今日は神奈川県テニス事業協会主催の
2003冬季神奈川県テニスコーチ研修会が
相模原インドアテニススクールさんで開催された。
地元、相模原インドアテニススクールさんのコーチたちが
多数参加してくれたので
珍しく、テニスコーチが多い研修会になった。
珍しいというのも変なのだが
いつもはコーチと一般愛好者が同数くらいなのだ。
外は雨のせいか、インドアコート内もかなり冷え込んだ。
いつもなら私の長口上から始まるのだが
今回はウォームアップが先。
相模原インドアテニススクールさんのコーチたちに球出ししてもらい
スパニッシュドリルでまずは皆さんに打ちまくってもらった。
その後、ポーチボレーもして温まった後、演説開始。
1時間弱
テニスの競技性やラケットの長さによる振り子のテンポの話など
体育学から物理学まで
私の技術論、考え方のベースを話した。
午前のテーマはサービス。
腕の使い方の、特に内旋の使い方が分かりやすいスマッシュから始め
サーブの腕使い、下半身や身体との動きのずれ
スピンのかけ方などをみっちり説明して
実際に打ってもらった。
打球法はもちろんだが
両サイドで打ち分ける
身体の向きの話が皆さんの意表をついたようで面白かった。
サーブの写真はない。
サーブの間、みんな、のめりこんで
誰一人写真に気がつかなかったのだ。
お昼はいつも参加してくれる杉田コーチと近くのラーメン屋さんへ。
ブログといえば食べ物の写真が定番
いつも食べ終わったり、帰ってきてから気がつく。
だから写真はない。
おいしかった。
さて午後はストローク。
フォアハンドから
定番のラケット面、テイクバックの話から
姿勢や上体の向きなどを説明して
全員に打ってもらい
フルスウィングで打てるようにした後
今日の目玉
短く打てるようにすること。
ワイパースウィングの重要性を強調し
短い低いショットもワイパーで上体の左側、かなり下に振りぬく。
いや、引っ張り込む。
小柄な女性のコーチが
私のしっかり力んでくださいのアドバイス後
しっかりねじ込み
「なんか、男の子ぽいですね」
といっていたのが印象的だった。
そして次はバックハンド
フォアと違い垂直面を保つことを強調
片手と両手の力の入れ方の違いも理解してもらった。
片手打ちの参加者も両手のしっかりヒットを体験。
若手コーチたちが
ついついフラットでのスピード競争になることもあったが
皆さんに入る原理をしっかり理解し、体験してもらえたと思う。
もちろん、私の講習会
きちっと、相手コートにボールを打ち込めなければ終われない。
全員にたくさん打ってもらえたのは
相模原インドアテニススクールさんが2面用意してくれたこと
ここのコーチたちが積極的に球出ししてくれたこと
この二つがとても助かったし
彼ら自身がたくさん打って理解してくれることにもなったようだ。
さて、バックハンドで今日の研修会は終了、だが
最後に質問に答え
もう一度打ってもらったり。
ここでは両手打ちのコーチが片手で見事決めてくれたりして
1時間近く時間をオーバーしたのはいつもの事ながら
今回も秘密だ。
参加者の皆さんの顔からそれなりの手ごたえを感じ
自分自身にも充実感のある1日だった。
そうそう今回の参加者の皆さんには
私が日ごろお世話になっている
ヨネックス㈱さんからリストバンドを
ボールを入れてもらっている、日置㈱からはバボラのストリングを
それぞれいただいた。
本当に
ヨネックスさん、日置さん、いつもありがとうございます。
そして、午後から駆けつけて球出しや写真撮影をしてくれた、ウッドテニスの長田さん
コートを使わせていただいた、相模原インドアテニススクールさん
ありがとうございます。
さあ、明日はトミーインドアスクールでの、「松原コーチのテニス塾」
早く帰って寝よう。