月別アーカイブ: 2018年3月

これじゃまずいか?

フォアハンドの姿勢

これじゃまずいか?

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ダニエル太郎のフォアハンド

いやいやこれはこれで

ラテンの国々、特にスペイン辺りではみんなこんなもの

国民性もあり、かなりアバウト

コートもほとんどがクレーの赤いやつ

ハードコートに比べれば遅いのとイレギュラーもあるので

全身を使った大きなスウィングで

手首も柔らかく使って

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ヘビートップスピンで振り抜く

どっかには入る

これで勝っている人も多いのだから

もちろん、このフォアもあり

ダニエルもスペインで鍛えた

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だけど

どうしてもハードコートで

しかもリターンとなると不利になる

だからクレー育ちでも

フェデラーやジョコビッチは姿勢がいい

そうゆう人がオールマイティー

フェデラーは今ではハードの方が好きかもしれない。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:29 | 1件のコメント

姿勢がいい人は狂わない

ストロークを打つとき

世界で一番姿勢がいいのはこの人

どこから写真を持ってきても垂直

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杉田祐一

姿勢がいい

つまり軸が垂直

いくら上体を回転しても

ボールが上下方向にぶれない

DSC_5841

特にフォアハンドでライジング気味

フラット気味に

速いボールを打つには、打球に精度が必要

面にも精度が必要

だから軸にも精度が

 

「軸が垂直」はスピードフォアハンドの命なのだ

 

そうそう

リターン

早いサーブに対し

トップスピンを多くかける余裕がない

DSC_6730

杉田はリターンもうまい

 

世界で上に行くには理由があるのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 18:35 | コメントは受け付けていません。

夢のテニスクラブは今

5月オープンを目指している

松原テニスクラブ横浜

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保土ヶ谷区仏向西21に建設中

昨日の雪と雨でびしょ濡れ

白っぽい平地がテニスコートの地盤

手前に2面、向こう側に2面の計4面

この上にアスファルト系の盤を作り

その上に砂入人工芝という段取り

ラインの中はグリーン、外は茶色

いまどき珍しい会員制のテニスクラブ

とはいっても、松原さんのこと

1面はテニススクールを予定している

フェンスができてきて

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コートの区画がはっきりしてきた

ここは3番コート

大きなフェンスの内側

コートサイドの1m高の小フェンス外から観戦

という場所

4月半ばにはコートが出来上がる

入会の条件なども決めるが

体験会や松原さんのテニス塾など

皆さんにお会いできるイベントをいっぱい

もうじき発表できるはず

私といっぱいテニスしましょう

たくさんの皆様に冷やかしに来てほしい。 テニス

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 松原TC横浜 | 投稿者松原コーチ 20:29 | コメントは受け付けていません。

印西女子ダブルス

松原テニスクラブ印西

月例の女子ダブルス初級大会

今月は5ペアーとちょっと少なめ

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その代り、どのペアーもしっかり見ることができた

5ペアーだから総当たりで4試合ずつ

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激戦が展開され

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4戦全勝で

幡野さん、冨永さんのペアーが優勝

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3勝1敗で

佐野さん、古田さんのペアーが2位

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表彰式後

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全員集合

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各ペアーにアドバイスをしたうえで

もう1試合ずつやってもらい

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今回のアドバイスは平行陣のポジションや

そこからのボレー、決めコース等々

サーブの構え方向なども内緒で教え

無事に終了となった

 

さて

次回は、4月23日(月)の開催

たくさんの皆様に参加をお待ちします。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 18:56 | コメントは受け付けていません。

リターンは振り切らない

リターンは振り切らない

というと

当てるだけかと思われてしまうかもしれない

それは違う

ここでのリターンの目的は

ブン殴ること

強烈リターンでやっつけることなのだ

 

そのための方便が

「振り切らないこと」 なのだ

インパクトは強烈に通り過ぎても

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ここまではいかないということ

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なぜなら

リターンの相手

サーブというのはプロレベルだと

最強のショット

勢いがすごいから

こちらのラケット面を強力にぶち当てれば

弾き返っていく

TENNIS/BRISBANE INTERNATIONAL 2010

スピードは簡単に出る

逆にこちら側から見たマイナス面は

速いサーブなので

ついつい、真ん中を外すこともある

 

その時に腕の支えが弱いと

ボールはあらぬ方向に飛び去る

だから

手首を固めて

それを最後まで保つ

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それを実践しているのが

世界一のリターンを打つのが

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アガシ

彼は打球後もラケット面を

手首の角度を保つことをはっきりやる

強烈に、サーブにぶっつけるが

「リターンは振り切らない」 のだ

 

いや、言い方を変えよう

フォアもバックも

リターンは

「手首の角度を保てる範囲で強烈に振り抜く」 のだ

 

そして

1セットに2回ブレークする。  テニス

 

 

カテゴリー: リターン | 投稿者松原コーチ 18:40 | コメントは受け付けていません。

フォアの手首角度

『キャブ』 さんから左右打ち分けへの質問の続き

以下がそのコメントの重要部分です

 

カラオケ  ・・・ クロスに打つ時の意識で「手首の角度を浅くする」という点です。
この角度とは前腕とラケットが作る角度のことで、浅いほうが180°に近いということでしょうか?

キャプ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

その通りです

手首の角度が180°に近ければ

面がクロス方向を向きやすくなります

そこからラケットヘッドを遅らせれば

面が逆クロスに向きやすくなります

 

だからクロスに向く方を先に作れば

ちょっと遅らせるだけですので

逆クロスへの変更が可能です

 

先に逆クロスに向けちゃうと

クロス打ちへの変更は難しくなります

 

180度なんて現実離れと思っていたら

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いましたね

マレーです

もちろん彼は左右に打ち分けられる

インパクトとではこんな絵も

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これで左右どちらにも  テニス

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:46 | 1件のコメント

フォアのクロスで前に

『治りかけのテニスエルボー』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  いつも愛読しています!
アプローチの練習で、相手から来た浅い球をトップスピンでクロスに深く打つ方法を教えてください。
サービスラインで、腰くらいの高さのボールをアプローチするのですが、フラットで打ち込むには打点が低いため、トップスピンで一度ネットを超えて打つとどうしても、ボールが浅くなります。

ボールの軌道の頂点をネットより奥にすればいいのでしょうか?
お時間あるときにでもお願いします。
(スライスはまだ打てません)

治りかけのテニスエルボー より

 

 

 

私の答えです

水瓶座  結論を先に言います

「もっと強く打てばいいんです」

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ボールの軌道の頂点をネットより奥にすればいいのでしょうか?

というのももちろん正しい

サービスラインから打ってベースラインに達するには

当然そうなります

 

ですが

必要なのはフルスウィングのアプローチです

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というのは

いまどきのテニスで

ネットすれすれに打ったら浅くなっちゃうようなショットで

(つまり緩いということです)

クロスに打って、ネットへ出たら

フォアハンド一発で抜かれます

そのスピードで深く打っても

(ネットを高く越せばいい)

だけど、浅いよりはましとはいえ、結論は同じ

相手の立場になってみれば、あなたも ・・・

 

練習をうまくできるようになることが目的ですか?

それとも試合に勝つことが目的?

それによって答えは変わるかもしれませんが

 

だから(勝ちたいなら)

深く打つのではなく

強く打つ

そうすればもう少し向こうまで飛ぶし

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技術的には

アウトしないように強烈にここへ引っ張り込む

深く打つというよりはアウトしないように打つ技術

ベースライン手前に

肘を中心にしたワイパースウィングで浅く

低いフィニッシュでねじ込みます

できればウィナーになるようなショット

たまたま返ってきたらボレーする

というような考えです

 

スライスはまだとのことですが

それとて同じこと

40年前ならスライスで深く

センターセオリーとか

バックをついて前にとかやったのですが

あなたが相手ならどうですか?

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現代は

そんな感じで前に行ったら

大歓迎されて、やられます。  テニス

 

 

カテゴリー: シングルス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:47 | 1件のコメント

サーブで反る理由

『ホッシー』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原コーチ、いつもありがたく拝見しています。
サーブについて質問させて下さい。
トスを右の方に上げ、両肩の線をあまり傾けず、野球のピッチャーで言うスリークォーター位の感覚でスウィングすると「体の回転→肩の回転」がスムーズに出来て「バキッ!」というサーブが打てるのですが、スピンサーブを打とう、とか打点を高くしよう、とか思ってトスを正面に上げると体が回らず肩の回転だけで打つような感じになってしまい「バチン」位にしかなりません。
トスを正面や左に上げても体をうまく回転させるコツはありますでしょうか?

ホッシー より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

スピンサーブやフラットサーブもですが

上体や肩の線の傾けについて誤解が多いようです

 

特にスピンサーブで上体を後ろに反らせ

膝の屈伸と腹筋での上体起こしで

下からこすりあげるという発想の人が大半かもしれません

 

ホントは

こうゆうふうに考えてもらいたいのですが

 

「上体を後ろに反らせるのは軸を傾けるため」

 

この傾けた軸を中心に上体を回転させるのです

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そうすれば

打点が上になって高い打点が取れ

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両肩の線の延長上に右肘が来て

一番、内旋パワーが使える形になる

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そして肘を残してのフィニッシュ

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上体を傾けなければ

肩の線も垂直にならない

だからその場合は

トスを右に上げて

スリークォータ―気味に打てば楽に打てるのですが

頭の上の方では打ちにくいのです

 

上体を後ろに傾けておいて

上体を回転させればいいのです

腹筋で強烈に伸びあがらなくてもいいのです。 テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:54 | 1件のコメント

トミーテニス塾

昨日、3月7日水曜日は毎月恒例

トミ―インドアスクールで松原コーチのテニス塾

いつもは松原さんの理屈に共鳴してくれる男の人たちばかり

なのに

今回はどうしたんでしょう

ご夫婦での参加の男性お一人を除き

5人が女性だった

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これはバックハンドでの面をキープする練習風景

手首の反省点が多いようだ

後で出てくるのと同じドリル

 

さて

1時間目はフォアハンド

凹型、振り子の構え方、引き方、その時の面の作りかた

この面作り、引き方作りがほとんどの話

これでしっかりと安定感が出てきた

それとラケットヘッドが手首を追い越さないこと

これでさらに安定感が

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次にバックハンド

手首の角度

片手の男性はくの字の角度

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両手の女性たちは

Yの字の角度を

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どんな体勢になっても守り向く

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ということを強調した

その確認にオープンスタンスでジャンプして打ったが

ジョコビッチと同じとはいかないが

皆さん自然に対応していた

そうそう

面のキープは手首の角度保持が最重要だが

そのための面感覚

フォローで打球方向に向いていることの確認が

上と次の写真

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ボールかごでの水撒き、ボールまき

かごの開口部が打球方向に向かないと

ボールが後ろに戻ってくる

あの位置の私に降り注いだ場面もあった

 

最後はスライスとボレー

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アウトサイドインで切る

つまりテニスボールをスライスする

この種目も手首は固定で腕全体のスウィング

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ワンバウンドに対しては上から振れても

ノーバウンドだと心配で

という人が多かったが

徐々にスライスボレーになっていった

 

3時間の間、何度、「手首の固定」 と言ったろう

 

さて、次回のトミーテニス塾は、4月11日(水)の開催

たくさんの皆さんに生の松原コーチを体験してほしい。 テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント, バックハンド, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:32 | コメントは受け付けていません。

負けを恐れないためには

『うどん県』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原さん、いつも拝読させていただいています。
自分の趣味の硬式テニスと、顧問をしている中学校ソフトテニス部の指導をするうえで参考にさせていただいています。
さて、先日の中学生のソフトテニスの試合ですが、格上の相手に対しては、真っ向勝負でいいプレーをして金星をあげたのに、格下の相手に対しては、負けを恐れたからかプレーが固くなって自分の球が打てなくなっていました。大事な試合になればなるほど、負けを恐れて自分のプレーができなくなるのをよく目にしますが、松原さんならどのようにアドバイスをしますか。
ご教授いただけると幸いです。

うどん県 より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

うどん県、というとあそこでしょうか

私もあそこの銘柄のうどんは大好きです

 

さて、うどんじゃなくてテニスの話

「格下の相手に対しては、負けを恐れ ・・・ 」

よくあるメンタル話ですが

そうだとするとメンタルを鍛える

座禅でもしましょうか

20年くらい修行すれば

人間ができてきて何とかなるかもしれません

でも中学生の間には間に合わない

 

ところでなんでビビるのでしょうか

ビビっちゃいけないと思っても駄目ですよね

考え方を逆にしたらどうでしょうか

そうゆう試合でどうするかを決める

決めたとおりにやる

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いがいに、何をするか決めていない子が多い

いや、大人も多い

最初のサーブをどこにどう入れる (決めてあります?)

リターンはどうやる

ストロークはどれぐらいの強さでどこへ打つ

前衛はいつポーチに出る

ATP Masters Series - Rome

スマッシュはどこまでのロブを打つのか

段取りを決めてそれを実行する

できない部分は練習しておく

何をするか決めておき

予行演習をしておけば

案外できてしまうのではないでしょうか

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試合の仕方を教えないのに

試合をうまくできない子を叱っているコーチや親御さん

「なんで練習と同じショットができないんだ」

よくいますよね

私もちょっと、反省しています

 

打球練習のショットと試合の形でのショット

試合のショットは常に1本目ということもあり

違いますよね

そりゃあ

練習したことのないことをやるのは怖いですよね

試合の予行演習してみたらどうでしょう

 

メンタル?

そりゃあ、強いに越したことはないけど

関係ないかもしれませんよ。  テニス

 

 

カテゴリー: ジュニア, 練習法, 試合 | 投稿者松原コーチ 19:14 | 2件のコメント