フォアハンドの面の使い方に2つあると書いた
バックハンドの場合
トップスピンやフラットの場合
スライスじゃない場合と書いた方がいいか
面の使い方には1種類しかない
とにかく垂直面を保つ
両手でも片手でも
だからどちらも
ちょっとだけ上を向いた状態で引き終わり
垂直面を保って振り出すのだ。
フォアハンドの面の使い方に2つあると書いた
バックハンドの場合
トップスピンやフラットの場合
スライスじゃない場合と書いた方がいいか
面の使い方には1種類しかない
とにかく垂直面を保つ
両手でも片手でも
だからどちらも
ちょっとだけ上を向いた状態で引き終わり
垂直面を保って振り出すのだ。
フォアハンドのインパクト
面の向きは垂直
その垂直を作るための方法が2つある
1つ目は垂直面を保つこと
垂直な面を作って引き
そのまま垂直面を保って打つ
古典的な打ち方
または、薄いグリップでフラットに打つ打ち方
といってもいいかもしれない
2つ目は腕をひねらないで打つ方法
インパクトの形のまま
外旋させないで引き
そのまま腕をひねらないで振り出す
面は青い線のように変化する
現代のトップスピンベースな打法
かなりフラットにも打てる
どちらでも正確に打つことができる
ただし
1つ目の打ち方で全力で打つと
垂直面を正確に保つことが難しい
2つ目の打ち方なら
姿勢さえ保てるなら、全力打法が可能
私はレッスンで
中級者相手までならば
スピードが出すぎないよう
回転をかけないよう
コンチかイースタンで、1の打法で相手をする
上級者相手や自分のプレーでは
思いっきり打つ必要があるので、2の打法を使っている
私の知る限り
この2つ以外で安定したフォアハンドを打つことはできない。
フォアハンドが打てる人
構えでとにかく先を下げる
水平でもいい
ラケットヘッドが立って
手首に角度がついていると
テイクバックから振り出しで
とにかくラケット面が暴れて収拾がつかなくなる
ラケットヘッドが下がって
手首に角度がないととにかく落ちついた振り出しができる
インパクトの手首と同じなら完璧だが
下げて構えた人なら面を感じることは容易
やっているうちにつかんでくる
とにかく下げて構えるのだ。
上の写真はボレーの場所で撮ったのだが
もしボレーをするのなら
ラケットヘッドを上げた構えは
スライスボレーとしてなら悪くない。
千葉県知事の休業要請が出ました
明日、4月14日(火)から 5月6日(水)まで
対象はインドアのスポーツ施設等です
当社も
千葉県鎌ケ谷市のトミーフットサル松戸で営業しています
『トミーインドアテニススクール』 の営業を
その間、休業することになりました
詳しくはこちらのお知らせをご覧ください
千葉県内では印西市にあります
『松原テニスクラブ印西』 は通常通り営業しております
お問い合わせ等はこちらのフロントでもお受けしています
TEL 0476-48-6333
こちらでの振替受講もできますので
是非こちらをご利用ください
神奈川県の2会場
休業要請対象外の屋外スポーツ施設なので
3密や消毒に注意しながら
クラブとスクールは、通常通り営業しています
よろしくお願いします。
『うどん県』 さんから、フォアハンドの手首について質問をいただきました
手首をしならせるか、固定するかです
長いコメントだったのでここにはコピーしません
私の考え方です
トッププロは、はとんどの人が手首をしならせます
だから
この後が上の絵です
振り出しでラケットヘッドが遅れて出てくるところです
これはスウィングスビードをアップするため
トップスピンを多くするための
ラケットヘッドの遅らせ方です
この動きですが
その通り教えると
たいていグズグズになって
面がとっ散らかります
私は自分のテニスを
手首を固めたフォアハンドでやっています
(東戸塚松原TSがクレーだったころの動画から切り取ったものですが)
口に出すアドバイスも
「手首はしっかり固定」 です
もちろん
デモもその通りやります
そうすると
力のない女子選手や普通の才能の男性は
そのようにして
安定したフォアを打つようになります
ごく一部の才能のある男子選手は
面を狂わせない範囲の
手首の力のうまい抜き方を勝手につかみ
その選手の特にスピン量に合わせた手首の使い方をつかんでいき
私を越えて、勝手にうまくなります
でも
ベースは手首の固定と面の安定なのです
プロの男子選手
そんなに柔らかく使っているように見えますか?
動画や連続写真だと柔らかく見えちゃうんですね
ガチガチにしても、結構しなりますよ。
『Sho』さんからの質問
以下がコメント中のその部分です
サーブ時の下半身の使い方のコツがあればアドバイスください。
(膝を曲げ、上方にスイングを試みていますが、
なかなか、それがスイングスピードの向上につながっていません)
Sho より
私の答えです
鞭の動きには
手元と先で時間差がありますよね
手元が動き、止まった後に、先が走る
サーブだと
膝を曲げ始めるときに
ラケットを上げ始める
膝の動きと腕の動きは逆方向です
一番膝が曲がったのは
ラケットが立ったところ
膝を伸ばしながら、ラケットを落としていく
これも逆
膝が伸び切ったときには
勢いあまって、軽く
ジャンプ
その時に一番ラケットヘッドがダウン
身体の上方への動きが止まった後から
ラケットが振り出される
膝の伸びとラケットの振り出しのタイミングは一緒じゃないんです
ラケットの動きはすべて遅れる
だから鞭
膝が終わってからが腕
ヒザーアー ウデ と言いながら振ってみるといい
ちなみに膝の伸ばしにかかる時間は 0.25秒くらい
結構ゆっくり
その後で腕を振る
フェデラーのサーブ
ゆったりした膝の屈伸を思い浮かべてほしい
急いで伸びようとすると腕の振り出しとマッチせず
かえってパワーダウンになるので注意。
サービスの話でしょっちゅう出てくる用語
念のために解説しておこう
内旋
腕相撲の動きと思えばいい
両手を前に出して、肘を90度くらいにし
手を内側に旋回して近づける動きが、内旋
反対は、外旋
次は回内
手首固定して
前腕を左回りに回すとラケットヘッドが走る
両手を前に出し
手の平を内側に回す動きが、回内
英語だとプロネーションというらしい
40年くらい前の技術書は
プロネーションを間違って内転と訳していた
だから年配のコーチは
内転というかもしれない
正しくは回内
逆の動きは、回外
前腕を回すのが、回内、回外
上腕を回すのが、内旋、外旋、なのだ。
昨日はホースを振るのもアリかなと言ったのだけれど
やはり
柔らかいものを振ると
昔風の手首を柔らかく使い
後ろから振り上げるサーブになりがち
そうすると
肘の角度が90度より小さくなり
内旋が効きにくく
肘も痛めやすいという欠点がある
お薦めは、棒投げ
昔、テニスジャーナルの解説では
新聞紙を丸めて、棒にし、投げる
というように説明したが
『リトルモー』という映画では
コーチがサーブがにが手のモーリン・コノリーに
中古ラケット8本を投げさせる
クラブのフロントで買うとき
「8本も何に使うの?」 と聞かれ
「タコに教えるのよ」 と答えるコーチ
右手打ちのリトルモー
伊達さんと同じ
実は元左利きだったというオチも
ちょっと話が横にそれた。
サーブにつき 『sho』 さんから質問をいただきました
以下がその全文です
こんにちは、shoです。
前の記事の「サーブの打点はなぜ後ろ」で「手首を柔らかくした鞭のようなサーブだと練習していくに従い徐々にコントロールはついてくるが、しかし、肝心なポイントで心や体が揺れるとサーブも不安定になりやすい」と書かれておられますが、私が、鞭のようなサーブを練習すべきか否か、アドバイスください!
というのも、ここ1年、かなりサーブを練習し、それなりのフォーム、確率のサーブになってきたと思いますが、次によりスピードを上げるため(スマートセンサで現在最大130kmのところ、目標150km)、より鞭のような腕の動かし方かと思い、紐や切ったホースで、練習し、習得しようとしてます。
今回の記事「スピンサーブの打点は」の写真のエルベールやラオニッチのラケットダウン時のような、日常生活ではあまりない腕の曲り方が、私のなかでの、鞭のようなサーブです。
Sho より
私の答えです
内旋や回内など
腕の動かし方に関することは形の問題です
形をうまく作ることにより
より力が入る
手首を固めることにより
その力を有効に使える
また面が決まることにより、安定性も増す
ということです
一方
鞭のように使うというのは
運動量連鎖のことです
脚の屈伸パワーを上体に伝え
上体のパワーを腕に伝える
腕につながるラケットを鋭く振り切る
大きなものがゆっくり動いていく動作が
止まる時
より小さなものに伝わっていき
小さいが速いスピードのものに変換されていきます
結論すると
必要な形を保ったままで
鞭のように使うのです
その二つは
トッププロの動きの中で矛盾していません
手首を固めたまま
回内で振り切ります
運動量の連鎖を感じるため
ホースを振ってみるのもいいと思います。
サーブの話で
内旋、回内と連呼してきたが
特にインパクトまでは内旋が重要
回内はあまり意識しなくても打てる
勢いで自然に使えもするからだ
もちろん
振り抜きをより鋭く
よりスピンもかけて
特に面を外向きに動かし
相手バック側に持っていくには回内は必須
しかし
特に重要なのは
意識すべきなのは 内旋、ないせん、ナイセン なのだ。