打とうとすると回転過多だったりします。

よろしくお願いします。

まーちゃん より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

まず、クロスに打てるようにしておいて

それよりも

「上体を開き」

「ラケットヘッドを遅らせて」

「手首の角度をつけて」 、 逆クロス、というストーリーです

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まずは、クロスに打てないんだから

話しが逆じゃないかと思うかもしれませんが

ヒントは書いたつもり

 

「上体をあまり開かず」

といっても、打つ方に向くくらいは必要

「ラケットヘッドを遅らせず」

そうすれば、「手首に角度もできず」

面がクロス方向に向いて

クロスに打てます

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簡単に言えば

ラケットヘッドを引かないこと

 

ラケットを目いっぱい引いて

手首に角度をつけて

面を逆クロス方向に向けっぱなし

クロスに行かないのは当然でしょう

 

もう一つ大切なことがあります

「クロス方向に振る」 ということ

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アウトサイドイン

右遠くから、左に向かって振ることです

当然フィニッシュは上のように

身体の左側へ一気にシバク。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:18 | 2件のコメント

トミーテニス塾

今日はトミーインドアでの

松原コーチのテニス塾

塾生は女性1名のみ

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寸前まで、お二人だったが

ペアーの方はお子さんがインフルエンザのため

急きょリタイア

 

一人だけなのでほぼすべての技術をプライベートレッスン

次々にうまくした (と思う)

写真タイムは一瞬なので

ボレーのものしかない

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だけど

特にフォアハンドが印象深かったので

その話

 

いつものように

高い打点で、右から左にスウィングするワイパー

これでアウトサイドインを感じてから

だんだんと打点を下げていき

最後は膝の高さでも

ワイパーフルスウィングトップスピン

ものすごくうまくなっている

その後

バックやボレー、スマッシュにサーブ

最後に復習のフォアハンド

アウトサイドインはしっかり抜けている

 

再度

高いボールをワイパーで3本くらい打ってもらい

アウトサイドインのトップスピンをイメージしてもらい

ものすごいフォアハンドが復活

このアドバイスを覚えておいてくださいね

ということで終了した

 

そうそうボレーのスライス

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大きくゆっくり

インパクトでブレーキ

これもかなりうまくなってきた。 テニス

 

次回は、3月7日(水)

あっという間にうまく打てるようにしますので

たくさんの皆様

生の松原コーチに会いに来てください。テニス

 

 

カテゴリー: イベント, フォアハンド, ボレー | 投稿者松原コーチ 18:36 | 1件のコメント

スウィングも追いつく

『治りかけのテニスエルボー』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ   松原コーチ、いつも愛読しています。

女子ダブルスで、自分が後衛。
相手が浅い弾まない球を打ってきたときに、いつも右手を前に出しながら慌てて走り、ラケット面を上に向けて、バレーボールのように拾いに行き、アウトします。
体の向きは正面向いてます。
「あ、浅い」とネットを超えてから気づき、間に合わないため手を最初から伸ばし、身体が正面に向いていることがいけないのかなとは思ってますが。。。
『低く浅い球はサイドスピン』などのコーチのブログを読んで、球出し練習ではできますが、実戦だとできません。
対処法を教えていただけたら幸いです。お願いします。

治りかけのテニスエルボー より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

「右手を前に出しながら慌てて走り・・・」

目に浮かぶようですね

 

答えを最初に言うと

右手を前に出しながら が×

〇は、「右手を引きながら、慌てて走ればいい」 のです

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そして

足が間に合うのと

ラケットが間に合うのを同時にする

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トップスピンでもスライスでも

フォアでもバックでも

ボレーでも

全てそうです

そうすればギリギリ追いつけば必ず返球できます

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フォアのサイドスピンは

球出しでできるのだが、試合では ・・・

ですが

もうひと手順踏みましょう

玉出しでできたら

次はラリーで

相手ボレーとの打ち合いが一番いかもしれません

相手にボレーで意地悪をしてもらいながら対処する

次に試合でできるようにすればいいのです。 水瓶座

 

そうそう

追いついた時に前向きのままとのことですが

ラケットを引きながら追いつけば

当然

腕以外の部分も必要な形をとりますよね。 ペンギン

 

 

カテゴリー: フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 20:09 | 1件のコメント

パスで抜かれない

『まーちゃん』 さんからの質問です

以下はその肝心部分

すべて読みたい人はこちらをクリック

 

カラオケ  松原コーチこんにちは。
シングルスでのネットプレーで質問があります。

相手の球が浅くなってアプローチを打つ場面で、バウンドが低く叩けない球を一度持ち上げて低いフィニッシュを心掛けているのですが…自分の打った球が弾んでしまいパスの餌食になってしまいます。

・・・・・

アドバイスをよろしくお願いします。

まーちゃん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

コメントにはいろいろと書いてありましたが

ポイントは一つ

「ネットへ出たらパスで抜かれた」 ということ

じゃあ

パスをしっかり打たれないことしか対策はありません

パスをしっかり打てないボールでネットへ出る

 

適当に弾んだボールで

落ち着いてパスを打たせたら

最近の気の利いたトップスピナーには

全て抜かれます

それでも出るなら

ロジャー・フェデラーにならなければ無理

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じゃあどうするのか

高い打点から決め球を打って出る

決まらなかったときに念のためにボレーする

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もう一つ

打点がどうしても低いなら

腰を落としたりせず

フォアハンドのサイドスピンで出る

低い打点の時にサイドスピン気味に打てば

低い打点をこなせると同時に

向こう側のバウンドも低くなる

それでも相手に余裕をもたせたら抜かれるので

強烈に打つ必要があるのです

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とにかく

パスとボレーで勝負なんて考えていたら

必ず抜かれます

届かないボールを上手にボレーする方法を

松原さんも知らないのです。  テニス

 

そうそう

高速スライスという手もありますね

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でも

センターセオリーなんてダメ

とにかく

オープンコートへ走らせて

しっかりパスさせないことです。 テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:59 | コメントは受け付けていません。