月別アーカイブ: 2020年3月

内旋、回内、とは

サービスの話でしょっちゅう出てくる用語

念のために解説しておこう

内旋

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腕相撲の動きと思えばいい

両手を前に出して、肘を90度くらいにし

手を側に回して近づける動きが、内旋

反対は、外旋

 

次は回内

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手首固定して

前腕を左回りに回すとラケットヘッドが走る

両手を前に出し

手の平を側にす動きが、回内

英語だとプロネーションというらしい

40年くらい前の技術書は

プロネーションを間違って内転と訳していた

だから年配のコーチは

内転というかもしれない

正しくは回内

逆の動きは、回外

 

前腕を回すのが、回内、回外

上腕を回すのが、内旋、外旋、なのだ。  ひよこ

 

 

カテゴリー: サービス, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 17:39 | 1件のコメント

ホーストレーニングは

昨日はホースを振るのもアリかなと言ったのだけれど

やはり

柔らかいものを振ると

昔風の手首を柔らかく使い

後ろから振り上げるサーブになりがち

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そうすると

肘の角度が90度より小さくなり

内旋が効きにくく

肘も痛めやすいという欠点がある

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お薦めは、棒投げ

昔、テニスジャーナルの解説では

新聞紙を丸めて、棒にし、投げる

というように説明したが

『リトルモー』という映画では

コーチがサーブがにが手のモーリン・コノリーに

中古ラケット8本を投げさせる

クラブのフロントで買うとき

「8本も何に使うの?」 と聞かれ

「タコに教えるのよ」 と答えるコーチ

右手打ちのリトルモー

伊達さんと同じ

実は元左利きだったというオチも

ちょっと話が横にそれた。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 12:23 | 1件のコメント

手首を固め鞭のように

サーブにつき 『sho』 さんから質問をいただきました

以下がその全文です

 

カラオケ  こんにちは、shoです。

前の記事の「サーブの打点はなぜ後ろ」で「手首を柔らかくした鞭のようなサーブだと練習していくに従い徐々にコントロールはついてくるが、しかし、肝心なポイントで心や体が揺れるとサーブも不安定になりやすい」と書かれておられますが、私が、鞭のようなサーブを練習すべきか否か、アドバイスください!

というのも、ここ1年、かなりサーブを練習し、それなりのフォーム、確率のサーブになってきたと思いますが、次によりスピードを上げるため(スマートセンサで現在最大130kmのところ、目標150km)、より鞭のような腕の動かし方かと思い、紐や切ったホースで、練習し、習得しようとしてます。

今回の記事「スピンサーブの打点は」の写真のエルベールやラオニッチのラケットダウン時のような、日常生活ではあまりない腕の曲り方が、私のなかでの、鞭のようなサーブです。

Sho  より

 

 

水瓶座  私の答えです

内旋や回内など

腕の動かし方に関することは形の問題です

形をうまく作ることにより

より力が入る

手首を固めることにより

その力を有効に使える

また面が決まることにより、安定性も増す

ということです

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一方

鞭のように使うというのは

運動量連鎖のことです

脚の屈伸パワーを上体に伝え

上体のパワーを腕に伝える

腕につながるラケットを鋭く振り切る

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大きなものがゆっくり動いていく動作が

止まる時

より小さなものに伝わっていき

小さいが速いスピードのものに変換されていきます

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結論すると

必要な形を保ったままで

鞭のように使うのです

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その二つは

トッププロの動きの中で矛盾していません

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手首を固めたまま

回内で振り切ります

 

運動量の連鎖を感じるため

ホースを振ってみるのもいいと思います。 テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 14:37 | コメントは受け付けていません。

内旋の方が重要

サーブの話で

内旋、回内と連呼してきたが

特にインパクトまでは内旋が重要

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回内はあまり意識しなくても打てる

勢いで自然に使えもするからだ

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もちろん

振り抜きをより鋭く

よりスピンもかけて

特に面を外向きに動かし

相手バック側に持っていくには回内は必須

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しかし

特に重要なのは

意識すべきなのは 内旋、ないせん、ナイセン  なのだ。 テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 15:46 | コメントは受け付けていません。

スピンサーブの打点は

スピンサーブは

こうゆう回転

supinhoukou

そのためには

斜め下を向いた面で

ここから

spin1

ここへ、内旋回内していき

spin2

回内後のフィニッシュは、ここ

spin3

写真はフィニッシュよりは前だが

上腕を軸に

斜め下向き面を回内してスウィングする形

打点は? いやボールのたたく場所は

spindaten

ここ

左斜め下を向いたラケット面が

ボールの右斜め上を打つ

 

このスウィングをする一流プロは

こんなところからラケットが出てくるのを

知っているかな

エルベールだと

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こっちのラオニッチの方がわかりやすいかな

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ラケットヘッドが真下よりも右側に寄っている

ここから上腕を止めながら

内旋、回内すればどこへラケットが行くかというと

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こっち側

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フィニッシュは

上体の右側に行くのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:19 | 1件のコメント

サーブの打点はなぜ後ろ

サーブの打点は

プロの場合、上体の軸より後ろになる

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なぜなら

手首を固定し

パワーの一番入る内旋と回内で打つと

この位置で、面がちょうどいい向きになるから

 

言い換えると、というか繰り返しだが

この位置で手首を固定し

内旋回内でぶんなぐれば

時速200kmとコントロールが両立するのだ

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手首を柔らかくした鞭のようなサーブだと

練習していくに従い

徐々にコントロールはついてくるが

しかし

肝心なポイントで心や体が揺れると

サーブも不安定になりやすい

 

手首固定で、内旋回内のサーブは

打点を後ろに取れば

この向きにしか面が向かないから

習得すれば

一気にびしっと決まる

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安定して打てるのが当たり前

大事な場面で心が少し揺れた位ではびくともしないのだ。 テニス

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 11:40 | コメントは受け付けていません。