月別アーカイブ: 2017年10月

強力サーブへ 4

『van』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  11月のトミー塾に参加しました者です。ブログを読むだけでは実感できないため、直接レッスンをして頂きたく参加致しました。サーブについてご質問します。ラケットを持つ側の腕を予め上げてセットアップしてからジャンピングサーブをするにも拘らず、間に合わなかったり、打点や当たりが安定しないのは、身体を動かし過ぎるからでしょうか。トスが低すぎるのかと思いトスを高く上げても当たりが安定せず悩みが一杯です。ヒントを戴けるでしょうか。

van より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

たしか、VANさんの場合、後ろから大きなテイクバックで引いていたので

野球のセットポジションのようにしたのでしたね

前回のブログ見てくれたでしょうか

下半身がすべて終わってから腕を振り上げる

CIMG3336

VANさんは身体を使うのと腕の振りが同時に動くので

身体の動きが腕の振りを邪魔しているのです

打点や振りが安定しないのもそのため

トスを高くしても

そこに落ちてくるまで始動していないので

同じことになっているのです

 

ジャンプして打つというのはそれを解決するためなのですが

身体を使うという意識、その習慣が癖になっているのですね

ですからその時も跳び上がりながら打とうとしてしまうわけです

 

まずこの呪縛から抜ける

膝の屈伸などは一旦やめる

CIMG5006

上体もほとんどそらない

腕だけで打ってみる

身体はせいぜい、横向きから前向きになるだけ

 

身体が邪魔しない分だけでも相当ぶんなぐれますよ

 

それができるようになり腕を強く振れるようになったら

徐々に膝の動きを加えていく

それでも、膝や体の動きが終わってから腕を振り上げたいので

膝の伸びはゆっくりと

呪文を唱えながら打つ

 

「ヒザーアっ、 ・・・ウデ」

・・・はそうとうに間を開けろという意味です

 

かなり慣れてきても膝の屈伸はゆっくりです

federa1601j

彼のイメージわかるでしょう

これを納得すればジャンプも簡単だと思います

試してみてください。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:13 | 1件のコメント

強力サーブへ 3

3番目は腕を強烈に振ること

そのために

腕を振り上げるときには

身体の動きが終わっていること

1502agassi

ここから、全身の力でたたき上げると思っている人が多いのだが

実は

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身体が伸びきり終わっている

のに

背中のラケットはまだ落ちる途中なのだ

後15cmジャンプしたころに

ラケットヘッドは身体の左に見えるはず

CIMG3784

そこから振り上げる

tssr5b

身体がゆったりと先行し

止まり

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ラケットヘッドが体の動きを強烈に追い越していく

CIMG3785

CIMG3786

この順番

ラケットヘッドの動きが体に遅れることを理解しないと

身体が腕の振りを邪魔するために動くことになる

 

ムチでも先を走らせるには

手元は止める、いや逆方向に引く、が正解かな

これが波動砲?  法?  理論?

 

リズムは

カラダ―っ ウデっ

なんですよ。   テニス

 

上の選手わかります?

アガシさん  スズキさん  エルベールさん  ですよ。

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:24 | コメントは受け付けていません。

強力サーブへ 2

強力サーブ

そのための第1段階は大きな振幅で

振り子を生かして振ること、でした

今日はその2

腕の使い方

(先日コメントをいただいた、『VAN』 さん、その3が終わるまで待ってくださいね)

現代プロの強烈サーブのもとは

腕の内旋を使うこと

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どんな形かというと

腕相撲で相手の腕を左にねじ切ってしまうような動き

vol07_04

右ひじから左肩までを一直線に保ち

上腕を矢印方向にひねる

だから

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これは模式的に肘の角度を最大に力が出る90度に保った場合

生身の人間の場合は

vol09_02

もちろんインパクトに向かって腕が伸びていくから

直角は保てないが

それでも、伸ばし切ってはダメ

いつも言うように

打点を体軸よりも後ろに取り

TOMLJANOVIC3

むしろ腕は引っ張る

曲げていきながら、ボールを捕えるイメージが大切

だからフィニッシュが

CIMG5462

この段階でも

左肩からほぼ直線上に右肘があるでしょう

だから内旋

というか内旋で打つからそんなフィニッシュ

「肘を上に残してフィニッシュする」

というのも一つのコツだから、覚えておくといい鴨  ひよこ

 

そうそう

前腕を右にひねる回内も大切だが

使い方はサーブの球質により違うので

今回は無視しておく

 

身体をいっぱい使うよりも腕

腕の使い方は内旋なのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:17 | コメントは受け付けていません。

トミーテニス塾

18日の水曜日はトミーインドアスクールでの

松原コーチのテニス塾

今回は3時間とも同じ5人の皆さんが参加してくれた

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これは、3時間目のサーブの写真だが

1時間目はフォアハンド

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構え方の基本とか前向きインパクトとか

特に決まったのが

女性は大きめのスウィングでゆったり、振り子を生かすこと

生きたボールが飛ぶようになった

 

2時間目はスピンのかけ方

高い打点のサイドスピンから始めるワイパースウィングの練習

低い位置からの猛烈短めショットなど

ちゃんとやって見せて

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皆さんにやってもらう

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しかし前を向くのはなかなか大変

後半は低い位置でのサイドスピン

手前から向こう側へ

ボーリングのフックボールのように打つ

横向きをしっかり作り

腰を高く保ってラケットを垂らす

「腰を高く保って」 というのがよかったようで

皆さん上手

思わず聞かれた言葉が

「テニス、こんなに簡単にやっていいんですか?」

もちろん、いいんですよ

 

3時間目はスマッシュとサーブ

スマッシュで余計な部分を削って

サーブに活かす

CIMG4741

特に

膝の屈伸など身体が終わってから腕の動きへ

だから試しにジャンピングサーブしてみましょうというところ

わざとらしい見本の後

CIMG4746

皆さんにいっぱい打ってもらった

CIMG4749

見事なバランスと姿勢

ボールも後ろ打点でやや上をしっかりとらえている

写真を撮った金田コーチがすぐに見せてくれた

この写真採用と宣言した、ばっちりの出来

 

皆さんに充分、満足してもらったと思う

今回は西東京市や、杉並などかなり遠いところからも参加してくれた

こちらとしても感謝感謝

ありがとうございます

首都圏西側の人は相模原インドアテニススクールでの

松原さんのコーチ研修会もよろしくです

 

さて

次回は11月8日水曜日

千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山のトミーインドアスクール

お待ちしています

そうそう、要項はこちらです。  テニス

 

そうそう

トミーインドアスクールのHPを開けると

あの金田コーチの息子たちの自慢話写真がドーン  雷

全日本中学の準優勝や、全日本ジュニアベスト8など

スクール校長の私も鼻が高い

ぜひのぞいてみてください。   どんっ (衝撃)

 

 

カテゴリー: イベント, サービス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:17 | 1件のコメント

強力サーブへ

久しぶりに

大切なサーブについての基本を話してみよう

実技はラオニッチさんに習う

 

第1に大切なのは、「振り幅を大きくとること」

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ラケットを立てたところから

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ゆっくり、しっかりたらし

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ここから振り上げ  (この間、コマがないくらい速いということ)

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一気に、フィニッシュ

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このように立てたところからゆっくり 「充分に垂らし」

そこから振り出す

スウィング幅が大きければ、その間に加速もできるし

同じ時間で動く距離も大きい

つまり、結果、速い動きだということ

 

それと

ゆっくり動かすことにより

前半、振り子の動きを利用することも可能なのだ

 

とにかく

忙しく振るよりも

ゆっくりでいいから

「スウィングの振り幅を大きくとること」 が大前提なのだ

ラオニッチやフェデラーのゆったりとした始動を思い出してほしい。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:46 | コメントは受け付けていません。

アングルボレー

『キャプ』 さんからボレーの質問も

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  ショートクロスについてのアドバイス、種類別にありがとうございました。
こちらを意識して練習します!

この流れでボレーを浅く角度をつけて打つコツについてもアドバイスいただけないでしょうか。
ラケットヘッドを立てた方が浅く打ちやすいなど聞いたこともあるのですが…

立て続けの質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

キャプ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

スウィングして、インパクトで小さく止める

というところはスライスと全く同じ

1703swing

ノーバウンドでスライスを打てばそれがボレーなので

当たり前といえばそれまで

 

後はクロス、ショートクロスに打つためには

順クロスの場合

ラケットヘッドを立てる

248557

手首は120度くらいかな

 

もう一つは先を遅らせない

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手首をしならせないことが重要

手首の角度固定でとらえるのだ

ボールの下、少し向こう側を打ってやる

 

話は基本的にフォアバック共通

 

そして最後は

フォアだけといっていいと思うが

テイクバックした時から

面を内向きにすること

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バックはそれほど気にしなくてもクロスに行く

ここで真っ直ぐに見えるだろうが

打点はもう少し前

このまま振り出せば

面がけっこうクロス側に向くのだ

バックは少し前で打てばクロスに打てる

 

次に逆クロスだが

ラケットヘッドを少し下げて

先を少し遅らせば簡単に打てる

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ボールの下、手前側を切ってやる

大したコツは要らない

ただあまりにも手首を柔らかくしすぎると

不安定になるので

ちょっと注意が必要だ。  テニス

 

質問ありがとうございます

質問してくれると何を話したらいいかわかるので助かります

他の方も是非

こんなこと聞いたら、恥ずかしいかななんて思わないで

コメントください。   ひらめき

 

 

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 19:14 | 1件のコメント

印西初級女ダブ

ちょっと遅くなってしまったが

9月の松原テニスクラブ印西

初級女子ダブルス大会のご報告

 

この時は松原さんはこの大会を馬込コーチに任せ、札幌へ出張中

大学の後輩たちへの指導だった

 

実は、男子チームは昨日まで有明にいた

北海道代表として全日本大学対抗王座戦に来ていたが

松原さんの応援もむなしく

残念ながら、1R松山大学に、4-5で敗退してしまった

勝てば今日は早稲田大学とやれるはずだったのだが残念

 

そうそう、女ダブだった

9月25日に行われ

ちょっと少ない、4ペアーの参加

DSCN1515

総当たりの予選リーグで

2勝1敗が2ペアー、1勝2敗が2ペアーの大激戦

3ゲームの得失ゲーム差で

1位が、渡辺さん、常山さんのペアー

2位が、持田さん、杉浦さんのペアーだった

 

改めて、1,2位で決勝戦

渡辺さん、常山さんのペアーが6-1と圧倒

タイブレーク負けをした予選の雪辱をはたした

DSCN1517

お疲れ様でした

 

さて次回は、10月30日(月)

松原さんもいる、アドバイスもする

是非、ゼヒ、ぜひ、たくさんの皆さんに参加して

経験を積んでいただきたい

要項はこちら

お待ちしています。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:53 | コメントは受け付けていません。

スライスを短く

大きく引いて

小さなフォロー

これがスライスを短く打つコツ

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相当に高いところから

身体から離れたところから振っているのがわかるだろう

腕がほとんど伸びているのが重要

少しだけ肘を曲げたまま振り出し

20170505_henan_546

伸ばしたままのインパクト後

伸びきっているように見えるが

一流は絶対に伸びきらない

そして

すぐに止めてしまうようなつもりで打つと

飛距離を短く打つことができる

柔らかくスウィングを止めると

ドロップショットになっちゃうので

強く打って直後

というか

止めながら強くヒット

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いやカットかな

するつもりで打つといい

コツをいくつか挙げると

1、弧を描いて凹型に振るために、引き方もそうすること

1703swing

2、アウトサイドインで引き切るつもりで (だからスライスというのだが)

 

もしも大きめのフォローをとると

takao1710fs

深くいってしまう

この写真はトップスピンに比べれがうんと小さなフォローだが

スライスとしては充分に大きい (まだ止まりきっていないが)

鈴木貴男得意の

ベースライン深くへのアプローチだと思う

 

そうそうクロスに打つコツだが

ラケットヘッドを120度くらい立て

ラケットヘッドを後ろに遅れないようにすればいい

それをエナンの写真から感じ取ってほしい。  テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス | 投稿者松原コーチ 19:55 | 1件のコメント

12月のコーチ研修会

2017冬季神奈川県テニスコーチ研修会

12月11日(月)に

相模原インドアテニススクールさんでの開催が決まった

テニス事業協会の主催

講師は私、松原コーチ

CIMG2703

これはしばらく前の写真

 

内容は最初に1時間ほど

松原さんのテニス論を聞いてもらい

CIMG2693

その後

上の写真のように実技

松原さんの説明、デモ

皆さんにやってもらい、矯正等々

CIMG4479

これは前回、2017夏季、ファーストシティーTCさんでの写真

自分がなるべく目立ちたいので

毎回赤いシャツを着ているようだ

 

さてさて

テニスコーチ研修会という名目だが

毎回、参加者の約半数は

コーチじゃなくて一般テニス愛好家、プレーヤー

だから、どなたも遠慮はいらない

一般プレーヤをどう教えるかを見てもらうという

コーチにとってのご利益もある

このブログの文章や写真だけでは伝えきれない

生の松原さん理論や華麗な実技に触れてもらいたい

 

要項はこちら

申し込みはメールでいいので直接松原さんまで

ただ、書式はどうでもいいが

申込書にある項目をすべて書いてほしいので

よろしくお願いします

 

是非、生松原コーチに会いに来てください。 テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:26 | コメントは受け付けていません。

バックショートクロス

片手バックなのに

平気でショートクロスに打つ人

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この腕の形がショートクロスのコツなのだが

ちょっと奇妙な形になっていることがわかるだろうか

手の位置がラケットヘッドほど上がっていないのだ

ラケットヘッドが勝手に

加速しながら上に上がっていく

 

種明かしは腕を引っ張り短くすること

短くなるは嘘だが

肩の位置も含めれば実際に短くなっている

肩甲骨を引っ張ると言ったらいいのか

その結果

腕が外旋しながら走り

面もかぶり気味になっていく

フォアのパイパースウィングのように

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低いところからのトップスピンももちろんだが

高い打点のリターンなどで

絶対に必要な技術

片手バックでここまで行くのには

かなりの時間、修練が必要になる

そうそう

フェデラーじゃなくても

片手バックの熟練者は

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こうやって上手にラケットヘッドを上げていく

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両手にも同じメカニズムがあるが

力技でもできちゃうし

そうやっている間にコツもつかめるので

片手よりも短期間で習得できるようだ。 テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 15:20 | コメントは受け付けていません。