カテゴリー別アーカイブ: 年寄りのひとりごと

ダブルスプレーヤー

まもなく、デビスカップ、対チェコ戦。

2日目のダブルスは重要

日本最強の、勝てるダブルスペアーは?

 

ダブルスプレーヤーとしての持つべき資質

シングルスと比較して、何が必要なのだろうか?

今日はダブルスに対する私流の理解を知ってもらいたいので

デビスカップチームの監督になったつもりで

選手を選んでみる。

はたして皆さんの予想と当たるでしょうか。

 

さて、ダブルスに必要と思われる要素ですが

ボレー

スマッシュ

コンビネーション

協調性

トリッキーな技

気合ダーっ

この辺が予想されるところでしょうか。

 

ここで、ちょっと見方を変えてみます。

試合として、勝つために、どうなればいいのか?

 

自分のサーブをキープする

パートナーのサーブをキープさせる

自分のリターンからポイントを取る

パートナーのリターンからポイントを取る。

 

そう、その通りでしょう、コレで4-0です。

だから、これに必要な能力が高ければ勝つ。

 

実は、ジュニアや学生のそれなりレベル以上、プロの試合もですが

特に男子なら、3本以内に決まることが圧倒的に多い。

3本とは

サービス、リターン、ボカン、の3本。

ボカンはスマッシュだったり

ポーチだったり

ファーストボレーのぶん殴りだったり。

 

1本目か3本目で決まるということは

サーブ側がポイントを挙げたということ。

 

リターン側がポイントを取るとすると

2本目のリターンでやっつけるか

4本目でポーチするか

そしてそれ以上に展開したら

後はドサクサ。

 

ポーチが決まると

コンビネーションがいいような気がするが

それは勘違い。

相手を圧倒するショット、プラス

ポーチをする人の個人技なのだ。

だから、ポーチが上手い人はダレとでも組める。

 

結論を言っちゃおう。

ダブルスに勝てる人は

サーブが強力でキープできる人

リターンが上手くて、サーバーをやっつけられる人

プロならポーチは当たり前だし

スマッシュも当然。

つまり、サーブとリターンだ。

 

日本チームでコレを全てできるのは、すごいのは?

伊藤竜馬、錦織圭、添田豪の3人。

特に伊藤竜馬のリターン力は素晴らしい。

itoubs1403

サーブも200km/hを超える

錦織圭、添田豪がシングルスなら

伊藤竜馬をダブルスからはずす理由はないと思うが

どうだろう。

 

初日のシングルスが終わって

錦織圭のスタミナが余っていたら

伊藤竜馬、錦織圭、のペアー。

錦織圭が疲れていたら

伊藤竜馬、添田豪、のペアー。

1403tatumafr

添田豪をイイカゲンに考えているように見えるかもしれないが

ちょっと違う

彼はいつでも、3日間でもいける人なのだ。

だから困ったときは、添田豪なのだ。

 

まあ、私としては責任も何もなし

選手の将来性やチームの都合も考えていない私の考え。

選手のコンディションなども把握している

上田監督と同じじゃないかもしれない。

 

私の、ちょっと偏っているかもしれない

松原コーチのダブルス論なのだ。

あなたの予想と同じだったろうか?   テニス

 

カテゴリー: ダブルス, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 22:42 | コメントは受け付けていません。

風が吹いたら

桶屋が儲かる

という話ではなく

風が吹いたら。テニスが難しくなるという話し。

 

昨日、大学の後輩の合宿に参加

2時間走って、九十九里の白子町まで行ってきた。

 

午前中は女子が東京の大学との練習試合だったので

その観戦と試合後のアドバイス。

しかし、すごい風。

ライン沿いに打ったボールが2m以上もそれたり

スマッシュしようとしたボールが前に落ちたり。

 

その中でさすがにうちのナンバー1

風など気にしていないかのように

平然と   (のように見える)

打ちまくり

単複ともあっさりと勝利していた。

 

さて、風が吹いたほうが打ちやすいという人はいない。

風が吹いたら打ちにくい

こんな風だととても勝てない、という人が多い。

こうゆう人は風をとっても気にする。

 

でも、ホントは一番風を気にしている人

一番風のことを考えたのは

さっきのナンバー1

昨年夏、北海道学生の単複チャンピオンだ。

「風でボールが止まるかも」

「風で左に曲がるかも、だからフォアでなるべく取ろう」

「相手も打ちにくそうだから、ポーチに出よう」

「突風もあるから脚を止めないように」

実は、本人に聞いたわけではなく

まったくの私の推測。

でも、あれだけ平然と、対応できていたのは

当然、このくらいは考えていたはず。

 

もちろん、「いやだ、イヤダ、嫌だあ」 と

彼女以上に考えた人はいたかも。

風が吹いたほうが打ちやすい人はいないはずで

自分だけが打ちにくいのではない

すべての人が

自分の最高のプレーよりも落ちるレベルでのプレーになる。

だから、ここでの課題は

プレーレベルの落ち分を以下に小さくできるかだ。

少ししか落ちなければ

がたがたになった人には簡単に勝てる。

 

具体策としては

風の影響をしっかり認識して、予測しておくこと。

風上だったらボールが止まるかも

風下ならロブはアウトしない

サイドへの曲がりはこれくらいだから ・・・

などなど

対策をしっかり頭に入れておき

心の中でイメージトレーニングしておく。

そして、エンドを変わるごとにイメージを更新しておく。

 

ちゃんと考えていない人ほど

「風で伸びてきたり、止まったりして、打てなかった」

なんて言う。

でも、同じエンドで、伸びてきたり、止まったりはしないはず。

必ず、ちゃんとした傾向がある。

 

そして試合前にこうつぶやこう。

「風が強いから、私の勝ちだな」

そして試合後にこう言ってあげよう。

「風が強くて実力が出せませんでしたね」  台風

 

 

さてさて、合宿、その後

午後は動きながらストロークをこなすフットワーク

サーブのテンポとコースの狙い分けをじっくり

2つだけに絞って指導してきた。

 

テニスが終わり、最後のトレーニング。

そういえば写真を撮っていなかった

夕焼けを背景に、コート2面分を横に、30mほどのダッシュ

 CIMG2789

もちろん松原さんはパス。

ヘロへロ状態でストレッチ

 CIMG2794

夜のミーティングで

先輩からのありがたい話を30分ほどして

横浜への家路に着いた。

タイヤも替えたから高速も怖くない。

そういえば

こんどのマランゴーニ

かなり静かなタイヤだ。   車 (セダン)

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:41 | 1件のコメント

小手先と良いフォームの順番

テニスコーチというのは

自分の生徒さんに、美しい、一流のフォームで

ボールを打ってほしいと願っている。

だから、どうしてもフォームチェックにこだわりがちだ。

だが,ここに落とし穴が潜む。

 

良いフォームなのに

コントロールできない

タイミングが難しい

結局試合にならない

小手先なテニス、自己流な人に負けてしまう

ちゃんと教わったのに、そんな人が多いのだ。

 

これはコーチ自身が

自分が育った過程を忘れてしまっているため。

 

コーチになるような人は

初心者のころから普通レベルではない

自分はかなり出来ると思っていたし

最初から、どうしたらボールに当たるかなんて考えていない

当然当たるのだ。

そしてとりあえず

「小手先でもいいから

ボールをコントロールして

ラリーを始める。」

kimk140303

次に威力のあるボールで

コントロールして打つために

良いフォームを身につけるべく練習する。

 

だからコーチにとって

テニスの練習とは

「良いフォームでいいボールを打つこと」 なのだ。

 

だから

良心的なコーチは

「良いフォームでいいボールを打つこと」

をしっかり教える。

なのに、生徒さんは上手くならない。

上手くなったようなのに勝てない。

 

コーチは自分が初心者だった時に

最初にやったことを思い出してほしい。

とりあえず

「小手先でもいいから

ボールをコントロールして

ラリーを始めた」  のだ。

 HeninBS1403

だから良いフォームになりつつも

まだ良いフォームになっていなくても

ボールをラケット面で捕らえながら

面感覚を持ってコントロールしていた。

そして、それなりに勝ってもいたのだ。

 

だから良いフォームになってきたころには

ボールとの位置関係もよくなったであろうし

ラケット面でのボールの捕まえ感も感じながら

打てるようになったのだ。

 

だから

「小手先でもいいから、ボールをコントロールして、ラリーを始める」  

ことのほうが先だし、大切、大前提。

 kimkurai1403

センスのあったコーチは、その過程を勝手にやったのだが

勝手にはできない人のほうが、普通人には多い。

 

だからコーチは意図的にそれを教え

自然にそうせざるを得ないドリルを工夫して

実用的なテニス

勝てるテニスを教えなければならないのだ。

 

「小手先でもいいから、ボールをコントロールして、ラリーを始める」 

その能力はコーディネーション。

協調能力というのだろうか

ボールとラケット、自分の小手先を合わす

良い場所に動く

そんなコーディネーションの能力を身につけた人が

しだいに、良いフォームを獲得していき

上手なテニス、実用的なテニス、勝てるテニスな人になるのだ。  テニス

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 15:11 | 2件のコメント

両手打ちに向いている子は

両手打ちのフォアハンド

向いている子は

両手打ちが好きな子

のびのびと、スムーズに、バシット打てる子

考えてみれば、こんな単純なことなのではないだろうか。

ayumim1402cc

両手で振るのに

ラケットの重さや長さを感じ取れ

最適な力加減やタイミングを感じ取れること。

どうやったらそれがわかるのかというと

すごく滑らかにスムーズに振り切れていること

それで片手で打ったら考えられないほどのボールが打てるなら

両手打ちが向いているということ。

 

考えられないほどのボールとは

スピードもそうだし

コントロールも

絶対的なスピードが速くなくても

コントロールにメリットが出せるなら

思い切って打てる分だけ実戦のボールは速くなるかもしれない。

スピードにしてもあくまで相対的なもの

その人にしたら速いのであれば

両手打ち、採用の理由には充分かもしれない。

ayumimorita140228

身体に負担がかかるという人もいるけれど

それは大抵、片手打ちしかしたことのない人の言葉。

その人がやればもちろん身体を痛めるかもしれない。

でも、両手打ちの重さ、長さに対応できていれば

そして、そのスウィングになれて

予定通り、ストレス無く振れるなら問題はないはずだ。

世の中の女子プレーヤー

ほとんどの人はバックで両手を使って打っている。

だからといって、特に最近の子にケガが多いわけではない。

 

左手がフリーじゃないので

バランスが取りにくいのでは、という人もいる。

それも大抵、片手打ちしかできない人の言葉。

両手バックの女の子たちは

全身の身のこなしでバランスをとり

特に困っているという話は伝わってこない。

 

結論を出そう

両手打ちが心地いいなら

メリットのあるボールが打てるなら

両手打ちを続ければいい。

上手くいっていることを

わざわざ壊す必要は無いと思う。   テニス  

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 18:53 | コメントは受け付けていません。

両手打ちフォア

雉子牟田明子さん

中村藍子さん

森田あゆみさん

ちょっと思い出せば何人も出てくる

そう、日本人女子のチャンピオン

aiko140227

この365ネットでブログをやっている

森上亜希子さんにはツアーの優勝経験もある。

そしてダブルスに強い

平木理化さんに

青山修子さん

両方両手打ちのプレーヤーだ。

日本人の女性には両手打ちが向いているのだろうか?

 

ちょっと考えてみよう

われわれの周りの女子両手打ちプレーヤー

何%くらいいるだろう?

ちゃんと統計を取ったわけじゃないが

10人に1人?

そんなにはいない

30人に1人か100人に1人か?

 1402morita

じゃあ、チャンピオンの両手打ち比率は?

最近の全日本チャンピオン

5人から10人に1人位は両手打ち。

全体の比率から比べるとめちゃめちゃ高い。

森上亜希子さんが昔、全日本ジュニアで優勝したとき

ベスト4のうち、3人が両手打ちだった。

 

両手打ちだったがゆえにここまでだったのか?

逆に両手だったがゆえに、ここまで上がってきたのか?

もちろん私は後者だと思っている。

 

両手打ちのジュニアの親御さんからは

時々、「片手に変えるべきか?」を相談される。

これは、両手打ちが

大人になったら不利だと考えられているからだろう。

本当に不利な点があるのか?

身体に悪いのか?

片手にしたら、ぐんと伸びるのか?

 

モニカ・セレスは

12才で世界ジュニア、1位になり

その後、一般では、絶対的なダントツ世界女王だった。

 

両手打ち

10才か、12才くらいの女の子が

今後、片手打ちに変えるべきなのか?

どんな子なら変えたほうがいいのか?

どんな子は変えないほうがいいのか?

 

ちゃんと理論だてて、考えてみたいと思う。   テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 18:25 | コメントは受け付けていません。

バックハンドの腰

先日、緑園太陽整骨院で身体のメンテナンスをしてもらった。

大体、毎週水曜日

時々、都合が付かないで抜けることもあるが

定期的に、院長の田中先生に

腰、ひざを中心に

最近はレーザー治療器で

手首の治療もしてもらっている。

 

とにかく

テニスをすることと

テニスで傷めたところを早めに直してもらうことで

身体のパフォーマンスを何とか保っているのだろう。

 

さて、その先日だが

田中先生に腰を見てもらうと

いつもと逆で

足の長さが、右の方が長いというお話。

これは

ストロークをするときの骨盤の傾きが影響しているらしい。

どうしてもフォアハンドに頼るので

いつも同じ形で、同じ方向に動かしていると私は理解している

それで、右足が水曜日になると短くなっている。

それがこの日に限って逆。

 

実は思い当たる節があるのだ。

それはバックハンド

最近バックでなるべくハードヒットするようにしている。

このトライを始めた当初

なんか腰の切れというか腰の入りが悪く

上手く振り切れないでいた。

最近それが違和感なく

腰の動きでスウィングをリードできるようになってきたのだ。

henin1312b

まあここまではいかないかもしれないが

こんな腰の入りでバシバシと叩きたいものだ。

 

まだバックハンドは全力で振りぬくところまでは行けないが

少しずつその兆しが出てきている。

HeninBS1402

少しづつだが、バックが腰に引っかかるようになってきている。

  (これは私の感触、感じていることを言葉にしたもの)

まもなく

バックハンドのすごいハードヒッターが復活するのだ。

 

昔、といってもほんの30年前だが

バックハンドが全力で打てたころには

フォアハンドがイマイチだった。

両方同時というのは難しいのかもしれない。

henin1402fs

だが、両方とも叩ける人もいる。

両方とも腰の入る感触

それはどんなことなのか

他の人に教えるためにも

自分で体感し、自分で語れるようになってみたいのだ。

 

まだまだ、発展途上なのだ。  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, 傷害、治療, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:14 | コメントは受け付けていません。

初打ちとランニングショット

今日は、いつもお世話になっている

下川井テニスクラブへ新年のご挨拶に行き

会員さんたちとプレーさせていただいた。

今年の初打ちだ。

スカイラインR34が別荘で寝ているので

電車とバスで行った。

だからちょっぴり、お神酒も。

 

若者たちとプレーしたときに

私のランニングショット

いたく感心してもらった。

バックハンドのステップしながらのショットも。

 

そして今日放った、アドバイス。

 

「腰なんて落とさなくていいから、腕を振ろう」

djok1401

面が作れて

腕がうまく振れたら、ボールは入る。

ひざが曲がって、下半身を使えたら

もう少し威力のあるボールが入る。

 

つまり、「面を作る、腕を振る」は必修科目。

これの典型がランニングフォアハンドショット

いい姿勢が作れないのに体を使うとかえってエラーする。

「ひざを曲げて、下半身を使う」のは選択科目

いやもしかしたら

体勢によっては、やってはいけない禁じ手なのだ。

kurai1401

腰なんて落とさなくていいから、腕を振るだけのテニスでも

テニスは成立する。

そんな割り切りのいい人は結構勝てる人だ。

 

どんな時でも腰を落として、全身でヒットする人

ついでに、きちんと振り切るテニスをする人は

「とても、いいテニスをする人なんだけどね」

と言われ

いくらやっても勝ちに恵まれない人

こんな選手にならないようにしないと。

コーチとしては

そんなテニスをさせないようにしないといけない。

 

テニスのうまい人はこれを無意識にやって

いや、余計なことはやらないようにして

(自分では気づいていない人が多いみたい)

いつもラインの内側でテニスをする。

そして

「あなたのテニスが安定してきたら私ではとても・・・」 なんて言う。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 20:14 | 2件のコメント

いいとこ取りフォアハンド

若いコーチたちを教えていて考えたこと。

特にフォアハンド

「色々な技術のいいとこ取り」 をしようとしている人が多い。

 

こんなふうなテイクバックにして

djok1312fr

手首のしなりを使えば、ラケットヘッドのスピードが上がる。

フラットで打ったほうがトップスピンよりボールスピードが速い。

 

そう、まったくそのとおり

ものすごいスピードが出る。

 

ただし、コート内に入らないかもしれない。

それ以外に問題はない。

 

デモ、試合で勝てないかもしれないので

ジョコビッチでもやらない。

 

ジョコビッチは手首のしなり

特に面に垂直方向、スピン方向に手首を動かして

強烈なトップスピンショットを打つ。

ナダルやフェデラーもスピン量には差があるが

基本的に同じ。

ナダルは絶対、他の選手もめったにフラットには打たない。

 

私はトップスピンでも臆病者

手首を動かす自信がないのでなるべく固定している。

先ほどの写真で言えば

あの時点でラケットヘッドはもっと後

手首の形で言えば、インパクトとほぼ同じ。

おかげでややフラット気味にも叩けるのだが

それはベテランの域に達したパワーレベルのおかげもあってのこと。

同じような理由で

女子選手にはかなりフラット気味に打つ選手もいる。

 

腰の高さからフラットにぶん殴ったら

ぶん殴りセンスありの若者男子なら

ネットすれすれじゃなければコート内には収まらない。

胸の高さからならかなり入る確率は増す。

 

ジョコビッチよりセンスのある方には

ぜひトライしてもらいたい。

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もちろん、もっと上からならなお確率は増す。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 21:03 | コメントは受け付けていません。

下川井TCにて

昨日の下川井テニスクラブでのイベントで

会員のKさんにお会いした。

懇親会の団体戦に参加し3試合を楽しそうにこなしていた。

試合後、ご挨拶し

昔の仲間のこと、最近のプレーぶりのことなどを聞くことができた。

毎日楽しいテニスクラブライフを過ごしておられるようで

会員制テニスクラブを推奨している私としては

わが意を得たり、とてもうれしい瞬間だったのだ。

 

2年位前だろうか

平日のレッスンを担当していた時のスクール生だ。

それなりの年齢の男性。

スクールでは中級くらいの腕前。

スクールでのシステム変更などがあり

スクールを抜けて

たくさんプレーのできるクラブ会員になった方だ。

 

会員制のクラブというのは

外から見ると、少し、いやかなり敷居が高い。

テニス歴も20年以上なんて人が当たり前。

スクール中級者くらいから見るととてつもない場所。

怖い先輩たちの中に入っていくのは勇気のいることなのだ。

なかなかお勧めしても、Kさんのように会員になってくれる人は少ない。

 

実際には、そんなに怖い先輩というのは

めったにいるわけではなく

むしろ、テニスクラブに入ってきた新人を

一生懸命サポートしてくれる人たちがほとんど。

テニスが好きだといって、来てくれる人を

テニス好きの人が嫌うわけがないのだ。

 

と、理屈を言っても会員制クラブの敷居はやはり高い。

幸い、私の関係する、ここ下川井テニスクラブ

千葉のうちの本拠、松原テニスクラブ印西はともに

スクールとクラブが距離的にも精神的にも近い関係にある。

その距離をさらに縮めるのは、われわれコーチのはず。

 

長く、テニスのある人生を送るには、会員制のテニスクラブ。

それをずうっと言い続けてきた松原さんとしては

それが定着させなければテニスにかけた自分の夢も成就しない。

そんなことを

珍しく、まじめに考えた1日でもあった。

Kさん、ありがとうございました。  テニス

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 20:05 | 1件のコメント