カテゴリー別アーカイブ: 技術全般

最新のプロじゃなくても

近頃の若いプロではなく

大昔のチャンピオンの技術にも私が取り入れているものがある。

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103年前 (日本最初のオリンピックメダル)

ベルギーのアントワープオリンピック、銀メダル

熊谷一弥 大先輩のフォアハンド

手首の角度がぶれない

フォアボレーでも

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もうちょっと新しい人、ケン・ローズウォール

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特異なバックハンドスライス系はもちろん

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フォア側でも、手首は固定

だから

面は古典的技術であっても

50年前でも、しっかり安定。

 

だから、今流のウェスタングリップ(熊谷さんもそうだが)

トップスピン主体のグリップじゃない人にも(ローズウォールさんにも)

うちの指導法は

手首をしっかり固定することで面を保つ

力を抜かない教えかた (いろいろな意味に取れる鴨)

実は

上達してくれば必要以上の力は自然に抜けるのです。 テニス

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:54 | コメントは受け付けていません。

なぜプロの技術が基本なのか

松原雄二のテニス理論

松原テニススクールの指導法

この理論の立て方で

プロの技術の中にそのヒントがあるということを常に強調している。

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例えば、こんな風に引いて振り出せば

インパクトには、垂直面が出てくるわけで

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およそ正確な面を作るのに特別な芸はいらない。

プロが下向きの面で引いているのに

我々は面が上向きになるように引いていたら

インパクトで垂直面を作るのに苦労するわけで

そうなると、特別な芸が必要になるということ。

プロの技術は簡単なこと

言い換えると、シンプルなことがその技術の特徴なのだ。 水瓶座

しかもプロの技術は、認証済みなこと

もし、この技術で勝てないなら、彼はプロになっていないわけで

テニスで世界の100位に入ってくるということは

その技術は認証済みだということ

それを真似すればうまくなる、勝てるようになるのに早道だということなのだ。

だから

松原さんのテニス理論の立て方は

その1、トッププロが共通にやっていることは何か調べる。

その2、そのことに有益な意味はあるか考える。 (仮説を立てる)

その3、実験してみる。 (その技で打ってみる)

実験してみて、実際に打球してみて、もしも私でさえ簡単にできるのならば

その4、さっきの仮説は、正しい最新理論だということ。 水瓶座

 

だから

私の言うことを聞いてくれれば

うちのスクールに来てくれれば

テニスがとっても簡単になり、一気に上達するということ。

 

私の理論はすべてプロたちの真似事だということ。

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松原流の打ち方なんてない。

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とは言いつつも

プロからの理論に、私の体質による癖を加えれば

松原流の打ち方なのかも

でも

なるべくそうならないよう、癖が出ないように

自分の打ち方を整えているのだ。  テニス

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:17 | コメントは受け付けていません。

最近思うこと

あんまり長いこと投稿しなかったので

書き出しが難しい。

テニス技術については

40年以上もラケット面の使い方や力に入れ方など

同じことを言い続けてきたので

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何度も繰り返して言っていることばかりという気もしていた。

しかし、最近かなり以前とは違う視点から見ることができ

全体を統合して、本質的なものが見えるようになった気もしてきた。 水瓶座

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改めて、頑張って投稿してみようと思う。ひよこ

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さて、最近のコーチ研修会や当社の研修会でも

もちろん私のレッスンでも

フリコのスウィングというものをかなり強調している

具体的には振り子のテンポなのだが ・・・

もちろん今まで行ってきた理論は正しいはずなのだが

ちゃんと私の理論を聞いて面を作ったり

身体の向きを直したりしたのに

それなのになぜかフォアが打てなかったりサーブが安定しなかったり

両手バックの方向が不安定だったりという人たちが存在するのだ。

 

実は、テンポ感が間違っているために

正確だったはずの面がストレスを受けて変わってしまったり

いまいちスピードの乗れなかったりということに

気が付いてきた。

 

今までの技術論プラス振り子のテンポ論

それが、最新のテニス技術論になろうとしているのかもしれない

自分としてはそれによりやっとおなかの中が落ち着き

心の中にも安ど感が広がったように思う。

 

しばらくの間、できるだけ連続して

一つ一つの技術につき

フリコのテンポ感を加えて

一通り解説してみようと思う。 テニス

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 16:26 | コメントは受け付けていません。

剛よく柔を制す

普通は

「柔よく剛を制す」、かな

柔道でよく出てくるフレーズ鴨 ひよこ

柔道というくらいだからそうなんだろう

力だけで押してくる怪物みたいなやつを

センスと柔軟な技でさわやかにバッタバッタと投げ捨てる

そりゃあ、理想中の理想

姿三四郎が(知ってるか?)

勢いだけが自慢のやくざ者を投げ捨てる

そりゃあできるだろう

でも、同じ柔道とはいっても

世界中から格闘技のセンスにあふれた連中ばかりが

かなり鍛えこんで集まるオリンピックだとどうだろう?

センスだけで、「柔よく剛を制す」 とはいかないのでは

 

さて、テニスではどうだろう

この人に勝つとしたら

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1ゲームに、毎回4本、

230㎞/hのサービスエースを取れる人がひつよう鴨  ひよこ

 

じゃあ、あなたが市民大会に優勝するとしたら?

どうだろう

この人くらいのライセンスがあれば

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試合時間に遅刻しなければ大丈夫

そこまで、センスがないなら

努力、どりょく、ドリョク

そして、パワーは頑張れば必ず身につくから

つまり

強欲

いや、「剛よく柔を制する」 ことが可能かもしれない

もしあなたが

センスに恵まれ、体格、性格もよく、

努力、どりょく、ドリョク、したら

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こうなっちゃう鴨

世界のテニスはそうゆうレベル

才能だけではだめだし

どりょくだけでも ・・・ 鴨 。 テニス

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 15:55 | コメントは受け付けていません。

内旋、回内、とは

サービスの話でしょっちゅう出てくる用語

念のために解説しておこう

内旋

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腕相撲の動きと思えばいい

両手を前に出して、肘を90度くらいにし

手を側に回して近づける動きが、内旋

反対は、外旋

 

次は回内

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手首固定して

前腕を左回りに回すとラケットヘッドが走る

両手を前に出し

手の平を側にす動きが、回内

英語だとプロネーションというらしい

40年くらい前の技術書は

プロネーションを間違って内転と訳していた

だから年配のコーチは

内転というかもしれない

正しくは回内

逆の動きは、回外

 

前腕を回すのが、回内、回外

上腕を回すのが、内旋、外旋、なのだ。  ひよこ

 

 

カテゴリー: サービス, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 17:39 | 1件のコメント

エイっと叫べば

「今のボール、エイッと叫べば返りますよ!」

先日、レッスンでかけたアドバイス

気合があれば、取れると解した人もいたようだが

これは精神論ではない

ギリギリで追いつけそうなボールに

最後エイっと叫べば

1、ボールに対し集中して、タイミングもエイッ

2、瞬間的にグリップがしっかりしてボールを飛ばしてくれる

3、少し体が伸びて、届きやすくなる

だから返球に成功する

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ストロークもそうだが

ボレーでも

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もちろんバックでも

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もちろん声まで出した根性、執念もあって何とかなるのだ

声を出すのが恥ずかしい人は

心の中でもいい

「エイッと、叫んでみよう」  テニス

 

 

 

カテゴリー: フットワーク, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:42 | コメントは受け付けていません。

コートに絵を描く

『sho』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ   今年もよろしくお願いします!

ボールが相手コートのどこに落ちるかは、ストロークのボールの強さ(スピード)と角度(高さ)で決まると思いますが、どこを意識すれば簡単かアドバイスあればお願いします。(落とすところを的とする?ネットの上を的とする?)

また、上記の場合、ストロークが乱れないコツもあれば、お願いします。(スイングスピードは一定にする?または、二段(普通、速い)くらいに抑える?)

sho より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

ボールが相手コートのどこに落ちるかは

ストロークのボールの強さ(スピード)と打ち出し角度(高さ)

そして、スピンで決まるんでしょうね

 

このデジタルデータを大砲の照準コンピュータに入れれば

目標を粉砕できるはずですが

人間の場合

これをアナログのイメージとして作らなくてはなりません

自打球のイメージ、打球の飛行線です

 

ボールのスピードやスピンも含め、この絵柄をイメージします

そしてもう一つ

打球の強さ、タッチでしょうか

それを手の感触や打球音としてイメージします

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そういえば

コートに打球の線を描いていく練習法が

ティモシー・ガルウェイ さんの古典的名著

「インナー テニス」 の書かれていました

いや、「インナーゲーム」だったかな

2冊あるんです

 

さらにそういえば

その応用が、アニメ、「ベイビーステップス」で

エイちゃんのジュニア時代の相手として登場しました

絵の才能のある少年が

コートの上に打球で絵をかくのです

 

まあ、とにかく

コートの上に打球で線を描いてみてください

 

フォアでもバックでも

ボレーでもサーブでもすべて当てはまります。  テニス

 

 

カテゴリー: 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 17:49 | 1件のコメント

いつまで相手を見るか

『sho』さんからコメントに質問をもらっていました

以下がその全文です

 

カラオケ  こんにちは。

お時間あるときに、試合中、どのタイミングでどこをどの割合で、見るべきか、アドバイスください。

まず、自分がボールを打つまでは、ボールの軌道。
自分がボールを打った後は、ボールの軌道?相手?

 

 

 

水瓶座  私の答えです

なかなかの難問かもしれません

「まず、自分がボールを打つまでは、ボールの軌道。
自分がボールを打った後は、ボールの軌道?相手?」

これはかなりあっているんではないでしょうか

 

自分が打った後は

相手と自打球と両方見ていますよね

 

問題は打つ前

どこまで相手を見るかということだと思います

例えば

ダブルスのリターン

それなりのサーブなら

ネットマンを見ている余裕はないですよね

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私なら

クロスにいいリターンを返すか

ストレートに抜きに行くか

フォアならどうする、バックならどうする

と、先に考えて、決め打ちです

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体勢を崩されたり遅れたらロブに逃げます

緩いサーブだったら

これはネットマンを見ている余裕がありますから

ボールを目の真ん中で

目のはじっこでネットマンににらみを利かせます

ただしどれくらいネットマンに意識を行かせるかは人によってかなり違う

スウィングを小さめにして

最後の最後まで見ている人もいて

ポーチする相手の動きを待って、抜いて点数を稼ぐ

また、私のように

早目に見切りをつけて

自分のショットを最大限によくするようにする人もいます

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そうそう

当社、千葉地区の支配人に金田コーチというのがいます

彼が明るく言うには

「松原さんのフォアはテイクバックが大きくてポーチ出やすいんですよね!!」

松原さんは

「ポーチに出てこられても、もっと先にすごいのを打ってやる!!」

と思っているのです

奴の動きの逆をと思ってやってみるのですが

逆にはまっちゃうようで

抜いた記憶がありません

 

この辺は性格とテニスのスタイルが大きく関係しますね

 

シングルスの場合は

パスの場合にどこまで見るかですね

ちゃんと見る人もいますが

私は頭の中でしっかり相手を見て

ほとんど決め打ちです

 

あまり相手を気にすると自分のテニスを崩したり

エラーが多くなったりするので

気にしすぎないようにした方がいいのではないでしょうか。  テニス

 

ところで、せっかくのコメントがうまく表示されてないようですね  かたつむり

 

 

カテゴリー: シングルス, ダブルス, 技術全般, 試合 | 投稿者松原コーチ 19:13 | 1件のコメント

ショットの統合イメージ

向こうから飛んでくる打球を

完璧に予測し

完璧に打つ

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ボールの軌跡をイメージし

ボールとの距離をイメージし

ボールの高さもイメージ

 

自らの打球の軌跡とスウィングをイメージしつつ

 

ボールと自分、両者を完璧にシンクロする

 

自身の美しい姿が脳裏によぎったところで

 

当然のようにウィナーが決まる。 テニス

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 13:51 | コメントは受け付けていません。

自分のスウィングを感じる

テニスのショットを決めるには

打球時に自分のスウィング

面の向きやその位置

インパクトへのタイミングなど

4次元の情報を完璧にイメージする必要がある

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とお話しすると

とてつもない天才的能力が必要になるような気がしてしまう

だがこれは普通の人にとって当たり前の能力

歩いていて

自分の足がどこにあるかイメージできなければ

階段から転げ落ちるかもしれない

箸でつまんだご飯を鼻に入れてしまうかもしれない

そんな人じゃなければ

充分にマスターできることなのだ

そのコツは

自分のスウィングや

ラケット面や

姿勢を

しっかりとイメージすること

イメージしながら

ていねいに練習すること

ひたすら回数だけをこなしてはいけないのだ。 テニス

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 11:58 | コメントは受け付けていません。