『うそほんと』 さんから質問をいただきました。
以下の二つです。
1、 お世話になっております。だいぶ前の記事ですが「片手バックのハードヒット」の中で片手バックが強打出来る理由として肩の回転により回転半径を小さくして加速出来るとありますが少し詳しい解説お願い出来ますでしょうか?よろしくお願いいたします。
うそほんと より
2、 お世話になっております。もっと前に片手バックハンドのパワーアップという質問の答えではという記事がありました。追加の質問で肩を引く際に脇が閉まるのは開けておく意識が有れば問題無いのでしょうか?分かりにくい質問になっているような・・・よろしくお願いいたします。
うそほんと より
私の答えです。
片手バックのパワーとして
振り幅を大きく取れるということがあります。
大きなスウィングをゆったりと行う
その間体重移動や上体の回転といった
重い部分 × ゆっくり動き の運動量を
ブレーキをかけることで
軽い部分 × 速い動き の運動量に変換していく
つまり運動連鎖をうまく使いやすいのです。
ゆっくりとした身体の運動量を早い腕の動きに
更にはうんと速いラケットの動きへと伝えていくのです。
これがメイン。
更にプラスαの手段として
回転半径を小さくすることで
回転速度を上げることができるのです。
フィギュアスケートのスピンで
腕を縮めると回転が増すことはよく知られていますよね。
そして止まる時は腕を開くのです。
これを利用する
腕を引くようにしてしてもいいし
肩を回すことで
腕と上体の角度を狭くして回転速度を上げることもできます。
ちょっと目には
腰が入ったので
スピードアップしたように見えるかもしれませんね。
こんなことのためにも
引いた位置は遠目に脇を開ける
そんなこともコツの一つです。