カテゴリー別アーカイブ: 技術全般

ボールを見るのではなく・・

打球時に

ボールを見るのではなく

ボールの予想される軌跡を見ることが重要なのだ

naomifrtkb1906

例えば

この時点で当たるかどうかはすでに決まっている

naomi frimpmae1906

これ以降、インパクトまでのボールの軌跡を完璧に予想し

そのランデブー地点に向けて

自身の自信のあるフォームで打ち込むだけなのだ

この後

インパクトまでに

スウィングに修正があるようだと

わざわざ、完璧なフォームを崩してしまうわけで

たぶん、ミスショットになるだろう。 テニス

 

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:30 | 1件のコメント

ラケット面を感じる

フォアハンドが一番デリケートで

難しい技術かもしれない、と書いた

それを易しくするために、面を下向き、外向きに構える

tarofstbdc1803

というのは、物理的な話

それに対しもう一つ、感覚的な話

ラケット面を感じること

sugitayuiti

特にインパクトで

 

この感じ方には

面の向きを感じる

当たる強さを感じる

トップスピン、アンダースピンなどの方向や手触りを感じる

等々、いろいろな要素がある

 

この感じることはフォアハンドに限らず

waw1801srdaten

サーブも

248557

ボレーも

すべてのショットに必要なことで

この感覚のあるショットが

その人の得意ショットだったり

マスターしたショットだったりするようだ。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 19:37 | コメントは受け付けていません。

思い切り打ってもスピードが出ないの?

思い切り打ってもスピードが出ない?

それとも

怖くて、思い切り打てない?

 

これはフォアバックのストロークの話

サービスも同じこと鴨

 

試合では

「怖くて、思い切り打てない」 のではないだろうか

nadal160104gats

ここは議論の入り口

 

試合で怖くなって

ハードヒットできない技術を

一所懸命に、毎日努力してもしょうがないからだ

 

試合でハードヒットできる技術

それには3つの方法がある

 

1、プロのように

ラケット面が正確に出てくるようなテイクバックをすること

roddickwaki

2、プロのように

トップスピンをしっかりかけること

1604nisikorifor

3、プロのように

余計な動かす部分を減らすこと

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どれを採用してもいいのだが

1つだけでは不安が残るかも

だから

プロはすべて採用している

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スピン方向のことを除けば

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スマッシュも、ボレーもそう鴨。  ひよこ  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 12:24 | コメントは受け付けていません。

目にも止まるスウィング

目にも止まらぬスウィングのコツ?

日曜日のレッスンで

バックハンドの見本

目にもとまる、超スロースピードスウィングでのトップスピンを見せた

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目的は

ゆっくり振ってもネットの向こうまで飛ぶということを見てもらうため

別に、鋭い振りでなくても

力のない側のバックハンドでも

充分に飛ぶし、返球できることを知ってほしいから

コントロールの面でも

急いで振りだすと

当たりそこなったり手首がぶれてエラーになったりする

それと片手バックの男性たちには

mac1607

打点を前気味で取れば、充分飛ぶし

トップスピンも自然にかかるということを見せるため

スウィングはユウックリ

最初はホントに全行程、ゆっくり

もちろん構えが速くなければゆっくりスウィングはできない

そして

だんだんに後半のスウィングを勢いよくしていく

wawr1601bkf

 

徐々に

目にも止まらないスウィングになっていく

もちろん両手打ちの人たちも

1606keibka

面を安定させて打つことができるようになっていった

目にも止まらぬスウィングのコツは

目にも止まるスウィングなのだ。  ひよこ  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 13:17 | コメントは受け付けていません。

長さを感じる

ラケットは短いほうが操作性がよく振りやすい

だが

長い方が手や肩からの重心までの距離があり

慣性モーメントを使いやすい

(俗に、遠心力で打つというが ・・・)

1803frimp

先日の松原テニスクラブ横浜でのリトルクラス

初心者ながらテニスセンスを感じる小3女子のMちゃん

フォアハンドのテイクバックで

手首がグネグネして、先がうまく引けない

面がとっ散らかる

先週はうまかったのに ・・・

 

彼女の23インチラケットに変えて26インチを振ってもらった

「この長さを感じながら振ってごらん」

「ボールを想像して、当てるイメージで振ってみて」

そしてボール出し

面も決まり、きれいに打ってきた

yankotb1309

ついで、ラケットを23インチに戻す

ここから私と美しいラリーを連続で

 

じゃあ、26インチでいいのかも

というわけにはいかない

打ち合いになれば、いろんなタイミングで振らなくてはならない

それにはある程度扱いやすい長さでなくてはならないのだ

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でも、どんな長さでも

ラケットの長さ重さを感じるセンスが大切なのだ

そしてそれは

コーチが教えることもできるのだ。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, ラケット、用具他, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 17:10 | 1件のコメント

テニスの数学

今日はちょっと算数の話

たまには頭も使ってみよう

さて

あなたはフォアハンドをハードヒットして

何本、連続して入れることができるだろうか?

1603nisikoritsfr

確率の話だが

例えば70%のショットを2本続けて成功させる確率は

0.7 × 0.7 = 0.49

49% となり、50%を割る

このまま打ち続け

シングルスの平均的なラリー本数、6本連続成功する確率は

0.7 × 0.7 × 0.7 × 0.7 × 0.7 × 0.7 = 0.118

となり

9ポイントトライしてに1回しか成功しない

6本続いたら得点と仮定すると

わずかに、2ゲーム終了して、1ポイント取っただけ

勝負にならない

まあ、実際の試合では

1本目がウィナーになることもあるし

3本打ったら相手がエラーという場合もある

ここまで厳しくはないかもしれないが

70%はそれなりの確率と思っていた人には大ショックかも

もしかしたら、6本終わっても

相手が平然と返しているかもしれない

1803frtk

6本連続くらいは当然と考えるなら

上の計算例のようにやってみると

90%  のショットなら、6回かけて、0.531 となり

何とかクリアー

半分じゃあ不安ということで

もしも70%以上達成したければ

95% で、6本

これだと、0.735となり、自信をもって打ち続けられる鴨 ひよこ

nadal1706gats

95%というと

私のフォアハンド、エラーするわけないでしょう

というレベル

トッププロもそれをクリアーするため

トップスピンをしっかりかけたり

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姿勢を良くして、精度を上げたりと

sugitayuiti

才能がある上に、努力も惜しまないプロたちでさえ

苦労しているのだ。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 17:24 | コメントは受け付けていません。

腕で打つのが大前提

先日の神奈川県テニスコーチ研修会で

苦手フォアハンドの矯正をやって見せた

CIMG8689

最初の人にやってもらったのは (写真の人じゃありません)

上体を前向きにしたまま、腕だけで打つこと。

結果、それまでのポワンとした打球が

バシっという音に代わり、連続で向こうのコートに打ち込み始めた。

これは、身体を使わないことによりエラー要因が減ったこと。

エラーしないという自信で、強く打ってもよくなったこと、ということらしい。

 

それに対し、

体重の移動であったり、上体の回転であったり、膝の屈伸などは

あってもいいのだけれども

腕のスウィングの邪魔をしたり

運動方向や面の向きを変えてしまうものはいけない。

例えばフォアハンドストロークならば

上体の回転を使うためには、スウィング中、上体を垂直に保つ必要がある。

DSC_5841

上体が垂直じゃないと

腕のスウィング方向やラケット面が変わってしまいエラーの率が増える。

タイミングで言えば

インパクト前に上体が前向きになっていなければならない。

そして

パワーのためには上体の前向き運動が止まりかけてからインパクトを迎える必要がある。

sugitayuiti

そうしなければ上体の運動量が、腕に、ラケットに移行しない。

前向きが遅れると

ラケットの振りを減速するための動きになるし

ラケットが移動する先にスペースが無く

強く打ちようがなくなる。

だから邪魔したり、逆運動量連鎖で減速したりで情けないボールを打つよりは

前向きで、腕だけで、の方がいいボールを打てるということになる。

もちろん先ほどの方には

上体を少し後ろ向きにひねって打ってもいいですよと

一部制約を解き

さらなるスピードアップに至ったことを報告しておく。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:11 | コメントは受け付けていません。

ボールをどこまで見るのか

『うそほんと』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  お世話になっております。前にストロークにおいて同様の質問をさせて頂いたのですが、サーブスマッシュ・ボレーも調子の悪いときほどボールを良く見ようとしすぎてミスしている気がします。見るのをやめるタイミングはどう計れば良いでしょうか?よろしくお願い致します。

うそほんと

 

 

 

水瓶座  私の答えです

基本的に、流れとして

ボールはよく見なければいけないし

ボールそのものについては

そんなにしっかり見る必要はありません

1803frimp

ボールのコース、飛んでくる軌跡、そのタイミング

それに乗れるのかどうか

soeda-sm

ボールの動きを予測でき

その予測されたコース上にラケットを出していくのです

248557

だから動きの中に入って行く

自分の動きでボールとの距離をしっかりと取る

ジャストタイミングでラケットを振り出す

rao1801srtos

音楽で伴奏のリズムに乗るように歌いだす るんるん (音符)

CIMG5460

常にフィードフォア―ド、予測で動く

フィードバックはしない

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反省もいらない

nadal1706gats

わかったようなわからないような ・・・

 

プロが自身の才能を信じてスムーズに打球に入って行く様を想像し

自分もそれになりきってみる

1509nadafltb

ボールは見えるのであって

必死に見るものではないのです

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見えるボールに対して動きを合わせていく

自身を、できる子と信じてボールに合わせていく

動きを継続する

 

相手のボールのスピードもいろいろ

自分の動く距離や速さもいろいろ

どこまで見て、どこまで見てはいけないのか?

 

全部見るつもりでいればいいのではないですか

そのうちの前半は、ホントに目で見ている

どっかから後半は、心の目で想像している

切れ目はない、いや、わからない

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でも、全工程をしっかり目のレンズでとらえる必要はない

ということを認識して

いっぱい練習すればいいのではないでしょうか。  テニス

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 16:45 | 5件のコメント

イメージできるものには成れる

昨日、クラブの会員さんと話していて気付いた

皆さん、あまりにも常識にとらわれやすいこと

スマッシュを確実に決めることなど無理

フラットサーブをバックのコーナーに安定して叩き込むなど無理

フォアハンドを試合でぶんなぐるなど無理

そりゃあ練習しなければ無理に決まっているけど

できる人はいる

soeda-sm

デビスカップ大事な場面でのスマッシュ

rao1801srtos

そりゃあ、背が高いからでしょう

でもこんな人も

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200km/hのサーブを確実に叩き込んで

キープし続けていたのを見たことがある

こんな怪人も

agasi1509fh

この人は少しくらいいいサーブが来ても

リターンがウィナーになると信じている

 

最初から

そんなにはできないと思って練習していないか?

 

できるものだと思い、ちゃんとイメージができていれば

そして、出来ることを前提に練習すれば

たいていのことは

案外、できるものなんだけど。 テニス

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 技術全般, 松原TC横浜, 練習法 | 投稿者松原コーチ 11:18 | コメントは受け付けていません。

止まって打つか? 動いて打つか?

『sho』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  こんにちは。
この内容と関係あるかないか、よくわかりませんが、アドバイスあれば、お願いします。

サークルで、特にストローク時、出来る限り速く、打点近くに移動し、バックスイングまで、終了し、そこで、間をあけて、ボールがきたら、スイングを始める人と、
ボールの速度に合わせて、移動し、間をあけずに、スイングする人で別れています。

前者は、間をあけることにより速いボール時にも、対応ができる。
後者は、間をあけないほうがスイングが安定する。
とそれぞれ、長所短所があるようです。

どちらを、目指すべきでしょうか?

sho より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

プロのテニスを見たことがありますか?

TVでもいいです

彼らはどうやっていますか

止まって待っている人はいないのではないでしょうか

Brisbane International 2010 - Day 5

止まっていると筋肉が固まっちゃう

動いていた方が動くボールと合いやすい

sugitayuiti

最後まで動いて足を決めれば正確な場所に行ける

だからいい姿勢で打てる

等々

理屈はいろいろ考えられますが

 

そうじゃない人はどうしたんでしょう

たぶん

プロになれなかったんでしょうね

naomi1706frfin

つまりプロのようにやった方が

勝てるテニスになりやすいということだと思います。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, フットワーク, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 15:26 | コメントは受け付けていません。