カテゴリー別アーカイブ: フォアハンド

中くらいのグリップは難しい。

フォアハンドのグリップだが

コンチネンタルならボールをふかさないよう

面が上向きになってしまわないことに気を付ける。

 

そして

このグリップの人は

手が力の入りにくい方向に振るため

自然に力を入れて腕を面を保とうとする。

だから力を抜いてしまう心配はあまりない。

 

ウェスタンやフルウェスタンなら

ボールを下から

しっかりトップスピンで持ち上げればいい。

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イースタンやセミウェスタンの人は

面がどちらの方向にも自由に動きやすいため

スウィング途中でぶれてしまう可能性がある。

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しっかりと握り

しっかりと腕を固めて打つようにする方がいい。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:16 | 1件のコメント

やるべきことをイメージして

松原さんのフォアハンド

28歳まではイースタングリップで

フラット

どフラットといってもいい。

バックはスライスのみ。

 

その歳でテニスコーチになり

最新型を教えられるようになるため

テニス、ほぼすべてを

当時の世界標準に変えた。

 

トップスピンのテニスだ。

 

フォアハンドをセミウェスタングリップで

ヘビートップスピンに

バックもトップスピンに。

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(これはずうっと後、スピン量もずいぶん減ったころ)

 

2年たって

トップスピンもなじんできたころ

友人にダブルスの試合に誘われ

帰省を兼ねて出た北海道の試合。

ダブルスは早々に負け

ついでに出たシングルス

2回戦で当たったのは

関東から成績稼ぎに来ていたインカレ選手。

順調に打ち勝ち

ファーストセット、最初に来たセットポイント。

 

ところが

若いころから

セットポイントやマッチポイント

1回で取れたことがない。

何度も何度も

そこからが大変という苦労のテニススタイル。

 

そこで、試してみた

ここでミスっても、いつもと同じこと

最初のポイントが取れないだけ

別に困らない。

 

心の中のもう一人の自分がささやく

「もしも、ここでフォアハンドを振り切れたら、自分をほめてあげよう」

 

いきなりリターンエースを決め、6-4

 

そして、そして

ついに来たマッチポイント

心に何を思うかをもう一度試してみることに

 

「もしも、ここでフォアハンドを振り切れたら、自分をほめてあげよう」

 

クロスコートにウィナーを打ち込み、6-3

30秒後には

しっかりと、自分をほめていた。

 

勝因は

フォアハンドをぐりぐりのヘビートップスピンにしていたことと

心に何を思うか

身体は何をすべきかを明確に意識して

単純に実行したこと。

 

心と身体が何をすべきか

明確につかむことができた記念すべき試合だった。

 

 

試合で、大事なポイントで固くなるような人は

とはいっても

むしろそんな人が普通の人

だから

フォアハンドのトップスピンは

鬼のようにぐりぐりかけること。

 

マイナス思考の、ミスラナイではなく

肯定的な

具体的に何をするかを明確に意識すること。

 

それが無意識にできればゾーンにも入れるのだろうが。

そしてプロにも ・・・

 

とにかく、グリグリだ。

 

余裕のある状態になったら

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フラット気味にぶったたくもアリだが

この写真のようなショットが打てるようになるまでは

何年もかかっている。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:41 | 1件のコメント

どれくらいスピンをかける

フォアハンドで

どれくらいのスピンをかけるべきだろう?

 

ジュニアや若い人たちになら

私ならこう答える。

 

かけられるだけ

めちゃくちゃ、大量にトップスピンをかける。

 

スピンをかけたついでで、前に飛ばす。

 

それでもボールが前にすごい勢いで飛ぶようにする。

つまりスウィングスピードは

究極のモノがほしい。

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トッププロは

ナダルでなくても

とんでもないスピン量で打っている。

 

そりゃあ

同じスウィングスピードなら

スピンをかけるより

フラットの方が速い。

 

だけど

試合中に、どっちが速いかが一番重要。

 

こわごわ打つフラットより

全力で振り抜いたトップスピンの方が

実戦では、はるかに早い。

 

鋭角に打てることまで考えると

スピン量の多い方がコートの幅を大きく取れ

さらに実質の速度を増す。

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そんなテニスは非効率で疲れるという人もいるが

普段からやっていれば

体力は自然につくし

そのテニスの相手をする方がもっと疲れる。

 

効率の悪い分は飯をいっぱい食べて補う。

 

そして

コントロールに自信がつくか

年を取るかしたら

必要に応じて

スピン量を減らしていけばいい。

 

フォアハンドは

めちゃくちゃ、スピンをかけるのだ。

 

打ち損じたのに入ってしまうようになればいい。

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重要なポイントになり

こわかったら

鬼のようにトップスピンをかけて振り抜く。

それが一番、「心に楽な打ち方」

 

プレッシャーがかかって

腕がこわばりそうなとき

一番楽なのは

当てるだけにするか

全力で振り切るか

その、どちらかなのだ。

 

これが

自分から見たら、臆病者のテニス。

 

相手からは

なんて勇気のあるチャンピオンだと思われるテニス。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 15:43 | コメントは受け付けていません。

浅く打てること

今年、2つ目のテニス大前提話

ボールの深さのお話しだ。

 

一般に信じられている迷信に

深いボールがえらいというのがある。

確かにシングルスのラリーで

深いボールで相手を追い詰めれば

甘いボールが返ってきて

こちらのチャンスになる。

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だから

コート外のコーチは

深く打て、フカク打て、フカクウテ!!!

というのだが

 

コート内の当事者にしてみれば

怖いのは、アウト

浅くなってしまうことではない。

 

テニスという競技にとって

本質的に大事なのは

ラインの内側に打ち込むこと。

その範囲で

深くや、コーナーや、鋭角に打ち込めればいい。

 

だからナダルは

堂々と

サービスライン内にハードヒットしている。

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たぶん、世界1の臆病者なのだ。

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日本のテニススクールなら

上級に上がれないかもしれないが

彼は世界のトップにいるのだ。

 

浅く打てる人がえらいのだ

几帳面さでも世界のトップだ

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ナダルはえらいのだ

きっと、怖くて、コワクテ、こわくて

アウトなんてできないのだろう。

 

勝ちたかったら

「必要なだけ以上」 に浅く打てること

そうじゃなければ

思いっきりなんて打てない。

 

相手の浅い返球は

それ以上に浅く打たなければ

アウトになってしまう。

 

浅く打てること

しかも、思いっきり打てることが重要なのだ。

 

安心して打ち込めるようになろう。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, ボレー, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:18 | コメントは受け付けていません。

左右のバランス

最近、バックハンドの調子がいい。

積極的にバックで攻撃を仕掛ける。

 

しかし

こうゆうふうになると

フォアハンドがさび付いてくる。

 

フォアハンドというのは

手間がかかるし

デリケートなもの。

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フォアハンドだけを考え

フォアハンドのために動いているときに

最高のパフォーマンスになる。

 

つまり

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こうゆう構えができるようなときは

少なくとも、私の場合

フォアハンドがうまくいかなくなる。

 

もちろんガスケやワウリンカのように

本当に必殺の、すさまじいバックハンドが打てれば

それはそれでいいのだが

なかなかそうはいかない。

 

これまで言ってきたバックハンドとは

片手バックハンド

大振りのフルスウィングのことなのだが

はまった時の片手バックハンドは本当にすごい。

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プロの場合

片手バックの選手は

バックハンド命というくらいの

両手バックでは考えられないようなハードヒッター

それとも

ややバックハンド側が

プロにしては弱いタイプ。

 

フェデラーのような

すごく強いフォアハンドと

強い片手バックハンドを持つプレーヤーは少ないのでは。

 

一方

両手バックのプロは

両手バックの特性で

ほとんどのプロが

そこそこに強力なバックハンドを持っている。

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そして

超強力なフォアハンドと組み合わせる。

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両手バックは

構えが少し遅くても

大きなアクションがなくても打てる。

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フォアハンド命の場合には

両手バックとの組み合わせの方が

片手バックとのそれより

まさっているような気がする。

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生まれ変わって

もう一度

若手のフォアハンド命プレーヤになったら

両手バックにしようかなっと思っている今日この頃だ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:01 | コメントは受け付けていません。

そして力を抜かない

フォアハンドに自信がないと

しかし、それでも強く打とうとすると

身体全部で運びたくなり

姿勢が壊れて

大きなアウトボールになってしまう。

 

もう一つ追加すると

そんな人は

インパクトから先

力が抜けている。

 

逆にフォアハンドに自信のあるプレーヤーは

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どう見ても

腕から力が抜けているようには見えない。

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自信があるから

力を抜かないで打てるのか?

力を抜かないのでショットが安定して

自信につながるのか?

 

どっちでもいい

力が抜けなければ不安定要因が減る。

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インパクト前後からフィニッシュまで

しっかりと

腕に力を入れて打ってみよう。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:22 | 1件のコメント

フィニッシュで止める

先日の印西女子ダブルスで

いつも参加してくれるある方のプレーを見て思ったこと。

 

フォアハンド

つないでいるときは姿勢が乱れないのだが

ハードヒットする時になると

身体が動きすぎ

フィニッシュが決まらない

打球方向に全身が移動し

しかも

姿勢に、保とうとする力が抜けてしまう。

 

そして

とてつもなく大きなエラーになってしまう。

 

これは誰でもよくあること

腕だけでは不安なので

上体がボールを運ぼうとして前のめりになったり

前のめりを補正するために手首や腕が不安定になったり。

 

もう一つはトップスピン系に多いのだが

打つ反動で後ろに倒れてしまうこと。

 

これらを避けるには

フィニッシュの姿勢を決めること。

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男も女も

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ナダル打ちも

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クローズド気味でも

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とにかくフィニッシュで

姿勢がぐらつかなくなれば

少なくとも

大狂いはしなくなる。

 

そして

さらに細かい部分で精度を上げるためには

引き方とか

手首の角度とか

腕関係の技が重要になるが

まずは

いい姿勢

フィニッシュまで姿勢が変わらないこと

そうすれば

大きなエラーはしなくなる。

 

フィニッシュを固める

動き方向でいえば

フォアハンドのフィニッシュで身体を止めるのだ。 テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:08 | コメントは受け付けていません。

体幹部の重要性

ハードヒットへのかかわりとして

背筋力の話を書いた。

ストローク力のある選手

特にハードヒッターは背筋力が強いという話だ。

 

ただ

テニスでは、スピードが出ればいいというだけではない

というか

スピードが出れば、出るほど

より、アウトしやすくなるわけで

子供のころのハードヒッターが

大きくなって、安心して打てなくなったりすることも多い。

 

そんなわけで

ハードヒットと安定性を兼ね備える必要があり

ハードヒッターほど

安定性の要求はさらに厳しい。

 

だから、体幹がしっかりしている、シャラポワ

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すらりとした美人のハードヒッター

細身、きゃしゃなイメージが強いが

体幹部分は、しっかり、シッカリ、しっかり

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これがあって

はじめて、一流プレーヤーとして成立するのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 15:15 | コメントは受け付けていません。

ハードヒットの筋力は

『ムーディー』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ
質問させていただきます。

ストロークのハードヒットのために筋力を鍛えたいのですが、どこを鍛えると良いのでしょうか。
やはり腕打ちなので、腕でしょうか。

ムーディー より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

腕も含め、全身全部です

と言えば多分あっています。

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ですが

ハードヒッターに特有な

明らかに必要な筋肉は、 「背筋力です」  パンチ

 

腕の振りをブロックして反動で加速させる。

 

それは背筋力です。

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野球のホームランバッター

ボクシングのヘビー級チャンピオン

みんな、とんでもない、背筋力を持っています。

 

しかし、背筋だけ鍛えると

バランスが悪くなって、腰痛になったりしますので

腹筋も鍛えた方がいいです。

 

もちろんラケットの振りだしは腕ですから

腕力も

特に推す方を考えがちですが引っ張る方の

上腕二頭筋も

 

そうそう踏ん張る力も必要だから、脚も。

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まあ

すべて必要ですが

ハードヒットは背筋力です。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 21:27 | コメントは受け付けていません。

男子プロのラケットは飛ばない

近年

ラケットの性能が上がり

軽量化され、反発性能が上がった。

 

その結果

サーブやフォアハンドのスピードが上がり

トップスピンが打てるようになった

というお話をよく聞く。

 

だが

松原さんはこれ

全然、当たっていないと思う。

 

というのは

木のラケットの時代から

写真のパンチョ・ゴンザレスのように

男子のトッププロは200㎞/h以上のサーブを打っていたし

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ビヨン・ボルグは

現代の選手以上のスピン量でフォアハンドを打っていたからだ。

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もっと昔のロッド・レーバーやマニュエル・サンタナ

彼らのトップスピンもすごかった。

 

実際私自身も

トップスピンを始めたのは木のラケットの時代だし

その頃はスピードが出なかったとは

まったく感じていない。

 

スピンのかけ易さも全く変わらないと思う。

 

実は、最近のラケット

反発が上がったのは軽く打った場合。

 

スピンがかかりやすいラケットというのも

軽く打った場合。

フルスウィングのヘビートップスピンは

かからないラケットでも、カカル。

 

今も昔も

ボールとの衝突速度が大きくなると

多分 100~120km/h くらいか?

ボールがつぶれてしまい

どんなラケットを使っても

反発係数はほとんど ゼロ になってしまう。

 

だから

木のラケットでも、最新のグラファイトでも

でかい シャモジ でも、鉄板でも同じこと

トッププロが使えば、200km 出る。

 

もっとも

でかい シャモジ や、鉄板で

スピンがどうなるかは定かではない。

多分変わらないような気はするが。

 

ところで

これは私が、現代サーブの極致と思っている

タカオ・スズキ のサーブ

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どちらも内旋、回内を使った超現代的なサーブなのだ。

もしかしたらよりパワーのあるゴンザレス

回内の量は上回っているかもしれない。 テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス, フォアハンド, ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 19:20 | コメントは受け付けていません。