『レフティスタイル』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの2つ目部分です。
2つ目、スマッシュの肩の入れ方について。よく上がったボールを指させ!またはラケットを持たない手でキャッチしてみろ!と書いてありますが同サークルの男性メンバーがそれは間違いで、肩越し(極端に言うと肩の上にあごの乗せて)にボールを見るのが正しいと。
松原コーチのこれまでの解説から考えると、全てのショットはインパクトの瞬間は全て身体は正面を向いているように思われるのですが、いかがでしょうか。要領を得ない質問ですみません。ご解説よろしくお願いします。
レフティスタイル より
私の答えです。
スマッシュ
一番パワーが入り
コントロールもいいのは
インパクトで前向きの時。
だから
ボールを指さして
なおかつ
インパクトに前向きになれるなら
いいんじゃないですか。
だから
肩越しに見るのも同じ。
私には
いかにも上級者やコーチ側が
自分の権威を見せるための理論というような ・・・
でも
そこまでやって
うまく身体が前向きになって
180km/hのスマッシュを
ドカンと打てればいいのですが
間に合わずに
前向きになれないで打つと
急激にパワーを失います。
(世の中のほとんどの人がそうです)
試合でとっさに飛びついて打つときに
ボールを指さしていたでしょうかね?
スマッシュというのは
いざという時に
確実に1点取りたい種目。
実は安全第1ショットなのです。
たまたまの1回だけ
瞬間最大風速を競う種目ではないのです。
上の写真の添田君のように
意表を突かれた時でもとっさに対応ができる
勝ちたければ、そんな対応が必要です。
このショットはデビスカップでの1枚
私もテレビで見ていたのですが
さすが、確実な1本でした。
どっちが基本かというと
インパクトで前向きになること
ひまがあれば
より横向きから勢いをつける。
ひまがなければ
横向きになっちゃダメ。
常に安全側にいるべきショット。
(それでも150km/hくらいはいけるのでは)
まして
ボールを指さすなんて
まして
肩越しにボールを見るなんて。
ジュニアや大学生の中でも
運動能力に優れた人が
しかも
余裕のある時にだけ、できる技ではないでしょうか。
これは必要もないのに
プロがパフォーマンスを見せている、興行写真です。
ダンクスマッシュですね。
たいていの人は
横向きになりすぎない方がドカンと打てますよ。