月別アーカイブ: 2014年1月

守備範囲の想定

『レフティスタイル』 さんから守備範囲について質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  松原コーチ、新年おめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

いつも楽しく拝見させていただいています。
>でも、ちょっとお願い。コメントに質問を入れてください
いいのでしょうか?これまで、多くの質問をさせていただいて、大抵のことは、過去のブログの回答を見せていただくと解決してしまいます。私にとってこれから先はとりとめのない質問も多くなるのですが・・・。

最近思うこと。リターンやボレーについてです。
リターン、身体の側に来たリターンは、できるだけコンパクトなスイングで返そうと。
ボレーも一緒です。自分のとれる範囲は限られています。その範囲に来たボールは返そう、そういうスイングを身につけようを思うようになりました。

その範囲から外れた球がきた場合は?相手のエースと認めてあきらめます。
こうした考え方は間違っていますか?こういうことを思い出すと、ポジショニングや予測といったことも関係してくるように思うのですが・・・。

やはりとりとめのない質問になってしまいました。少しでも思われるところをレクチャーいただけると幸いです。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

まず質問ですが、とりとめなくても、個人的でも一向にかまいません。

私の思考のきっかけになってくれます。

質問者の思い以上のいい解説になる可能性もあります。

もう一つ

仮に、くだらなくても

松原さんのせいにならずに済みます。

まあ、それは冗談ですが

どっちにしても私は困りません

むしろ、とても助かります。

気軽に質問してください。

 

さて本論ですが

自分の限界守備範囲について

特に、ボレーとリターン

イメージを持っておくのはいいことだと思います。

相手の速いボールに対し

ここまでは取れるというのがわかっていないと

ポジションを決めることもできません。

 

そして、もう一つ

この限界位置に対しての限界ショット

フットワークと打ち方も練習しておきましょう。

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フットワーク

たとえば、フォアボレー、フォアのリターンも同じですが

時間がない限界ショットの場合

2歩だけ

右足をちょっと開くように半歩

左足をクロスに飛ぶ。

これで届くところ以遠は早いボールに対しては難しい。

だから、相手打球を想定し

素振りでしっかり練習しておくこと。

 

次に打ち方

特にボレーの場合、できればウィナーを打つこと。

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相手位置と自分のポジション

何を打つかが決まれば

どこへどんなショットを打つべきか決まるはず

どんなショットがウィナーになるかが

当然、想定できるはずなのだ。

だから返球するではなく、ウィナーを打つ。

角度のボレーか? ドロップか?

それを、打球を想定して

素振りと球出しで練習しておく。

もちろんウィナーにできない場合の返球も練習しておくといい。

 

最後にもう一つ

限界ショットだと決めつけないこと。

限界ショットだと、2歩しか動けないが

もっと甘いボールもある

緩いボールなら3歩以上動けるはず。

2歩と決めつけると

動けばとれるのに動かない場合も出てくる。

まずは、なんでも取るという気持ちが大事なのだ。

 

それでも取れないボール

そりゃあ、相手だってたまにはエースを取ります。

これを割り切ることも必要。

1ゲームに1点か2点

いいじゃないですか。

こちらが過半数のポイントを取っているのならOK。

4点はちょっとまずいけど

それだって、6回やられなければいいのです。 テニス

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:20 | 1件のコメント

初打ちとランニングショット

今日は、いつもお世話になっている

下川井テニスクラブへ新年のご挨拶に行き

会員さんたちとプレーさせていただいた。

今年の初打ちだ。

スカイラインR34が別荘で寝ているので

電車とバスで行った。

だからちょっぴり、お神酒も。

 

若者たちとプレーしたときに

私のランニングショット

いたく感心してもらった。

バックハンドのステップしながらのショットも。

 

そして今日放った、アドバイス。

 

「腰なんて落とさなくていいから、腕を振ろう」

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面が作れて

腕がうまく振れたら、ボールは入る。

ひざが曲がって、下半身を使えたら

もう少し威力のあるボールが入る。

 

つまり、「面を作る、腕を振る」は必修科目。

これの典型がランニングフォアハンドショット

いい姿勢が作れないのに体を使うとかえってエラーする。

「ひざを曲げて、下半身を使う」のは選択科目

いやもしかしたら

体勢によっては、やってはいけない禁じ手なのだ。

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腰なんて落とさなくていいから、腕を振るだけのテニスでも

テニスは成立する。

そんな割り切りのいい人は結構勝てる人だ。

 

どんな時でも腰を落として、全身でヒットする人

ついでに、きちんと振り切るテニスをする人は

「とても、いいテニスをする人なんだけどね」

と言われ

いくらやっても勝ちに恵まれない人

こんな選手にならないようにしないと。

コーチとしては

そんなテニスをさせないようにしないといけない。

 

テニスのうまい人はこれを無意識にやって

いや、余計なことはやらないようにして

(自分では気づいていない人が多いみたい)

いつもラインの内側でテニスをする。

そして

「あなたのテニスが安定してきたら私ではとても・・・」 なんて言う。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 20:14 | 2件のコメント

初詣

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。

 

さて、2014年、平成26年の元旦だ。

この数字、意外に難物で

なかなかしっくりと、頭の中になじんでこない。

慣れてきたころにその年が終わってしまい

またまた慣れるまで、よくわからなくなったりするのだ。

 

年齢の数字もおなじ

60歳とか、55歳とか切りのいい数字

あと1歳で還暦、などのわかりやすい基準があればいいのだが

57歳とか、63歳とかなると

もういけない

ここはどこ? 私はいくつ?

になってしまうのだ。

 

石器時代からテニスをしている私のこと

松原さんはいったいいくつで、何世紀テニスをしているのか?

だんだん、あいまいになっているのだ。

 

さてさて、正月といえば初詣

オクサンと二人

いつもの、大神宮、猿田彦神社に詣でて

今年1年の健康と平和をお願いしてきた。

これは神社へ入るところ

しばらく前に取り壊された家の後

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スイセンが咲いていた

もうじき春なのだ。

そこの角から入り

うちから一番近くの神社、大神宮、猿田彦神社へ

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本殿は山の上の方にあるので、階段と坂を上る

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階段の上には道祖神が

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山道を抜けて、最後の階段へ

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鳥居の奥には小さな社が

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お賽銭を家族3人と1匹分

鈴をガラガラして

二礼、二拍手、一礼

無事に初詣を終り、下山。

 

ここまでの写真は

この何年か不変

特に石の写真など、全く変わらない。

途中の木の生え方や、掃除の仕方が変わっているだけ。

去年の写真を使ってもばれないなと思いつつも

今年ちゃんと撮ったことを

念のために申し添えます。

 

そうそう、今年ならではの写真

鳥居の横でほころびかけているヤブツバキ

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冬来たりなば、春遠からじ

だんだん春も近づいている。

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者松原コーチ 19:15 | コメントは受け付けていません。