カテゴリー別アーカイブ: フォアハンド

フォアの振り子テンポ

フォアハンドのスウィングは

フォア引き方

緑色の線、またはオレンジ色線のように引いて

黄色の線のように振り出す

それを肩関節が捻られないように振ればいい

そうすればインパクトの垂直面が自然に出てくる

hurikofor1409

ここまでは私のブログを見ていた人には常識

なのにやってみると ・・・

 

上の説明だが

これは腕に変なストレスがかからないことが前提

ストレスがかかると

手首に曲げの力や捻りの力が働いてしまう

結果

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そうならないためには

ストレスのかからない滑らかなスウィングを心掛ける

このフェデラーの振り出しを見て感じてほしい

自然に加速していく美しさ

勝手に振れていく腕とラケット

振り子に逆らわないので手首にストレスフリー

ここに振り子のスウィングの神髄があるのだ。 テニス

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:28 | コメントは受け付けていません。

フォアハンドのテンポ感

フォアハンド

特にセミウェスタンより薄めのグリップには

振り子のスウィングによる

独特のテンポ感がある

huriko-3tb

hurikofor1409

肩を支点にした振り子が基本だし

振り子のスウィングなら

ベースになるスウィングスピードが自然に作れるし

腕に余計なストレスがかからないので

ラケット面が安定しやすいのでエラーしにくくなる

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振り子によりパワーと安定と

両方とも獲得できるのだ

これは365ネットにあるフェデラーのフォアハンド

振り子の振り出しと

後半の腕力振り切りの男子プロの技

この滑らかさを感じてほしい。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 16:34 | コメントは受け付けていません。

始動が肝心

構えから、引き始めるときの形

ここに各ショットのコツがある

フォアハンドだと

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凹型に弧を描いて

CIMG3258-0.6

面を下向きにしていくような引き始めが肝

CIMG3259-0.5

下側に膨らましたように引き始めるのだ

上の写真は男子プロのレシーブ

だから

打点が高いので

構えも、引き始め、スウィングすべてが高いところで行われる

外側に膨らませて鴨

アマチュアならもう少し下でいいから

CIMG2720b

のような引き始め

とにかく引き始めの形、凹型が命

下に膨らませながら引き始めること

 

始発駅を間違ってはいけない

横浜へ行くなら、東海道線で東京駅から

新宿から乗ったら甲府へ行っちゃう

湘南新宿ラインもあるなんて考えてはいけないのだ。 地下鉄

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 17:42 | コメントは受け付けていません。

横向きの呪縛

久しぶりに投稿する

今度こそ、ちゃんと続けるつもり

さて、フォアハンド

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インパクトで上体が前向きにならなければいけないのは

ほとんどの人が知っていると思うのだが

どうしてもなれないみたい

ちゃんと横向きに構えることの方が(優先すると)

頭の芯まで入っているみたいなのだ

1803frtk

もちろん

横向きから上体を回転し

前向きになってからインパクトで大正解なのだが

構えが遅いせいか

特にアマチュアの場合は

なぜか前向きになるのは遅れるのだ

これの解決法だが

下半身を前向きのままで打つこと

naomi frtk2

下半身まで横向きにすると

おなかのひねりもできないので

ひねり戻しもない

人畜無害のフォアハンドになってしまう鴨 ひよこ

これだって結構なスピードが出るのだ

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ひっぱたき感、満々

肩の線はほとんど横向きでしょう

地上で構わないから

一発やってみましょう。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:11 | コメントは受け付けていません。

フォアハンドの腕力

インパクトの面を作り

正確には、手首の角度を決め

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腕を外旋も内旋もさせないで振れば

常に同じ打球角度で打てる はず

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だけど

スウィングの間に腕がふにゃふにゃだったら

その仮定は崩れる

だから

スウィングの間、腕はしっかりしていなくてはならない

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腕に力が入るのは当然として

脇は打点が高いほど空くことが普通なのだ

特に薄めのグリップほど

腕とラケットの無期の関係から脇の開きは大きくなる

大人の男なら

腕に力を入れればこれは簡単にできるが

女子供の場合、そうはいかないかも

だから、女子選手に多いのが

naomi frimpmae1906

少し内旋しながらのスウィングになってしまうが

脇のしまったスウィング

子供の場合は(子供のころにそれを身に着けた天才も)

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ラケットを後ろから支えなくても面が作れる

フルウェスタンのグリップのフォアハンド

ということができてくる

 

そんなわけで

大きな男の子は

腕にしっかり力を入れて

脇を開けて打つフォアハンドが正しいのだ。 テニス

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:07 | コメントは受け付けていません。

フォアハンドの手首

『ホッシー』 さんから質問を頂きました

以下がその全文です

 

カラオケ   松原コーチ、お久しぶりです。
早速ですが、フォアハンドストロークの手首の背屈は「フォアだ!」と分かった時に意図的に行ってしまって良いものでしょうか?フェデラーのスローを見ると、テイクバック時は背屈していなくて、スイングを開始した時にラケットが遅れる事によって自然に(?)背屈している様にも見えます。インパクト時の形としては一緒なのでどっちでも良いのかもしれませんがメリット、デメリット等あれば教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。

ホッシー より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

フェデラーじゃありませんが

プロで最も先を引かない人の構え、こんなもんでしょうか

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そしてインパクト

1803frimp

スウィングを開始したときにラケットヘッドの重みで

動作に遅れが生じ、手首が背屈します

プロは必ずこうしているのではないでしょうか

 

1つ目の理由はスピードアップ

鞭の効果といっていいと思いますが

先が遅れることで振り出しの負担が減り

腕がスピードアップしやすくなる

遅れてスタートしたラケットヘッドは追いつくことにより

さらにスピードアップするわけです

 

通常、インパクトの手首の角度(背屈)は

最大限に背屈した状態ではありません

ある程度余裕を残しています

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その状態から振りはじめ

背屈して、戻ってきてインパクトです

念のため

 

2つ目の理由は

コースの打ち分けです

最初から頑張って背屈する人は

たいてい、逆クロスには打てるが

順クロスに打つのが苦手

 

ラケット面が順クロス方向に向かないのです

 

順クロスは、手首の背屈を最大限までしない方が打ちやすい

面がそちらに向きやすいということです

 

だから最大限まで背屈しないで

順クロスに打てる人が

kei1607jf

ラケットヘッドを振り出しで遅らせて、背屈

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逆クロス方向にも打てるということなのです

両方向に打てる人はそうゆうこと

この逆はできません。  テニス

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 11:42 | 1件のコメント

フォアの腕力

しばらくぶりの技術解説

一度さぼると

なかなか教室に入りずらい

あの、学生時代の感覚を半世紀ぶりに味わってしまった

さて

naomi frimpmae1906

この脇の閉まった肘の位置

男子に比べ腕力の無い女の子によくみられる特徴

腕を外旋して引き

内旋して、インパクトという

力的には大変効率的な打ち方

特に打点が低い場合にはかなり有効

但し

どれだけ外旋しどれだけ内旋して戻すのか

その分量を間違うと

とんでもなく面の向きがとっ散らかる

当然突然入らなくなったり

突然のスランプに陥ったりすることもあるから厄介

できれば

肩関節の向きが動かないよう

外旋内旋はできればしたくないのだ

女子では、エナン

heninfr1604

彼女は外旋内旋をしない(当然脇はあく)

この人はその反対の人

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ひとつの解決法がこれ

1604frimp

フルウェスタングリップ

脇の閉まった形と

面が下向きの引きを両立できる

センスのある男の子小学生によくある形

それが育ったのが上の写真の人

大人になってからこのグリップを始めるのは無理

だから大人は真似しない方がいい。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 16:32 | 1件のコメント

インパクトでギュッ

『うどん県』さんからもう一つの質問が

以下がその全文です

 

カラオケ  松原さん
お世話になります。
インパクトの瞬間にグリップをギュッとにぎるというテクニックがあると思います。
これを実践すると、インパクトの瞬間以外は力を入れなくてもよいので、疲れにくくてラクな気がします。
松原さんは実践されていますか。
よろしくお願いします。

 

 

 

私の答えです

 

たぶん

「インパクトの瞬間にグリップをギュッとにぎる」

ということは

それなりのレベルの人は勝手にやっていると思います

1603nisikoritsfr

それより私が大切にしているのは

手首の形、ラケット面を保つために

インパクト以外でも

それなりの力以上に、力を入れていること

kk1505fk

そして

必要以上の余計な力は

熟練することにより抜けていくと思っています

 

結果的に

上級者になれば

インパクト以外には余計な力を使わず

インパクトで必要なギュッができるようになると思います

 

逆に

「インパクトの瞬間にグリップをギュッとにぎる」

を強調しすぎると

不安定さが増すかもしれません

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互いのレベルが拮抗し

限界に近い打球で打ち合っているとき

余計な力を抜くこと

できますか?  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 14:38 | コメントは受け付けていません。

横向かないで打ってみる

フォアハンドのインパクトで

前向きになる実験だが

試しに

完全に前向きで構えて打ってみることを勧める

横向きに構えない

下半身は完璧に前向き

肩の線が少し動くのはOK

naomi frtk2

しっかり引いて

全身で打ったのと比べてみるといい

その後で

少しづつ、引きを大きくしていく

(上体の向きをより横向きに、と考えた方がいい鴨)

それ以上引くと

逆に、スピードが落ちてしまうところに達するはずだ

そのどこかに一番、おいしい点が存在するはず テニス

実用、実戦的にと考えると

一番おいしい所より、引きを小さめにした方がいい鴨。 ひよこ

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 12:55 | 2件のコメント

インパクトですでに前向き

フォアハンドはインパクトで

いや、インパクト前に

しっかり前向きになっていなければ、強くは打てない

naomi frimpmae1906

でも

いろいろなコーチの指導を見ていると

フィニッシュで前向きと勘違いしているように見える

一見、前向きでちゃんと打っているように見えながら

なんかぶんなぐれていないような感じ

 

しっかり前向きになって終わりではないのだ

上体の回転運動量が腕に伝わるには

先に前向きになり

上体の回転がブロックされることが必要

1603nisikoritsfr

インパクト時に

前向きに頑張って回しているようでは

逆方向の運動連鎖

つまりブレーキがかかり、手遅れなのだ

だからフィニッシュはもう少し先

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何度も言うが

インパクト前に前向きにたどり着くことが大切。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:27 | 1件のコメント