両手バックは短い棒

両手バックをムチのように捉えると

うまくいかない

短い棒でぶんなぐるというイメージが大切なのだ

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打球方向に面を向けたまま

上体の回転もろくに使わずに

手首のしなりも必要ない

卓球のラケットを両手で使ったら

更にわかりやすいかもしれない

大きなスウィングをすればするほど

ドツボにはまる

それは緩いボールに対しての時に特にはまる

つい手首が緩んじゃうのだ

緩いボールにはこの人はこうしているようだ

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身体も面も、両腕も固めて、飛び上がって、体当たり

1606keibka

これが、両手の肝

「短い棒」 だ

ラケットヘッド、振ってないでしょう

 

コツをつかむためにジャックナイフ、いいですよ

 

しなやかなムチではないので

どうやっても

大きなスウィングで徐々に加速はできない

ただ

非力な女性たちや子供たちには

重さや長さが

相対的に

柔らかなムチになる場合もある

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その場合は

フォアハンドの硬さくらいのイメージで打つとよいだろう。 テニス

 

『sho』 さんのコメントへの答えのつもりもありますが

どうでしょう  天秤座

 

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:44 | 1件のコメント

両手バックの肝

『よっちゃん』 さんからの質問

以下がその質問の中心部分です

 

カラオケ  ・・・

両手バックについては、何年も試行錯誤していて、ぜんぜん上手くなりません。よく左手主導で左のフォアのように打つというアドバイスがあります。これを取り入れてみたのですが、打球のスピードがまったく上がりません。
自分なりに考えてみて、そもそも右利きの人間が左手主導でラケットを振ってもスイングスピードが上がるわけがないと結論を出しました。
左手はラケットの面を作り、右手はラケットを引っ張りスイングスピードを上げるのではないでしょうか?もちろん、どちらも100:0ではありませんが。
このような考え方はおかしいでしょうか?

・・・

よっちゃん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

「左手はラケットの面を作り、右手はラケットを引っ張りスイングスピードを上げるのではないでしょうか?」

結構正しいのではないでしょうか

男子プロのテイクバックを見ると

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相手に面が見えるように引きます

これは、「スジガネ君」プロに聞きますと

cimg1615

左手の手首の角度を固定したまま引くと

先が引けず

引きの大きさ自体も右手の長さに限りがあり

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右肘が伸びきるまでがセイイッパイ

これ以上は引けない

だから

この形で引けば安定はするが

だけど大きくは引けないので

ボールを引き付けて

小さく鋭く振る

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小さく鋭く、手首は硬く

1606keibka

これが両手バックの肝、なのです

上体の回転も少ないことに注目

大きくゆったり回っている時間はない

身体の使い方も最小限

意識としては使わないつもりでいいと思います

TENNIS/BRISBANE INTERNATIONAL 2010

相手に面を見せて引き

しっかり力んで

パチンとはじき返してやる

これが両手バックの極意、まとめです。 テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:48 | 2件のコメント

4月のトミーテニス塾

昨日、4月11日のトミーインドアスクール

松原コーチのテニス塾

今回は、Wさんご夫妻、2人だけだった

CIMG7511

写真は3時間目のスマッシュ

ゆうっくりのスウィングで女性でも楽に打つ練習

もちろん男性がやれば安定性につながるし

スピードも出る

でも

ロブが落ち始めて、すぐに振りはじめるのは

相当にイメージをしっかりしないとできない

写真はだいぶいい感じになったころ

その後そのスウィングをサーブにつなげる

CIMG7514

ついつい身体全体が同時に動くので

これはダメな見本

CIMG7513

サウスポーの確信犯的スライスサーブ

女性のゆったりスウィング

だいぶできてきた

 

さて

今回のお二人の一番の希望はフォアハンド

安定させること

だからインパクトの面を垂直に作り

そのまま引きそのまま打つ

手首は動かさない

すぐに二人とも安定した

ここまでは最初の5分とかからない

次に構えから、いや、構え方かな

CIMG7504

ちょっと手首が窮屈だが

その窮屈な部分を感じてもらう

実はサウスポーの右手の位置が

kamae1607

バックハンドの持つ位置になっていれば完璧だった

グリップの薄い奥様は

CIMG7505

こんな感じ

楽に持ってくださいといったら

CIMG7509

当然ここから引いたら面がどこを向くかわからない

 

フォアハンドは何度も繰り返さないと

なかなか身につかない

レッスン最後にもう一回最初に戻って

面をしっかりさせ

ついでにしっかり手首を固くしてもらい終了

 

後日、自分で比べられるよう

上の写真をブログに掲載する約束をした。 テニス

 

次回のテニス塾は、5月9日の水曜日の予定だったが

松原さんの都合が

この週の、松原テニスクラブ横浜オープンで

ガッチガチ

ごめんなさい

5月はパスさせてください

6月13日の水曜日は頑張ってやります

たくさんの皆様の参加をお待ちしています。 テニス

 

 

カテゴリー: イベント, サービス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:57 | コメントは受け付けていません。

松原TC横浜は

昨日は無事に

松原テニスクラブ横浜の建設現場に着いた

そこの現状は (4月10日現在)

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一見変化がないが

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コート横の1mフェンスに網がかかったり

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内装材の山だったり

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配線だらけだったり

まあ、大変、タイヘン、たいへん。  テニス

 

 

カテゴリー: 松原TC横浜 | 投稿者松原コーチ 18:04 | コメントは受け付けていません。

東戸塚から新クラブへ

「松原テニスクラブ横浜」 の建設現場から

徒歩で丘を下り

東戸塚からの経路をご案内

車で来るつもりで写真を撮りながら歩いてみた かたつむり

 

東戸塚から環状2号線を新横浜方面へ

保土ヶ谷バイパスを過ぎて2つ目の信号

環2市沢下町交差点  (通称、かつや交差点)

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ここを上星川駅に向かい、右折

目印は右側交差点手前の「かつや」

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向こう側のセブンイレブンと「かつや」の間を行く

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少し行くと、「犬」の看板が右手に

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犬の訓練所が近くにあり

歩いていくにはこちらが近道、鴨 ひよこ

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左奥の方にクラブ裏手の、「星の丘ビューシティー」が見えている

今は車のつもりで、直進

CIMG7483

道は左に緩やかにカーブしながら登っていく

登り切ったところがT字路になっており、右折

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実は、ここが最大の難所

数々の登山家が遭難している場所

東戸塚のあの、車好きのコーチも

すぐ先の浄水場前を抜け

上星川駅まで行ったとか行かないとか

とにかく

60度くらい左に曲がって、道なりに行くと、NG

30mほどで、「西谷浄水場」 交差点の信号が

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こちらに行っちゃだめ

正しいのは鋭角に右折、右角は消防署だが

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でも曲がってしまうまで、消防署とはわからない鴨 ひよこ

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ここさえ、右折に成功すれば登頂間違いない

栄光はもうすぐだ

少し行くと

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正面に緑のフェンスが見えてくる

CIMG7498

到着

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環2市沢下町の、「かつや」から

徒歩で7分くらい

車なら2分かからない

東戸塚松原テニススクールからは車で10分ほど 車 (RV)

是非、覗きに来てほしい

松原さんがいたら、声をかけてくれれば見学もOK

くれぐれも消防署のところで遭難しないように

検討を祈ります。  ペンギン

 

 

 

カテゴリー: 松原TC横浜 | 投稿者松原コーチ 20:27 | コメントは受け付けていません。

サーブを安定させる

先日、友人のブログを見ていたら

息子さんのサーブが安定しないのだとか

そこで安定のコツについてひとくさり

一つ目

回転をかける

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世界1のナダルさん

ここのラケット面が自分側を向いている

つまり

ラケットのエッジ側から振りやすくなる

回転がかけやすいということ

回転が安定してかからない人は

エッジの方が自分に向いている鴨

このラケット面の向きを比べてみてほしい ひよこ

ついでに手首を固定し

ぐらつかせない

キリオスは

ここから先、ほとんど手首を動かさない

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この人はそれについて群を抜いている

だから200km/hを超えるセカンドを打ったりする

次に

振り子のテンポで 「ゆうっくり」 振る

そうすれば

元気でも疲れていても

友引でも仏滅でも

同じテンポで同じ面が出てくる

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そして、それをすれば

ラケットヘッドが走って

自然に、打点が後ろぎみにならざるを得ない

ワウリンカのように

身体全体でボールを包み込んで打点を捕える

最後に

ゆうっくり の後半 「クリ」 では強烈に

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引っ張り込むことができる

強いサーブのコツになっているようだが

実はこれが安定したサーブのコツ

ついでに

スピードが出てしまったことはお許し願いたい

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そうそう

ラケットがしっかり垂れるよう

膝の伸びは頑張らないで、ゆったりとね

昔々、学会発表のために調べたことがある

強烈サーバーは

松岡からベッカーまで

みーんな、0.25秒かかっていた

現代では、もちろんフェデラーも

そして、15cmジャンプ

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それも、「ゆうっくり」 のコツ。 テニス

カテゴリー: サービス, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 18:34 | 2件のコメント

確信犯的曲がりサーブ

『makotasu』 さんからの質問ですが

あまりに長いのでここにはコピーしません

読みたい人はこちらへ

 

カラオケ  要は

よく曲がるスライスサーブでスピードも出したい

ということで、どうしましょうか?  ということ

 

 

水瓶座  私の答え

一般的に

回内を効かせてラケットのヘッドスピードを上げると

フラット気味になり曲がらない

面を斜めに当てるためには、回内を効かせないので

ヘッドスピードが落ち

サーブのスピードは落ちる

 

もちろん同じスウィングスピードなら

回転をかけないフラットサーブの方が速いのはあたりまえ

 

というのは世間の常識

 

同じ回転数ならスピードがあるほうが曲がらないのも

そりゃあそう

 

だけど

ひとつ解決法が

回内を効かせたのに

ラケット面が斜めに当たる

ナダルのサーブ

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グリップを超薄くするのだ

または手首を内側に折る

そのまま打ったら

エッジで打つくらいのラケット面にしておいて

それを回内で起こす

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この使い方はサウスポーに多い

曲がることのご利益が

サウスポーの方に多いからかも

確信犯的曲がり曲がりサーブ

 

ただしフラットに打てなくなる

フラットを使わない

右利きアマチュアやサウスポーなら

フラットの必要がなければそれもOK鴨 ひよこ

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:44 | 2件のコメント

下川井TCの桜吹雪

先週の土曜日

会員さんたちとテニスをしようと

松原テニスクラブ印西に行ったら

その会員さんが少ない、いつもの半分

どうやらみんなでお花見に行っちゃたらしい  桜 ビール

 

翌日の日曜日、午前中は

下川井テニスクラブでレッスン

松原さんは、1,2時間目を担当しているのだ

ところで、会員さんのコートを見ると

こちらのクラブは出席率が高い

どうやら、ここで花見ができるからか

CIMG7106

大きな名物桜があるのだ

すごい花の数

ポツポツと白いのは桜吹雪

向こうから、風に乗って花びらが飛んでくる

 

実は、このクラブの松原さんクラスは4月いっぱい

5月からは

あざみ野ローンテニスクラブにいた、山崎コーチが来る

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今月から、うちに移籍したのだ

全日本級のテニスの腕前もコーチとしても

何よりも笑顔が、松原さん並みに素晴らしい

とっても素敵なコーチ

ぜひ、一度レッスンを受けてほしい

きっとご満足いただけると思う

 

さて

松原さんはというと

たぶん、5月第2週から

新設の、松原テニスクラブ横浜で

日曜日の8時から、2レッスンを担当する

今日の現地は

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3番コートのみ、芝張りが7割がた完成

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明後日には、芝目の間に砂が入る

残り3面はまだだが

4月中にはすべてが出来上がるはず

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素晴らしいクラブを目指して

あと一頑張りだ。 テニス

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 日記 | 投稿者松原コーチ 19:16 | コメントは受け付けていません。

これじゃまずいか?

フォアハンドの姿勢

これじゃまずいか?

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ダニエル太郎のフォアハンド

いやいやこれはこれで

ラテンの国々、特にスペイン辺りではみんなこんなもの

国民性もあり、かなりアバウト

コートもほとんどがクレーの赤いやつ

ハードコートに比べれば遅いのとイレギュラーもあるので

全身を使った大きなスウィングで

手首も柔らかく使って

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ヘビートップスピンで振り抜く

どっかには入る

これで勝っている人も多いのだから

もちろん、このフォアもあり

ダニエルもスペインで鍛えた

DSC_5421

だけど

どうしてもハードコートで

しかもリターンとなると不利になる

だからクレー育ちでも

フェデラーやジョコビッチは姿勢がいい

そうゆう人がオールマイティー

フェデラーは今ではハードの方が好きかもしれない。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:29 | 1件のコメント

姿勢がいい人は狂わない

ストロークを打つとき

世界で一番姿勢がいいのはこの人

どこから写真を持ってきても垂直

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杉田祐一

姿勢がいい

つまり軸が垂直

いくら上体を回転しても

ボールが上下方向にぶれない

DSC_5841

特にフォアハンドでライジング気味

フラット気味に

速いボールを打つには、打球に精度が必要

面にも精度が必要

だから軸にも精度が

 

「軸が垂直」はスピードフォアハンドの命なのだ

 

そうそう

リターン

早いサーブに対し

トップスピンを多くかける余裕がない

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杉田はリターンもうまい

 

世界で上に行くには理由があるのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 18:35 | コメントは受け付けていません。