『レフティスタイル』 さんから心の質問です。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんばんは。
今回は、セルフジャッジについての質問です。
先日もクラブ対抗戦で嫌になりました。ライン際、多分入っているであろう球を相手がアウトとジャッジ。それが、大事なポイントで3回ありました。
本当は出ているのかもしれません。ただ、長年やっているとアウトなのかインなのかはほぼ分かります。
本人はそう信じてジャッジしているのだろうけど、こう重要ポイントでされると、平静を保てなくなります。
テニスは大好きですが、唯一、嫌になるのは、こういう時ですね。
こんな時、集中状態を保つためにはどうしたら、いいでしょうか?
またもや、バカバカしい?ような質問ですが、よろしくお願いします。
レフティスタイル より
私の答えです。
無念無想、悟りの境地になればいいのです。
右のホホをぶたれたら、左のホホを差し出す。
いつもにこやかに笑っている。
でも、そんなことができるくらいなら
こんな質問しないですよね。
無理に決まっている。
もちろん私にもできません。
さて、いらいらしかかっても
持ちこたえて集中を持続するには?
無念無想は無理ですよね
ついつい、さっきのポイントのことを考えちゃう。
そこで
考え込まないようにするのは無理だから
なんか、ほかのことを考えましょう。
何かに集中しちゃう。
メンタルの本なんか見ると
なんか、一定のパターンを作るといいようです。
よくあるのが
ラケット面をじっと見つめて、ストリングのずれを直す。
その時に、例えば
「真ん中のストリンガが毛羽立ってきたな」
「左側のはもう少し引っ張って」
なんて考えると
頭が俗世間から離れて集中しやすいそうです。
ボールの毛羽立ち、観察法なんていうのもあります。
プロがボールボーイから3個もらって
じっと見る
1つを選んで返す。
これもそうかも。
そういえば、最近はポリのストリングが多く
寄っても勝手に戻っちゃう
ストリングのずれを直す選手は減ってきているかも。
ちょっと話がそれました。
私のストリングはポリなので
松原さんは雲を見ます
相手と反対側のななめ上
時々、雲がないときは
青空の透明度評価。
そうそう、もう一つ紹介
アメリカ野球の大リーグ
シアトルマリナーズの長谷川投手は
ピンチになると
スコアボード上の星条旗を見つめるようにしていたそうです。
これはどこの球場に行っても必ずある。
いつも、同じパターンで集中ができるのだそうです。
なんでもいいですから
自分が集中できて
いつでも使える道具や対象を見つけるといいのでは。