月別アーカイブ: 2014年6月

フォアのフルスウィング

だいぶ昔のことだが

テニス雑誌の記者とフォアハンドのフルスウィングについて議論したが

結局、お互いが納得するまでいかなかったことを思い出した。

 

私は自分自身が全力でぶん殴っている感覚があるので

当然フルスウィング容認派。

彼は、打球時に必ず調整しろが必要なので

プロでも必ず全力以下にパワーを抑えているはずだ

という意見の持ち主。

フルスウィング懐疑派なのだ。

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なぜ、同じ結論にならないのか

なぜ私の感覚を信じてくれないのか

ふと気づいたのが今日の話。

 

最近ある実験で

フルスウィング時に

ラケット面の芯を外す人が多いことを発見した。

 

その人たちを見ていると

足を止めるのが早い。

やさしいボールを打つのだから

足を止める余裕が勿論あるわけだが

それにしても安易に止まる。

だから細かく言えば

最後の最後まで、位置を正確に作ることができないのだ。

 

プロは基本的に

位置決め、タイミング決めをしながら、足を動かし

最後にしっかりと踏ん張りながらフルスウィングする。

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だから、その踏ん張り足が強烈だと

勢い余ってジャンプしながら打つことになる。

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この状態が一番正確で

しかも強烈なフルスウィングの秘訣。

 

言い方を変えると

強烈に打ち、しかも調整する必要のない

フルスウィングのためには

最後まで打足を動かして調節をし

お膳立てすることが前提条件なのだ。

それがあって、初めて

最後に軸足を踏ん張って全力で振り切ることができるのだ。

 

それがいつも言うリズム。

 

「ダッ、ダ、ダ、ダ、グウッ、バシッ」

なのだ。

そうじゃない人はフルスウィングは無理

当然フルスウィング懐疑派になる。

 

もしかしたら、すぐ飛び上がるこの人

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慣れれば

これが一番簡単なのかも。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 22:25 | コメントは受け付けていません。

審判の必要性

最近コートから消えつつあるもの。

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お恥ずかしいのだが、うちのクラブには1台もない。

 

昨日は負け審の復活でもいいから

セルフジャッジはやめるべきという意見を書いた。

みなさんよっぽど気になっていた話と見えて

コメントが2件、すぐに帰ってきた。

 

「ジャッジに迷ったら相手のポイントにしてください。」

と、大会前にあいさつした話まであった。

セルフジャッジのルールで

明らかなアウト以外はすべてグッド

と決まっているわけで

(だから迷うはずはない)

つまりルールを守りましょうと言っているわけだ。

 

もしみんながルールを守って試合をすれば

問題がなくなるのかというとそれも違う。

明らかなアウトの基準が、または能力が、人によってえらく違うからだ。

小学生の初級者に試合をさせると

ある子は、サーブが50cmもオーバーしてもフォールトと言わない。

また、別の子は20cmも内側のボールをアウトと言う。

コーチが見かねて

「おいおい、明らかなアウト以外は入っているんだよ」 と言うと

ラインの30cm外を示す。

彼には明らかなアウトなのだ。

この子はごく普通の子

特別、まがった性格でもない、いい子なのに。

 

ルール通り、ちゃんとやっていても

不公平なことが簡単に起こるのが、セルフジャッジ。

まして、ずるいやつがいれば

極端に、不公平になってしまうのが、セルフジャッジなのだ。

 

私がジュニアで目撃した

そして喧嘩したあるコーチは

どうやって合法的にポイントをごまかすかをしっかり指導していた。

(ホントに合法的にできる、今度教えます、ちょっと心が・・・)

 

そんなことにめげない、強いまっすぐな心を鍛えるには

これもアリという人もいるのだが

そもそも、なんでテニス選手だけがそんな鍛え方をしなくてはならないのだろう?

 

「負け審」 復活させましょうよ

昔、自分が負けて審判台に上がらされたときはいやだったけど

そこで心を鍛えましょう。

競技には、公平な第3者が必ずいるべきです。

その人が両者に公平に、へぼ審判をすればいいのです。 天秤座

細かい難しいルールが出てきたら

3人で相談すればいいし

無理ならレフェリーを呼べばいいだけのこと。

アウトとグッドだけを公平に判断すればいい。

そして審判という経験も

テニスという競技にとって必要なこと。

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そうそう、こんな審判台いいですね

負けて、追いやられるわけで

ちょっとだけでも快適にしてあげましょう。  テニス

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 試合 | 投稿者松原コーチ 19:01 | 3件のコメント

ライン際を狙わなければ

オンラインをアウトにされることでイライラ

これの対策についてのコメントを 『57歳』 さんから頂きました。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  『テニスは大好きですが、唯一、嫌になるのは、こういう時ですね。』と書かれているので数回嫌な経験をされているのでしょうか?

「ライン際を狙わない」というのはどうでしょうか?
ライン際でなければ相手もインを認めるしかありません。

そこを狙う練習に励んだほうがクラブ内外の評価が高くなると思います。

57歳 より

水瓶座  私の考えです。

理屈では確かにそうですが現実となるとどうでしょうか。

プロの試合ではしょっちゅうラインに乗ります。

あれはライン上を狙っているわけではなく

誤差を考えて内側を狙ったショットが

ちょっとずれて、ライン上に行くわけです。

実はアマチュアでも同じこと

この誤差がプロよりも相当に大きいだけです。

だから、どうしてもたまにはライン付近に飛ぶ。

まして攻撃するとなると、なるべくコートのはじを狙いたい。

ある程度のリスクはしょうがないのです

それとライン際を狙わなくても行っちゃうこともしょっちゅう。

そうじゃなければ絶対にエラーなんかしないで打てるはず。

世の中にエラーする人がいなくなるでしょう。

ウィナーになるショットはギリギリが多い。

余裕を少しでも多くとりすぎれば決まらないのです。

それを避けるにはしこりきるしかないのです。

それではテニスが進歩しない。

だから、だから

私はセルフジャッジというルールには反対です。

昔の、「負け審」 でもいい

試合には、必ず、審判をつけるべきだと思います。

審判技術の有無は気にしない

とにかく公平な第三者がいるべきだと思います。 テニス

 

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 試合 | 投稿者松原コーチ 15:39 | 2件のコメント

試合で集中するには

『レフティスタイル』 さんから心の質問です。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。

今回は、セルフジャッジについての質問です。
先日もクラブ対抗戦で嫌になりました。ライン際、多分入っているであろう球を相手がアウトとジャッジ。それが、大事なポイントで3回ありました。

本当は出ているのかもしれません。ただ、長年やっているとアウトなのかインなのかはほぼ分かります。
本人はそう信じてジャッジしているのだろうけど、こう重要ポイントでされると、平静を保てなくなります。
テニスは大好きですが、唯一、嫌になるのは、こういう時ですね。
こんな時、集中状態を保つためにはどうしたら、いいでしょうか?
またもや、バカバカしい?ような質問ですが、よろしくお願いします。

レフティスタイル より

水瓶座  私の答えです。

無念無想、悟りの境地になればいいのです。

右のホホをぶたれたら、左のホホを差し出す。

いつもにこやかに笑っている。

でも、そんなことができるくらいなら

こんな質問しないですよね。

無理に決まっている。

もちろん私にもできません。

さて、いらいらしかかっても

持ちこたえて集中を持続するには?

無念無想は無理ですよね

ついつい、さっきのポイントのことを考えちゃう。

そこで

考え込まないようにするのは無理だから

なんか、ほかのことを考えましょう。

何かに集中しちゃう。

メンタルの本なんか見ると

なんか、一定のパターンを作るといいようです。

よくあるのが

ラケット面をじっと見つめて、ストリングのずれを直す。

その時に、例えば

「真ん中のストリンガが毛羽立ってきたな」

「左側のはもう少し引っ張って」

なんて考えると

頭が俗世間から離れて集中しやすいそうです。

ボールの毛羽立ち、観察法なんていうのもあります。

プロがボールボーイから3個もらって

じっと見る

1つを選んで返す。

これもそうかも。

そういえば、最近はポリのストリングが多く

寄っても勝手に戻っちゃう

ストリングのずれを直す選手は減ってきているかも。

ちょっと話がそれました。

私のストリングはポリなので

松原さんは雲を見ます    曇り

相手と反対側のななめ上

時々、雲がないときは

青空の透明度評価。

そうそう、もう一つ紹介

アメリカ野球の大リーグ

シアトルマリナーズの長谷川投手は

ピンチになると

スコアボード上の星条旗を見つめるようにしていたそうです。

これはどこの球場に行っても必ずある。

いつも、同じパターンで集中ができるのだそうです。

なんでもいいですから

自分が集中できて

いつでも使える道具や対象を見つけるといいのでは。  テニス

カテゴリー: 試合 | 投稿者松原コーチ 21:59 | 2件のコメント

印西女子ダブルス練習会

昨日は毎月恒例

月に一度、月曜開催の

松原テニスクラブ印西女子ダブルス大会の日。

最近はコンスタントに10ペアー以上が参加され

イベントとして定着し、うれしいかぎり

コートや建屋の改修も先週末で終わり

張り切ってコートに到着。

と思ったら

朝、クラブに到着してビックリ

なんとキャンセルがたくさん入り、本日残ったのは

2ペアー、4人だけ。

zeninn

急きょ、練習会に変更して

試合、レッスン、試合の3部構成を私から提案。

みっちり、うまくする約束をして

まずは1セットやってもらい

irekawari

次はレッスン。

フォアハンドを中心に矯正

tokugawa

ボレーの決めるコースやサーブのレッスンもして

再度、1セット試合した。

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技術的に直したところがすぐにできるわけではないので

試合中は気にしないようにアドバイス

だからフォアハンドのテイクバックも

isozaki

(ベースライン付近の芝を補修したのがわかるだろうか)

ところで、面が下向きとは、まだまだ ・・・・

でもレッスン中はうまくなってきていたので

念のためのチェック用にこの写真を載せることにした。

あとは練習中に、自分で気を付け

癖にするしかない。

ぜひ、次回はここを強化して参加してほしい。

 

4人の参加者

そして応援のお友達と先輩

私を入れても全員で7名だけのイベントとなったが

かなり濃い内容で

参加者の皆さんに喜んでもらえたようだ。  テニス

 

次回は7月7日の開催

要項はこちら

次回は、たくさんの皆さんの参加をお待ちしています。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:25 | コメントは受け付けていません。

サーブのスピードアップには

日曜日、午前中は下川井テニスクラブでのレッスンだが

今日は雨のため中止

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駐車場のアジサイが明るく色づいていた。  雨

 

小雨の中を練習していた若い実力派クラブ会員さんたち3人が

本降りになってクラブハウスに上がってきた。

そこでおせっかいな、サーブスピードアップ教室が始まった。

ラケットを方の上に構えた時に

ラケットヘッド後ろに倒れているのが気になったのだ。

これはいい例の写真だが

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肘が後ろにハリ、ラケットが立っている。

このラケットがこの時点で後ろ、背中方向に傾いていると

この後の振り子の振幅が小さくなって

スピードが上がらないのだ。

写真のように

立っているかむしろ前に傾いているくらいだと

そこから後ろへ垂れていくときの落ちる距離が長くなり

勢いが増すのだ。

それともう一つコントロールにも効くコツ

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インパクト時、上体の軸よりも腕の位置を後ろにする。

ラケットヘッドがここで腕を追い越すわけで

コントロールだけではなくスピードアップにもなるから

一石二鳥。

だから一流プロはみんなやっている。

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正しい教えで、若者たちをけむに巻いたところで

今日の勤務は終了。

実は、このブログの写真を見せながら説明したので

今頃は読者を3名獲得しているかもしれない。   テニス

 

さてさて、今日はもう一つ話題が

帰りに、すごい車を見てしまったのだ

CIMG3438b

トヨタのクラウン、ピンク色。

売り出すと聞いたときにはびっくりこいたが

本物を見たらそれほど妙な感じはしなかった

むしろ梅雨空の下

明るい感じで、緑園都市の街に溶け込んでいた。  車 (RV)

 

 

カテゴリー: くるま, サービス, 日記 | 投稿者松原コーチ 19:42 | 1件のコメント

ラケットを加速したいなら

若手コーチの練習を見ていて気になった

頑張って振っているのに迫力が足りない。

なんか打球方向に振っているように見える。

打球方向に振るのだから

これは、一見正しいように聞こえるが

実は違う。

こんな風にぶん殴れる人

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ラケット面を

一見、打球方向に振り出すように見えるが

ちょっと違う。

手の位置や腕の振る方向についていえば

かなり違う。

こんな絵を見てほしい

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ボールは黄色の矢印方向に飛ぶ。

ラケット面の中心付近なら、ちょっと左にそれた、赤い矢印方向。

手の位置に至っては

左にかなりそれた、オレンジ矢印の方向。

このオレンジ矢印の方向が力を入れるべき方向なのだ。

 

そして、もう一つ、うんと、うんと大事なこと

上の錦織圭の写真を見てほしい

しっかり上体が前向きになっている。

オレンジ矢印の方向が力を入れる方向なら

これくらい前向きにならなければ

力の入れようも、振り切りようもないのだ。

 

まとめると、こうゆうこと

インパクトでしっかり前向きになること

これは上では触れていないが、遠目、外目から

アウトサイドインで振ること。

力は押すのではなく引っ張る方向なのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 11:03 | コメントは受け付けていません。

松原TC印西、改修中

今週、16日の月曜日から

松原テニスクラブ印西で改修工事が始まっている。

テント式のインドアコートにしてから、8年半

鉄骨がさびて来たり

雨どいから水が漏ったとか

人工芝がすり減ってきたとか

まずは、3面のコートに高所作業車が4台も並んで

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鉄骨のさび止め、緑色のペンキ塗り。

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5日間の予定で

金具の交換や調整など

金曜日までに終わるためには明日の天気予報が気になる。  晴れ

 

こちら、クラブハウス横の第1駐車場では

水による?

陥没箇所の舗装やり直し。

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さすがは道路屋のプロ集団

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あっという間の出来上がり

CIMG3344

明後日、ラインを入れて完成なのだ。

 

この後、明後日、木曜日

インドア3面の人工芝部分張替。

6,7番コート、ベースライン後ろのワイヤー交換、等。

一通りのメンテナンスが続く

とにかくこの1週間、お天気がもってほしい。

松原さんの日ごろの行いが問われる1週間なのだ。  晴れ

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 日記 | 投稿者松原コーチ 22:54 | コメントは受け付けていません。

フォアがガシャルのは

通りすがり』 さんから再度コメントをいただきました。

以下がその全文です。

 

カラオケ  松原様
早速、記事にて取り上げて頂き、誠にありがとうございました。
ラケットの先に当っている
姿勢がのけぞっている
顔(頭)が回っている

これらが「ガシャリ」の要因と理解致しました。
早速、次の試合(の大切な場面)で修正してみます。

良質な解説を日々楽しみにしております。
引き続き、宜しくお願い致します。

通りすがり

 

 

 

水瓶座  私の考えです。

ちょっと誤解があるかなと思いもう一度取り上げました。

「ガシャリ」の原因ですが

姿勢がのけぞっているのが主原因です。

その結果として

打点から方が遠くなり

ラケットの先端に当たる。 (ガシャリ)

頭が動くことで

位置がわからなくなりさらに外す原因に。

 

もちろん

のけぞることにより

スウィング方向がホームラン型になり

打球は山のあなたにというストーリーです。

 

それと

試合でしかも大切なポイントで修正されるとのことですが

本番で打ち方を考えている余裕はないかも。

出来れば事前に練習しておけばいいのですが

今回の話は基本中の基本

大切なポイント以外の

すべてのポイントで採用してほしい内容です。

 

もし練習が間に合わなければ

素振りでいいです。

ボールを想像し

のけぞらないように注意しながら

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ジャストミートで素振りしてみてください

そのあとで打てば

すぐに霊験あらたか

うまく打てると思います。

 

もしかしたら

今日、試合でした?  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:24 | 1件のコメント

スライスで勝負

『オレンジ』 さんから、シングルスの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチこんにちは。アドバイスをお願いします。
近頃シングルスの戦術で迷っています。
自分はスライスとボレーが得意なのですが、最近の選手はパスが上手い人が多いので
スライスでアプローチアンドネットというパターンがあまり通用しません。
ハードヒットで押し込んでから前にいこうとするともともと得意ではないので、ミスが増えます。
かといってずっと前にでないで後ろでつないでいても体力のある若手には根負けしてしまいます。
自分は今30代半ばで、地方の県大会上位のレベルで勝ちきれずもがいています。
何かいいアイデアがあればおしえてください。

オレンジ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

最近のストローカーにどんなふうにやられるのか?

考えてみると

打ち合っていて、短くなるのを待つ。

浅いボールが来たらすかさず、スライスアプローチ。

構えられて、トップスピンのパスで ・・・・・

こんなストーリーでしょうか。

 

プロの世界も同じで

大昔はアプローチとパスで互角

いやネットプレー優勢だったものが

トップスピンの蔓延により逆転してしまったのです。

ボルグが出てきてからですから

もうそれから40年くらいたちます。

 

さてプロでは

ボルグ以降もスライスとボレーで活躍した人というと

ただ一人、ジョン・マッケンロー

彼はサーブアンドボレーヤーですが

その範疇なら、ピート・サンプラスでしょうか。

サーブがすごく良ければ、ボレーは入れるだけで1点ということです。

ですから、答えその1は素晴らしいサーブでのサーブアンドボレーです。

 

でも、たぶんそれくらいはわかってますよね

そこまでのサーブがないこと

リターンゲームにも答えがほしいこと

問題は、この2点だろうと思います。

 

それでは次の答え

どうしてストローカーにやられるのか

アプローチをしっかり構えられ

または、しっかり捕えられてパスされるのでしょうね。

じゃあ、パスをしっかり打たれない手立てを考えましょう。

 

サーブゲームの場合は

リターンのボールをアプローチです。

そこそこのサーブでボレーに行くと

リターンで抜かれます。

しかしサーブで前に行かないと

そこそこのリターンが返ってきます

こいつをライジング・スライス・アプローチです。

サーブがかなり良ければ

全ポイントやってもいいのですが

それほどでないのなら、使ったり、使わなかったり、目先を変える。

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リターンゲームは

ライジング・リターン・アンドネットです。

サーブ後、前のめり状態のサーバーが一瞬のチャンスをくれます。

サーバーが構える間もなくアプローチを食らわせます。

これも、相手サーブとの力関係しだい

ファーストは時々

セカンドはほとんど全部、というような分け方ですね。

これを避けるためにダブってくれれば、さらに大儲け。

 

さてこの一瞬の電撃作戦が決まればいいのですが

全ポイントでできるわけではないので

普通のラリーになる場合も多い。

その時はどうする?

 

とにかく、得意はアプローチアンドボレーなのだから

とにかくこれを生かすように考える。

そう、メリハリが大事です。

ゆっくり展開から、突然の強烈アプローチと行きたいところです。

だからラリー全体はスローペースを心がける

そして一瞬のギヤーチェンジ。

これで早く見せる、構える暇をなくすのです。

 

そしてもう一つがドロップショット。

相手が見ていて

アプローチと一番違いが判らないのがドロップショット。

そして、深さが一番違うのがドロップショットなのです。

こうやってちゃんと構えさせない、捕まえさせないようにするのです。

 

最後にアプローチの打法。

ゆるく運ぶようなアプローチではダメ

ギュッと強く切っていくことが必要。

大きなテイクバックとインパクトでの急ブレーキ

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面の作りでいえば、正確にしたいので

引き起こしを使わないで

凹型に弧を描いて、スライスのハードヒットです。

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そしてなるべく高い打点から

ボールに寄り掛かるくらいの姿勢で。  テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス | 投稿者松原コーチ 20:45 | 2件のコメント