先日
母校の対抗戦を見ていて(ネット配信)
男子選手たちのサービスが気になっていた
いつもなら9月後半に指導できたはずだが
今年はスケジュールが組めず中止
ネットで伝わることを願って
何回かサービス特集を組んでみる
母校以外の人たちがうまくなってしまっても
それはそれで構わない
さて
プロのサービスの一番の基本は
コンチネンタルグリップで
内旋と回内を使って打つこと
内旋の使い方はなるべく肘の角度を90度に保ち
腕相撲で相手をねじ伏せるように使う
回内は前腕を矢印のように反時計回りに捻ること
手首を固定しておけば
そして前腕とラケットに角度があれば
フェデラーのようにラケットヘッドが走る
遠目に見ると
一見手首を柔らかく使うように見えるが
回内をうまく使うコツは手首の角度の固定なのだ
それは
フラットサーブもスピンサーブも一緒
そして
内旋回内を使って打つと打点がここになる
身体の軸よりも打点が後ろになるのだ
この位置でとると
いつも縦方向のラケット向きが同じになる
だからエラーしない
しかも一番力が入る
下から上に振り上げるのではなく
上の写真から
上から下に引きずりおろすような力加減を感じ取れるだろうか
それとこの打点で肘が伸び切らない
わずかではあるが必ず曲がっている
それが
内旋を利かせるコツ
最大限効かせた状態がこの人
内旋、回内が強力サービスの基本
これをうまく使うために
周囲のフォームやタイミング
つまり
トスの高さや、構え方、その位置、などを作っていく
と考えるとプロのサーブは考えやすい。