月別アーカイブ: 2017年9月

ショートクロスに

『キャプ』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。
浅く角度をつけたボールを打つ方法についてアドバイス頂きたく…

シングルスでチャンスがくればアプローチを打って前に行くのですが、クロスに浅く角度をつけたボールを打つことが苦手です。
(フォア、バック、スピン、スライス問わず)
ストレートに深く打って前に行くのは得意なのですが…

打ち方のコツ、練習法のアドバイスなど頂けないでしょうか。
お時間ある時にご回答よろしくお願いいたします。

キャプ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

「ストレートに深く打って前に行くのは得意」

ということは

ベースライン後方から打って、ネットへとは考えにくいので

アプローチを短い距離で打つのはOKということでしょうか?

もしそうなら

クロス方向が苦手?

それならクロス方向に頭の中で線を引いて

ダウンザラインに打てばいいでしょうね

 

それとも

ショートクロスを打つのが苦手

短く打つのも苦手ということを考えるのでしょうか

それなら

ネットもセンター付近で低いし

そうか

低く飛距離も抑えてということですね

 

球質に寄らず

フォアバックにも共通することを考えてみましょう

 

飛距離を少なめにするには

2つの要素が

1、 低い角度でのうちだし

2、必要なスピードに抑えるスウィング

 

この2つを共に満たすためには

フォロースルーに工夫をすればいい

低く短めなフォローです

170928sugifrhikui

後はスウィング感を

インサイドアウトではなくアウトサイドインに

腕が縮む方向に力を入れて

打ち終わりが身体のそばになる

1709bkf

そうすれば

短いフォローも作りやすいし

クロス方向にも持っていきやすい

1709gcnisikori

私には、どの写真も

スウィングが上に上がるのを

腕力で抑えているように見えるのですが

イメージできたでしょうか

1709fedbk

球質やフォアバックの違いは

それぞれ、また日を改めて書きたいと思います。 テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:32 | 1件のコメント

バックのオープンスタンス

フォアハンドのオープンスタンスは当たり前

もちろんバックハンドも同じことなのだが

案外少ないのでは

radwanska1507bk

最近

それなりのお年頃になったせいか

若者のパワーショットに対し

クローズドに入ると

間に合わないことが多くなった

だから

waw1604bkt

オープンスタンス

そのせいか

はたまた松原さんは最近上達したせいか

バックのリターンが楽になってきた

 

速いサーブに対しては

1歩か、2歩か

ほとんど動くことができない

左足を踏み込んだだけのオープンスタンスは助かる

CIMG5314b55

CIMG5319b05

そうそう

先日、フォアの逆クロスで攻められた時の対策をアドバイスした

両手打ちだが

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左足を踏み込み

手首を固定して

強烈フォアの逆クロスボールに面をぶつける

クロスにぶつければショートクロスにも行けるし

両手打ちなら

余裕がある時はストレートに

意地悪ショットを流すこともできる

1507Serenabk

どう

やってみない。 テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 22:09 | コメントは受け付けていません。

両手打ちは制約が多いが

バックでもフォアでも

両手打ちは制約が多くなる

上体と2本の腕でつながってしまっているので

自由にどんな大きさにも振れる、というわけにはいかない

(腕力が弱めの小柄女子は違うかもしれないが)

nisikoribkf1608

その代り

大振りをしなければ

小手先にならなければ  (たらればが多いが)

面を安定させやすい

joko1608

それに対し

片手打ちは自由に伸び伸びと振ることができる

rf1608bf

うまく振れば両手打ちよりもすごいのが打てる可能性もあるし

だいいち、姿勢が楽だ

これまでに」

両手を片手に変更したり

片手打ちをあきらめて両手にしたりと

いろいろなケースを見てきたが

どちらのケースでも

何とかなっている人が多い

もしかしたら

フォアハンドでグリップを変えるよりも簡単かも

片手と両手では

明らかに持ち方が違い

間違ったり、混同したりしないからかもしれない

 

両手打ちに違和感のある人や左手の器用さに自信のない人は

片手にどんどんチャレンジしてもいい鴨 ひよこ

 

逆に片手でリターンに困っていたり

フォアハンド命で

バックに構いすぎないようにしたい人とか

片手フォアハンドで

どうしても、手首がぐらついちゃう人など

両手打ちにチャレンジするのもいい鴨。 ペンギン

 

プロじゃないなら

色々なやり方の人がいてもいいのでは

極端に厚いグリップ

その逆

mac1512fv

両手フォアに片手バックとか

両方フォアハンドも考えられるし

(女子選手の多くは感覚として、もしかしたらそうかも)

他の人と同じじゃつまんないし・・・   テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:01 | 1件のコメント

厚めのグリップは

フォアハンドで厚めのグリップは制約が多い

nisifstaore1708

ちゃんと前向きにならなければ

フルスウィングでは打てないし

ロブを上げるために

小手先で面を上向きにするのもちょっと窮屈

nadl1606f

その代り

融通が利かない分

間違いも犯しにくい

少しくらい強く打っても

面が上を向きづらいので安定させやすい

nadalff1706ff

一方、薄いグリップは

federa1607fr

垂直面を作るのに

難しい姿勢にならなくてもいいし

緩いボールも打ちやすい

小手先だけのテニスも容易にできる

だが言い換えると

面の自由度が大きいのでどんな向きにでもできる

つまり間違いやすい

強く振りたくて急加速すると面が上向きに変化したりとか

 

そんな特性があるので

薄いグリップの人が厚めに変えるのはそれほど難しくない

ジュニアには

自然に力が入りやすく、とっ散らかりにくいように

厚めのグリップに徐々に変わっていく子も多い

 

逆に厚めを薄めにするには

面を感じながらとか

急加速させないとか

腕にしっかりちからをいれたまま

とかとか

かなり慎重な対処が必要になるのだ。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:03 | コメントは受け付けていません。

トミーテニス塾

13日の水曜日は毎月恒例

トミーインドアスクールでの松原コーチのテニス塾

CIMG4620

1時間目はフォアハンド

2時間目はバックハンド

3時間目はスライスとボレーという流れ

 

例により写真は金田コーチのとっさに空いた時間のみ

バックハンドの一瞬のモノだけ

CIMG4619

今回は特にバックハンドのレッスンで

余計な要素をなくすために

リターンから

面を作り引いて振り出すだけ

CIMG4622

その後で、さらにレベルを上げて

更に余計な要素を減らすよう

もちろん

ボールに対する位置合わせもよくするための

ジャックナイフ

それから普通の余裕ある時のバックハンド

皆さん手首が固まり

しっかり打てるようになったと思う

CIMG4621

そうそう

スライスとボレーだが

テイクバックスウィングとも、凹型に弧を描いて振る

これをかなり強調したことで

理解度、上達度が上がったようだ。

 

次回は、10月18日の水曜日

トミーインドアでお待ちしています

要項はここを見てくださいね。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 18:53 | コメントは受け付けていません。

伸ばした腕でフォアを

『tenir』 さんからフォアハンドの質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  初めまして。
いつも参考にさせていただいています。
フォアハンドについて詳しく解説されている中で、気になったことがあるので、一点質問させてください。

フォアハンドをフェデラーやデルポトロ、ディミトロフのようなストレートアームの打ち方に変更したいと思っています。
以前はウエスタンでダブルベンドの打ち方をしていましたが、セミウエスタンに変更し練習しています。
しかし肘が綺麗に伸びず上手くいきません。またボールスピードがかなり落ちてしまいました。

なにがアドバイスいただければ嬉しいです。

よろしくお願いします。

tenir より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

ストレートアームと言いますが

肘を伸ばし切らないことが重要です

伸ばし切ると打球やスウィングの衝撃で肘を痛めます

federer1607imp

フェデラーもほんのちょっと曲がっています

 

さて、何で腕を伸ばすのかというと

薄いグリップでラケット面を垂直にするためです

肘を曲げると面が上向きになります

つまり

アウトしないため

 

実は松原さんもセミウェスタンなので

腕はかなり伸ばし気味で打っています

デモ

必ず肘は少し曲がっていますよ

 

ウェスタングリップなら

適当に肘をまげて

そこで面が垂直

djok1611frsisei

錦織のようにもっと厚ければ

肘を前に出して面を垂直にします

kei1607jf

何でウェスタングリップがあるのかというと

力が入るから

手の向きが平手打ちよりも空手チョップの方が

強く振りやすいのです

しかも

肘を曲げて使えるので

遠くに引いて手前に引っ張れる

回転半径が小さくなることによって

スピードアップするのです

1603nisikoritsfr

だから

引っ張れない薄めのグリップに変えれば

スピードダウンするのは当たり前

それはある程度、覚悟して使うべきです

 

とはいっても

いくらか挽回するコツはある

 

スウィングを大きくゆったりすること

いつも例に出す振り子の流用です

「ユウックリ」 振る

ユウ はほんとにゆっくりで

クリ は力強く

かるく曲げた状態をキープしながら振る

 

それと大事なこと

垂直面でとらえることを感じながら打つこと

グリップに完全になれるまでは相当に意識していないと

手の向きはすぐに戻っちゃいます

 

そうそう手首も緩めないこと

ラケットヘッドが後ろに返り過ぎちゃうと

ウェスタンじゃなきゃあ打てない

きれいに肘を伸ばし気味にするコツはこれ鴨

 

もう一つのコツは筋トレですね

190cm、85kg の人にとっては

350gくらいのラケットは重さのうちに入らないの鴨

どんなグリップでも腕を伸ばしてでも

強力に振れる

身長は簡単には伸びないけれど

腕力ならトレーニングすればつきますよね

 

厚めなのに腕を伸ばし気味にする人もいます

nadal1607fimp

曲げなくても十分力が足りるのかも

いや伸ばした方が

同じ角度だけ振った時にラケットヘッドの走る距離が長いのかも

錦織には無理な力技ですね

 

思いっきりぶんなぐれる、ウェスタン

面の使い方が楽なイースタンやコンチネンタル

各々長所があるので

フェデラーのような上手なオールラウンダーになりたければ

イースタンで

錦織のようにぶんなぐりたければ

ウェスタンか、フルウェスタン

ある程度割り切りが必要です

 

錦織

ドロップショットにいくときは薄く持ち替えますよね

nisiidrops1612

セミウェスタンならそのままでも打てますよ

 

そうそう

「ウエスタンでダブルベンドの打ち方」

ということですが

ダブルベンドという言葉を初めて聞きました。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:36 | 1件のコメント

セカンドサーブはピンポイントで

先日、ダブらないとイメージしちゃあいけないと書いた

ダブらないイメージとは

ビジュアル的にはフォールトすることだから

否定的な言葉はイメージできない

だから、全てを肯定的に

言葉もイメージも

 

ファーストサーブなら

センターにフラットとか

ワイドにスライスとか

狙いをかなり一点に絞る

nadalssr1607

ところが

セカンドサーブになると

バック側に入ればいいとか

サービスボックス内ならどこでもいいとか

相当にあいまい、ぼんやりとなる

 

だから、狙いがわずか、10cm外れて

惜しくもフォールトになったりする

CIMG5005

曖昧はやめて、1点狙いで行こう

何ならサービスボックスのど真ん中の

1mmの点めがけて

きっちり打ち込むことに集中するのだ

(もちろん、ゆるいボールでもいい)

 

これなら

間違って、1mはずしてもグッド

そこを狙ったと言っておけばいい

 

狙い場所を鮮明に、1点に決めて

そこに打ち込むことに集中する

ピンポイントじゃなければ

イメージもできないし集中もできないのだ。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:25 | 2件のコメント

印西初級女子ダブルス

8月28日(月)、松原テニスクラブ印西では

月例の初級女子ダブルス大会

見てきたような話を書きたいのだが

東戸塚校のクラブハウス改修工事開始日と当り

急きょ、運営を馬込コーチにゆだねた

 

今回は6ペアーの皆さんが参加

1セットマッチの総当たりで行われた

だから、全員、5試合づつ

 

結果は、2ペアーが4勝1敗で並び

得失ゲーム差、わずか1ゲームで

優勝が、右側の望月さん、渡辺さんペアー

準優勝が、左側の露久保さん、関根さんペアーになった

DSCN1345

実は、次回の9月25日(月)も馬込コーチに頼んでいる

毎年1回の、札幌での大学後輩指導とバッティングしてしまったのだ

馬込コーチは

ストローク命の松原さんとは正反対のテニス

必殺のネットプレーヤーなのだ

特にダブルスの戦術にはこだわりのあるコーチ

松原さんとは違う方向からのアドバイスが聞けると思う

9月25日(月)の要項はこちら

是非、参加して

積極的に馬込コーチと語り合ってほしい。 テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:21 | コメントは受け付けていません。