サーブの一番簡単な形
それはウェスタングリップのサーブ
終始
打球方向を向いたまま
ラケットを前から上げ
後ろに垂らし
面の向きを感じながら
そのまま振り出す
手首の形もそのまま
内旋も回内も
上体の回転すら使わない。
動かす要素が少ないので
運動経験が少ない人
小学生低学年でもできる。
動かす要素が少ないのに
スウィング幅がそれなりに取れること
面の向きが感じ取りやすいことが最大のメリット。
ココから始めないと
ネットを超すだけで苦労する人
コントロールがまるでない人が出てくる。
逆に
ココから始めて
スウィング幅を感じ
面の向きを感じさせることができれば
テニス仲間に引き込むことができる。
ココを楽にこなせるようになれば
次のイースタングリップ
上体の回転
内旋、回内を使った本格風サーブに進むことが可能になる。
ココを楽にこなせないうちに次に進むと
一生サーブが苦手な人が出来上がるかもしれない。
ウェスタングリップの単純前後動きスウィングは
サーブの原点なのだ。
そうそう
運動能力の高い小学生に
ウェスタンサーブを何年も長くやらせ続けると
回内を使ってリバースサーブになっていることがある。
リバースとは
野球でいう、シュートボール。
回内で面が右を向いてしまうことによる結果なのだ。
上手に身体を使える子には早めに薄いグリップを教えるといい鴨。