カテゴリー別アーカイブ: フォアハンド

手は下にラケット面は上に向かう

高い打点などで

フォアハンドをワイパースウィングで打つ時

手の動きとラケット面の動きの方向にずれができる。

手もラケット面も回転の中心は肩なので

同じ方向に動くと思いがちなのだが

ラケットヘッドは手よりもワイパー回転の後ろにあるため

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手の動く方向が下向きに変わっても

ラケットヘッドはまだ上昇過程にある

そして

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一拍遅れて

ラケットヘッドが下に下がりだす

だから

浅いボールを短い距離に捩じ込みたければ

トップスピンなのに

かなり早めに

下向きにラケットを引き下ろすくらいのつもりでなくてはならない テニス

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:39 | コメントは受け付けていません。

フォアの決め球

東戸塚松原テニススクール

先日の中高生シングルスでも

日曜日の一般シングルスでも

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相手を追い込んで返球を短くするのだが

次のフォアハンドを惜しくもアウト

攻撃側が失点で終わってしまう

これがダブルスなら

ネットマンがボレーかスマッシュでけりをつけるので簡単

それをシングルスは一人でやるので大変なのだ

さて

さっき、「フォアハンドを惜しくもアウト」

と言った

ネットではない 「アウト」

要は、前の方から短く打てないということ ひよこ

じゃあ

短く打てるようにしよう

普通考えるのは

トップスピンをいっぱいかけるか

面をかぶせるか

だが

いっぱいスピンをかけるために

より下からこすり上げると打球はより上方向に飛ぶ

結果、やはり 「アウト」

面をかぶせると 「ネット」

大変なことに ・・・

正解は

打球角度を下げるために

より下向きにトップスピンを打つこと

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腕を引っ張り込み

回転半径を小さくして

フィニッシュを脇腹に

小さめのワイパースウィングだ

そうすれば

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最後の写真だけ真似してもだけだから念のため テニス

 

 

カテゴリー: イベント, フォアハンド, 新東戸塚松原TS | 投稿者松原コーチ 18:43 | コメントは受け付けていません。

ラリーのリズム

スプリットステップの話という方がいいのかもしれない

ラリー中のリズムだが

相手が打つ時に

その前後の期間中

ピョンピョンでも

チョコチョコでも

動いてみるといい

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東戸塚松原テニススクール

ジュニアのレッスンで

ボレーボレーのリズムの取り方をヒントに

そのことを試してみた

「相手が打つ時に足を動かしておいてごらん」

ただ

動かしただけ

しばらくすると

ちゃんとスプリットステップを踏み

ラリーがリズミカルになり

パワフルに打ちあっているではないか テニス

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 18:36 | コメントは受け付けていません。

リターンミスはなぜアウト側

ジュニアの練習を見ていると

強いサーブに負ける子は

大抵アウト

ネットへかけることは

当たり損ね以外には少ない

どうしてかというと

強いサーブ

特に男の子のスピンサーブは高く来るから

普通の構えで

思ったより高く来るボールに対して打つと

アッパースウィングになり

アウトしやすくなるのだ

じゃあどうする?

もちろん、高く構えればいい

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そうすれば

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多い打点が打てる

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錦織がカルロビッチのサーブを待つ時

肩より上に構えているのを見たことがある。テニス

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 17:34 | コメントは受け付けていません。

リターンの構え方

リターンの構え方は

私の場合

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脚は前後に開くが

この後2歩前進して左右に足を開く

右手はフォアハンド、インパクトの手首の形

フォアだと思った瞬間にこのまま引く

面が外向きになるように

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左手は片手バックの左手支えの形

バック、と思った瞬間にバックのテイクバックに移るのだ

この辺はラリーでもほぼ変わらない

普通のおじさん相手ならこの高さに構えるのだが

強力スピンサーブのお兄さん相手の時はもっと高くする

もちろん高く弾んで打点が高くなるからだ

その時

ラケットヘッドだけではなく

腕全体を高くするのが協力安定リターンのコツ。 テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, リターン, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 17:22 | コメントは受け付けていません。

フォアの構えは下げる

日曜日の東戸塚松原テニススクール

上級者の方が体験レッスンに来た

すごくうまいし若い

でも

なぜかフォアハンドが苦手

本人もそういっている

打点で面の向きがばらついている

構えを見ると

ラケットが立っている

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上から引いているので

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面が上向きになる

このままではアウト

そこでアドバイス

ラケットヘッドを下げて構え

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こう引いてもらった (下の青線のように)

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面が後ろを向いて

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1分でバシバシと入るようになった。 テニス

 

カテゴリー: フォアハンド, 新東戸塚松原TS | 投稿者松原コーチ 15:18 | コメントは受け付けていません。

サーブで抱きかかえる

ここのところ

東戸塚松原テニススクールで大当たりのアドバイス

サーブのインパクトで

ボールを内側に抱きかかえるイメージ

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打点が体軸よりも後方という指導法は以前からしていたが

イメージとして

全身で包み込むような感じを持ってもらうことにより

9才の女の子のフラットサーブも

男性の力自慢スピンサーバーも

一気に安定度がアップした

もちろん構えから

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フィニッシュまで包み込んでいる

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もしかしたら

名人級のフォアはんだーも

Brisbane International 2010 - Day 5

そうかもしれない テニス

カテゴリー: サービス, フォアハンド, 新東戸塚松原TS | 投稿者松原コーチ 12:58 | コメントは受け付けていません。

引き続ければ安定

東戸塚松原テニススクール

昨日のレッスン巡回中

数人の方にフォアハンドをアドバイスした

インパクト直前から

ラケットヘッドを先行させようとする人が多い

当たりが不安定になり

面も狂いやすくなって

当然不安定になる

松原さんのアドバイスは

手首の角度を保ったままのインパクト

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インパクト後まで、腕を引き続け、加速すること

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引き続けることにより

ラケットが安定した状態をたもち続けるのだ

結果

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一見手首をいっぱい使ってそうなこの人でさえそうなのだ テニス

 

カテゴリー: フォアハンド, 新東戸塚松原TS | 投稿者松原コーチ 18:09 | コメントは受け付けていません。

ラケットは押し、腕は引く

フォアハンドだが

名人はボールを打球方向に押すと言う

松原コーチは腕を引っ張れと言う

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どっちが正しいのだろう

実はどちらも正しい

目の付け所が少し違うだけ

これはフォアハンドを上から見た図

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肩を中心に腕もラケットも円運動をする

打点を図のように前の方、ネット方向に取れば

ラケット面は赤矢印の方向に動く

面は打球方向を向いており

ラケット面がボールを打球方向に押すことを名人はイメージしているだろう テニス

一方

手の動きは、オレンジ矢印方向

その時の力を入れる方向としては

遠心力に逆らって引っ張る求心力方向との合成となり

物理学者は

力の入れる方向を紺色矢印方向

もしかしたら

緑色矢印方向かもしれないと主張するかもしれない テニス

これは

引っ張りしかありえない

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ハンマー投げの力の方向を見てみるとわかりやすいかもしれない

そんなわけで

イメージとしてのボールを押せもありだし

力学としての腕を引けもあり

だが

打球方向にボール7個分押し出せという教え方が

普通の人にどう受け捕らえられるかは

よく考えてみる必要がある鴨 ひよこ

 

コーチの言葉遣いというのはマコトに難しいのだ 水瓶座

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 14:44 | コメントは受け付けていません。

構え方、引き方が大事

ラケットでボールを打つ

その時のインパクト

接触時間は1000分の5秒か6秒か

まあ

普通の人の感覚でいえば一瞬

その間、面を操作したりする時間はない

だから

インパクト以前に正確なラケット面ができているかどうかで勝負は決まる

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例えば現代的なトップスピン系フォアハンドならば

構えから

正確な面の作るための向きにし

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肩関節を捻らないで引いていき

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後ろ向きの面から振り出す

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面は徐々に垂直になっていき

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当然のように垂直面でボールを捕らえる

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面がかぶさるのはインパクト後

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そして左横に引き抜く

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元をたどれば

構えで作った形をインパクト後まで変えない

途中で変更しなくていいように

始発駅を間違えない

ミスるわけがないのだ。 テニス

 

カテゴリー: フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 16:11 | コメントは受け付けていません。