月別アーカイブ: 2017年3月

ボレーのラケットは

『momotaro』 さんからの質問の続き

以下がそのコメントです

 

カラオケ  ラケットについてコーチの考え方を聞かせて下さい。現在私は66歳(♂)、100インチ~2、300gのラケット(Mantis300)を使っています。先日、軽量デカラケ(トアルソンOVER117)を試打してみたところ、ボレーがとてもやりやすかったです。取り回しの楽な軽量デカラケで練習して、脳にボレーの良いイメージを記憶させて、それを上達に繋げるという考え方は間違っているでしょうか。それとも、やはり軽量デカラケは、初・中級者向けで、上級者の重い、威力のある球には打ち負けてしまうでしょうか。どれくらいの重さですと、打ち負けないでしょうか。
よろしくお願いします。               momotaro より

 

 

 

水瓶座 私の答えです

どちらのラケットも、私は打ったことがないので

一般論しか申し上げられません

そのつもりで読んでください

 

100平方インチ、300gのラケットは

男性のクラブプレーヤでは

ストロークもそれなりに打つ人として

標準的だと思います

 

ちなみに

ストローカーに偏った、あの松原コーチは

98平方インチ、305gのラケットです

CIMG3501

右側が現在のモノ  (どちらも同スペックです)

さて

117という超デカラケで

ボレーがやりやすかったのは

たぶん面が大きくて

当たりやすく

面のぶれも少ないからでしょう

 

軽量 (250gくらい、バランス360、のようですね)

というのは関係あるかどうかわかりません

360のトップヘビーは

スライスのスウィングをしにくいとは思いますが

 

もう一つ重要なのは

面が大きいと (面が手前に広がり)

スウィートスポットが手前になること

手に近くなるのです

(だから、0.5インチ 1.25cm長く作ってあるが・・・)

 

擬似的に、短いラケットのようになります

 

だから使いやすいというのもあるかもしれません

 

ボレー上達への進歩に関しては

打点も違ってくるので

何とも言えません

 

自分が

「ボレーは得意だ」 と信じる効果は確かにありそうですが

デカラケのタッチだけに頼りすぎて

超トップヘビーもあり

スウィングしなくなるかもしれません

(面を小さくしたときに飛ばなくなる)

 

もしも

そのラケットが使いやすく

ストロークで困らないなら

全部それにしちゃうという手もありますよね

 

テニスは1本のラケットで

サーブからドロップショットまで

ストロークからスマッシュまで

すべてこなさなければいけないので

 

自分にとって

オールマイティーな1本

または

こだわりのあるショットに対しての1本

 

それを見つけ出す必要がありますね。  テニス

 

 

 

カテゴリー: ボレー, ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 13:03 | コメントは受け付けていません。

サーブの肘も伸ばさない

バックハンドスライスで

腕を伸ばしきらないことが重要という話をした

実は

サービスも同様

曲げすぎた肘を

インパクトで目一杯伸ばすと

肘を痛めるので、要注意だ

だから曲げすぎないよう

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手と顔の位置を離し気味にする

次に

90度くらいに曲げていた肘は伸びながら

そして腕は内旋しながら

インパクトに向かって伸びていく

tssr4b

インパクトで腕はかなり伸ばすが

肘はちょっとだけ曲がっている

tssr5b

それにより、肘に衝撃が来ない

その後、というかインパクト前からだが

内旋、回内しながら

腕を引っ張りこんで打てるので

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こんなフィニッシュになる

パワー、コントロール、障害防止

全てにご利益がある技術だから

採用をお勧めする

 

一度、インパクトで伸びきっちゃうと

フィニッシュまで伸びたまま

ということになってしまうから

自分で診断するには、フィニッシュを見てみるといい鴨。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス, 傷害、治療 | 投稿者松原コーチ 20:25 | コメントは受け付けていません。

伸ばし切ると肘が

バックのスライスについては誤解が多いようだ

弧を描いて凹型に振るわけだが

腕の使い方で

「曲げた腕を伸ばしていくイメージ」

を持っている人が多い

 

そして

伸びきった瞬間に衝撃が肘を襲う

 

昔からある典型的なテニスエルボー

 

実は

nisifs1702bstb

プロのスライスは

大きく構えたときでも、肘はそれほど曲げない

肩を中心の大きなスウィングなのだ

 

そして伸びきったように見えるインパクトでも

「肘を伸ばし切らない」 のが

コントロールにも

強さ加減にも

肘の障害に対しても

有効な処方なのだ  病院

nishi1702bs

そうそう

アウトサイドインの引き込むようなスウィング

それが

切れのいいスライスのコツなのだが

かなり曲げた腕を伸ばして打つと

手前から向こうへの

インサイドアウトになりやすく

そのためにも

テイクバックで曲げすぎないことが重要なのだ

そして

伸ばしきらないこと。    テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス, バックハンド, 傷害、治療 | 投稿者松原コーチ 21:39 | コメントは受け付けていません。

バックでの対処

『momotaro』 さんからの質問の続き

相手の深いスライスへの対処法です

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原コーチ、アドバイスありがとうございました。
フォアハンドの時は分かりましたが、バックハンドではどうなるでしょうか。アウトサイドインのサイドスピンでは、遠目の球は難しそうです。

momotaro より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

バックでサイドスピンは無理です

インサイドアウトに振るのですが

その経路に自分の足があるから

 

一番有効なのが

スライスに対するスライス

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ただし低く重いボールに対してですので

それに負けぬよう

面を作って、凹型に引き (面を狂わせない)

nisifs1702bstb

しっかりたたき

インパクトでブロック

nishi1702bs

これは打点が低くありませんが

インパクト後も面が保っていることに注目

そして小さなフォローというか小さくブロック

 

重いボールに対して

しっかりしなくてはいけないのは

リターンと同じ

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しっかり引いて、小さくブロック (顔に面のしっかり感が出ている)

 

フラットでの対処ですが

両手ならいける

やはり

リターンと同じように

面を固定してしっかりブロック

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片手でも同じですね

小さなテイクバックで面を固定し、ぶつける、止める

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フラットはハーフボレー感覚です

 

写真はなかなか打点の低いのがないのですが

面の保ち感

全身のしっかりブロック感を感じてください。  テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス, バックハンド | 投稿者松原コーチ 18:05 | コメントは受け付けていません。