カテゴリー別アーカイブ: フットワーク

ドロップに対してはオープンで

先日、参加した北大の秋合宿でのこと

フォアの前に落ちたドロップショットを

低い打点、スライスでストレート深くに

ネットへ出て

スマッシュというドリル。

3面に分かれて、球出しで練習。

 

私の見本は左足を踏み込んだクローズドだったが

しばらくして、奥のコートをふと見ると

男子のナンバー1、井戸垣君はオープンスタンスで処理している。

うまく打てていない同じグループの女子選手にも

オープンを指導していた。

直後

彼女も1発で、うまく処理した。

その内に

このグループは全員が安定して返球している。

 

ぎりぎりの時はオープンで

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ちょっと余裕の時はクローズドというのが

私の基本的な考え方だったのが

ここで、目から鱗。

確かにオープンの方が体勢が楽。

余裕があってもオープンで悪いわけはない。

左足を前にすることで上体の開きを抑えると思っていたが

右足が前でも全身の勢いもあって

上体の開きにそれほど悪影響もない。

何より姿勢の自由度が上がって

ボールとの位置取りが簡単になっているようだった。

 

そういえば

バックハンドでもこんなスタンスもプロはやる

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(左足を横向きにするのもコツ)

一見、難しそうだが

上体が横向き窮屈になりにくいので

肩からボールまでの距離が作りやすい。

 

一度試してみることをお勧めする。  テニス

 

そうそう

フォアなら、右足を横向きに踏み込むと

横向き加減がうまくできて

しかも、上体が開きにくくなりますよ。

(これもちょっとしたコツ)

 

井戸垣君ありがとう

他のコートの人たちにも教えてあげてください。 テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス, フットワーク | 投稿者松原コーチ 18:53 | コメントは受け付けていません。

インパクト直前では

『うそほんと』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ いつもお世話になっております。ストロークでの質問ですが、調子の悪い時ほどインパクト直前までボールを見てしまっている様に感じます。インパクト直前ではどこに意識を持っていくのが良いのでしょうか?または何も考えないのが良いのでしょうか?よろしくお願いいたします。

うそほんと より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

「調子の悪い時ほどインパクト直前までボールを見てしまっている」 のは

ある意味当然で

心配だから自然にそうなるわけです。

デモ

当たるまで見ていたら

当然、振り遅れたり

インパクト直前でスウィングを変化させたりで

ジャストミートしたがためのエラー

なんてことも出てきます。

 

見ないわけにもいかないし

見続けるわけにもいかない。

 

だから

調子の悪いときには

どこまで見るか決めておけばいいと思います。

例えばインパクト60cm前までしっかり見る

インパクト方向には顔を向けない

なんていうのはどうでしょう。

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これを調子が狂った時だけ行う。

これさえやれば大丈夫と信じこむ。

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本来は緩いボールに対しては

インパクトのかなり直前まで見るでしょうし

速いボールに対しては

かなり早めに見切って

最後まで見るのはやめるべきですから

調子のいい時は

余計なことは考えない方がいいと思います。

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私自身は

足が動いて

動きながらボールを打っているときは大丈夫

動いていさえすれば

ボールとの位置関係がしっかりとれるので

自信を持って打てる。

 

動きが止まった途端に直前調整が必要になり

ボールをよく見るようになります。

 

まあ、しっかり動き続けること

たまにはジャストミートしないこともあると

自分に言い聞かせておくというところでしょうか。  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, フットワーク, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:52 | 1件のコメント

最高のストローカーは

いいストローカーと最高のストローカーの違いは

ボールとの位置を完璧に合わせる能力。

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完璧なラケット面

完璧な姿勢。

 

だけど

そこにボールがなければ

フレームショットだったり

空振りだったり。

 

ボールとの距離をしっかりとれることにより

完璧な姿勢で

ジャストミートできるのだ。

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そのためのフットワークが

走る途中で修正し最後は大きく踏み込む

「ダッ、ダ、ダ、ダッ、グウッ、バシッ」

 

プロは

1ポイント獲得するために

5本も10本も打たなければならない。

それもプロレベルのショットで

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その間

1本でもエラーしたら

ポイントは相手に行ってしまう

記録は、アンフォースド・エラー

 

ちょっと腕のいいストローカーにできる技ではない

最高の、完璧なストローカーでなくてはならないのだ。 テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 18:44 | 1件のコメント

動いて位置を合わせる

『butchcoon』 さんからフットワークに関する質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  先生いつも参考にさせていただいています。フットワークに関してなのですが、自分は例えば フォアハンド(バックハンドでももちろんいいのですが)で打球点に到達する際、どうしても最後まで足を使って追っていないように感じていて最後はやはり体や手で調節しているため打点が安定していないように思います。この人はうまいなぁと思う人のプレーはやはり最後まで足で打点を追っています。先生も口すっぱく足を最後まで動かして位置決めしてから打つのが最良とおっしゃっていますが、日ごろの練習としてはどのようなものを取り入れるのがよいでしょうか?

butchcoon より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

細かく足を動かしてタイミングを合わせ

最後は大きな踏み込み

大股でしっかり踏ん張ってヒットする。

ダッ、ダ、ダ、グウッ、バシッ

最後の足を大股、大きな踏み込みで打っているでしょうか?

 

最後まで足を動かして位置決めし

最後の足が大きく踏ん張るには

2通りのやり方が考えられます。

 

1つ目はスライド

2つ目はジャンプして打つこと。

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スライドするには滑るコートじゃないとできないので

クレーコート系の打ち方。

ハードコートは相当な脚力がないと滑らないので

ステップしながら

つまり、ジャンプして打つということです。

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もちろんクレーなら

滑っていって、踏ん張って、ジャンプもアリです。

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そして、着地

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最後まで足を動かして位置を決めるということは

最後にどうやって動きを止めるのかということと

完全に絡んでいます。

止まることと踏ん張ることは一緒です。

いっぱい踏ん張ると

止まった挙句に跳び上がります。

 

練習として跳び上がってみる

実戦では跳び上がるまではいかなくても

いい位置で、しっかり踏ん張れればいいのです。

 

上の例で挙げた

動いて打つ

踏ん張るためのフットワークを実践すれば

自然に

最後まで動いて

位置決めすることができるのではないでしょうか。

 

もう一つはランニングショットです

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これは動きながら打つことですから

いやでも最後まで動くことになります。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 17:18 | 1件のコメント

深いボールの返球

『オレンジ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  こんにちは。テレビのテニス中継を見ていて疑問があったので
質問させてください。

ベースラインギリギリの玉際のボールの処理ですが
男子選手はジャンプしながら上に力を逃がすようにして返すのをよく見ますが、
女子選手はほとんどしゃがむような体制で返すことが多いように感じます。

素人の感覚だと、低い姿勢をキープしながら返す方が、足の力をより使うような
気がするのですが、筋力の少ない女子の方がしんどそうな打ち方をしているのは
なぜなのでしょうか?

また、一般プレーヤーの参考になるのどちらの打ち方でしょうか?

全く的外れな質問だったらすみません。

オレンジ より

 

 

 

私の答えです。

水瓶座  いい質問ですねえ。

男子でよく見るのはこれ

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ナダル打ちというやつですね。

男子プロのほとんどがフォアハンドでやりますね。

 

これは、自分自身がトップスピナーであることが大前提です。

男子プロは、ほぼ全員がヘビートップスピナーですから。

 

そして

相手ボールもトップスピンであることが多いので

この打ち方の相性がいいのです。

 

一方女子の選手は

テニス=ラドワンスカらが4強、ウィンブルドン女子単

この人が一番しゃがむ人

ラドワンスカです。

しゃがむ反動でスウィングを鋭くという事もあります。

 

バックでも

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女子のボールはフラット性のボールが多いし

そして自身もフラット性の人が多いので

真っ直ぐ合わす方が自然なのです。

 

実は

同じ理由で

男子でもバックハンドでは腰の高さを一定にして

面を真っ直ぐ当てていくことが多いようです。

錦織もとっさに飛びついたパスなどでよくやります。

 

アマチュアの男子はどっちがいいのか?

 

バックはプロと同じように考えればいいですね。

フォアは

トップスピナーなら

そして

ナダル打ちができるなら、飛び上がる。

 

フォアの打ち方がフラット性な人なら

女子プロと同じように考えればいいのではないでしょうか。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 19:18 | 1件のコメント

主役の意識でピョン

『レフティスタイル』 さんからの追加質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  ご解説有難うございます。

私の場合、練習中は結構飛んでいる(スプリットしている)のですが、試合になると、意識の方が飛んでしまって、「また忘れてた~」ということが多いのです。

試合は意識が飛ばないように、①とにかく足を動かし続ける ②打つしばらく前にピョンピョンジャンプする

そういった理解でよろしいでしょうか?

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

その通り

① とにかく足を動かし続ける

② 打つしばらく 前から ピョンピョン  です。

 

昨日の記事は

ほとんどが

どうやって、練習で覚えるかという内容です。

ですから

すでに練習でやっているなら

できるなら。

 

試合でやるかどうか?

ということは

どんだけ、勝ちたいか?

自分がそのボールを取ろうとするか?

という部分だけだと思います。

takao1409tv

実は私自身も同じ問題を抱えていて

ストロークではちゃんと動いている。

だからかなりの範囲をカバーできる。

ボレーの場合は

レッスンでボレー返しなんかやるとしっかり動いて

結構リーチも広くなるのですが

ダブルスの試合では止まっちゃう。

プレーヤーから見物人に代わるのです。

 

ダブルスのネットポジションで、主役の意識があるのか?

ということでしょうか。

 

まあ

ネットでも主役を自覚し

頑張ってしっかり動きましょう。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フットワーク, ボレー | 投稿者松原コーチ 18:55 | 2件のコメント

スプリットステップ

『レフティスタイル』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ、こんにちは。
今回は、スプリットステップについて質問させてください。

私のスクールのコーチ曰く、
①ネットプレーのレベルを上げていくにはスプリットステップが絶対必要
②するとしないのは、エンジンのかかっている車とかかっていない車くらいスタートダッシュに差がでる。
③試合中にスプリットやラケットの振り方を考えているようでは、既に負けている。
④少し意識したらすぐできるようになる。

④以外は、よく理解できるのです。ところが、長年、我流でやってきた私には、本当にクセつけるのが難しいのです。

何か、スプリットを身につけるコツにようなものがあれば、ご教授いただきたく思います。
過去に解説済の場合は、ご容赦ください。よろしくお願いいたします。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

①から③は確かにそうでしょうね。

④番、「少し意識したらすぐできる」

意識したらよりも、やりはじめたらといったところでしょうか。

テニスの場合動く方向が決まっていないわけで

その方向に向けて構えておいて、「用意ドン」

というわけにはいかないわけです。

だから動きの中で、

前向きから、サイドステップでスタートする。

その前に

動きの中でスタートのタイミングを計る。

動きの中でスタートの姿勢を作る。

それがスプリットステップです。

だから難しいことは考えず

まず動いてみる。

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相手が打つしばらく前から小さく

両足でピョンピョンしている。

右かな、左かなと考えながら

そして絶対取ってやるぞと、心に誓う。

オッと、ひらめき

打球方向にスタートする。

 

何度もやるうちに

ピョンのタイミングがわかり

反応も早くなり動きも滑らかになります。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フットワーク, ボレー, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:28 | 1件のコメント

ボレーは止まって打つ?

『レフティスタイル』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの質問部分です。

 

カラオケ   ・・・ この前、スクールのコーチに、「ダダだ~ッと動きながらボレーしない。打つ瞬間には足を合わせる。そのためには瞬間止まる必要がある。ストロークでもそうでしょう?」と言われました。これは正しいのでしょうか?また、お時間がある時にでも解説い ただければと思います。よろしくお願いします。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

止まって打つ方が動きながら打つよりやさしいはず。

いかにも正しい理屈のようです。

動きの要素を排除した方が

難しい話が減るということなんでしょうね。

 

ところが現実は

足が止まれば

位置の調節は腕や手でやるしかない。

だから打点が動いて、近くで取ったり、遠かったり。

それでは安定したスウィングなんかしている暇はない。

 

しかも

足が止まれば

それ以上のいい位置にまではいけないのです。

 

だからプロは足を動かして、動きの中で

そしてできるだけ有利な位置でボールを取ろうとします。

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止まっちゃうのは

これ以上行けばタッチネットというときのみ。

競技レベルのテニスでは

動いて打つ方が簡単だし

戦術的にも使い勝手がいい。

 

ただ

机の上でしかテニスをしない人とか

初心者は

止まってボレーした方が易しいと思います。

もちろんコーチがそこへ正確に球を出すのです。

初心者は止まってボレーを覚え

次に動きながらという風に上達すべきでしょうね。

そのクラス、初心者クラスだったのでしょう。

 

もしあなたが初心者なら

「足を止めて腕のふりのみに集中する」  という

コーチの適切な指導をしっかり聞いてくださいね。

 

「 ・・・ ストロークでもそうでしょう?」

という部分。

 

いま、オーストラリアンオープンをやっています。

ハードコートなので

ストロークを打つのに

足をコートに付けて打つ確率が高いようですが

エラーが多いのは案外止まって打つとき。

ちょっと外に振られ

ステップしながら打つときなどは

姿勢が決まって

プロはエラーが少ないようですよ。

ちょっと、そうゆう目で観察してみてください。

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それ以上言うのはちょっと遠慮しておきます。

アッ、初心者はもちろん止まって打ちましょうね。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フットワーク, ボレー | 投稿者松原コーチ 17:48 | 3件のコメント

戻るときはサイドステップ?

『hiyopapa』 さんから質問をいただきました。

ストロークを打って、戻る時のサイドステップについてです。

何のためにいつ使うのかということですが

質問のコメントはとても長いのでコピーしません。

読みたい方はこちらのリンク

 

 

水瓶座  私の答えです。

何のためにサイドステップを使うのかというと

前向きで打ち終わったときに

スタートを早くするため。

もう一つがどっち向きのスタートもできるように

すぐにスプリットステップするためです

 

短いボールをたたくときに

最後に横向き姿勢を作って、体当たりのように打つとか

スマッシュに対して後退する時にも使いますが

これは横向きのまま動きたいためで

その時はサイドステップが一番動きやすいからです。

 

ところで

松原コーチは体重移動を否定しているように

コメントで書いてありましたが

それはちょっと不正確な言い方です。

「打球方向への体重移動が必ず必要」

ということを否定しているので

ボールから離れながら逆クロスとか

打球方向への動きをブロックするようにしてひっぱたくとか

プロはもちろん、松原さんも

当然のように体重移動をたくさん使って打っているのです。

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さて、本論の打球後のサイドステップ。

本来の使い方は

打球後、前向きになりセンターへ戻る時に

最初の1歩をサイドステップするということ。

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そうすれば戻りながら

最初の1歩を実行しながら

センター方向へ身体を向けることができるのです。

もちろん

上体がしっかりまわって

打ち終わりの向きが走り出す方向を向いている場合は

サイドステップなんていらない

そのままスタートすればいいのです。

 

もう一つは

相手が打つときにスプリットステップをするために

最後の1、2歩をサイドステップにする。

そしてピョン。

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もしも、オープンコートが大きくて

センタまで戻れなければ

スプリットなしも十分ありうる。

そのまま一気に走るのです。

 

じゃあ、ずうっとサイドステップして戻るのは

これもあります。

センターへ戻るのに、近いので急がなくてもいいとき。

のんびりサイドステップしてセンターへ

相手が打つときにピョン。

 

こちらのボールが空を飛んでいて

相手が打てない時は

自分の上体が前向きじゃなくてもいいのです。

相手がいつ打つかわからない、なんてことはありません。

その間、どっち向きでもいいわけで

普通に走ればいいのです。

 

実はここだけの話

スクールで教えるのにはこんな理由も

一律にやると、わかりやすく、教えやすい

「はい、打ち終わったらサイドステップで ・・・ 」

コーチはこの方が楽なんです。

 

いや、ホントにちゃんとそう信じている

実戦を知らないコーチもいるかもしれませんね。

 

いやいや、そんなはずはありません。  テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, フットワーク | 投稿者松原コーチ 18:41 | 3件のコメント

子供は走らす

『hiyopapa』 さんからお子さんのテニスの質問です。

以下がそのコメントの質問部分です。

 

カラオケ  私は練習中、『体勢を崩して転びそうな球は取らなくていい。転んで怪我をしたらそこで試合終了。1ポイント落としても次で取り返せばいい。』と言っているんですが、これはどうなのでしょうか?
本当は『諦めるな、何が何でも食らいつけ!』と言いたいところなのですが、小4の体が出来ていない状態ではリスクの方が高いかと思い、避けております。
何となく『やる気』とか『ボールに対する集中力』をそいでいるような気がしまして・・・。
松原先生や、松原先生のスクールのコーチのみなさんはどのように指導なさっているのか、参考までにお聞かせいただけますと嬉しいです。
よろしくお願い致します。

hiyopapa より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

走って、転んで覚えるのではないでしょうか

子供は体重も軽いし

柔軟性もある。

だから、ちょっとぐらい転んでもケガしないし

大人と同じ理由では簡単に転ばない。

小学4年生といえば神経系が盛大に発達する、そろそろ最終時期。

この時期に全力で走ることができなければ

一生やる時はないと思います。

『体勢を崩して転びそうな球は取らなくていい。

転んで怪我をしたらそこで試合終了。1ポイント落としても次で取り返せばいい。』

というのは日ごろ運動不足の中高年

お父さんの方ではないでしょうか。

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もちろん

クレーコートでスライドしたり

ハードコートでステップしたり

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置いてあるボールを拾ってくるトレーニングなど

フットワークの練習方法もいろいろありますが

基本的には

「取れる!!」  で、いいんじゃないでしょうか。

テニスのレベルが上がるにつれて

より厳しいボールもその気であれば、自然に取れるようになる。

どうせへぼな時は

ギリギリのボールをステップしながらなんて無理。

そのレベルなりにギリギリのボールを取るようにすれば

自然にレベルアップしていくのではないでしょうか。

とにかく、 「取れる!!」  です。  テニス

 

 

カテゴリー: ジュニア, フットワーク, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 15:46 | 3件のコメント