両手リターンの手首

グリップの話が出たので

ついでに手首

手首をしならせない話

 

男子プロのダブルスでは

サウスポーが絡むと

両側バックサイドが多い

つまり

左利きがジュースコートのリターン

右利きがアドコートのリターン

nadal1410bkb

バックハンドの方が小さくコンパクトに叩けるので

ワイドに来るサーブをバックで処理できるのだ

そしてファーストボレーが浮いてきたら

ATP Masters Series - Rome

そのための条件が

手首をしならせないこと

手首を固め

面をぐらつかせないで

ぶつける

だから

エラーするわけがない

ということ

nisikoribkf1410

ぐらつかないから安定なのか?

安定させるには手首固定か?

どっちが先でもいいか。    テニス

 

 

 

カテゴリー: ダブルス, バックハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 19:21 | 1件のコメント

両手リターンのグリップ

『よっちゃん』 さんからの質問

以下がその全文です

 

カラオケ  いつも楽しみに拝見しています。
フォアハンドではなく、両手バックについての質問なのですが、よろしくお願いします。
ダブルスのリターン前提での質問です。
デュースサイド、アドサイドで、グリップの握り方を変えることはあるのでしょうか?
デュースサイドではバック側に厚く握った方が逆クロスに打ちやすく、アドサイドではバック側に薄く握った方がクロスに打ちやすく思います。
こんな やり方、「あり」なのでしょうか?
よろしくお願いします。

よっちゃん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

ダブルスですから、サイドは決まりますよね?

試合中に

サイドが変わることはありませんよね

まあ、違う試合で、違う人と組んだら、ということでしょうか

 

それにしても

グリップを変えて、両方ともこなすなんてできるんでしょうか

普通は、自分用のグリップって一つだけだと思います

たいていの人は一つちゃんとやるだけでも苦労しています

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この人は一つしかやらないけど

苦労していない、世界1のリターン屋さんでした

どっちにでも打ちます、打てます、抜きます

 

まあ、変な突込みはやめて、冷静に考えます

ダブルス、右利きの両手バックです

バックに限らず

ジュースコートで打てなければいけない幅は

左のサービスライン横のサイドライン内側から

右のアレーまで (サイド抜き)

CIMG4373

アドコートなら

右のサービスライン横のサイドライン内側から

左のアレーまで

CIMG3867

この巾って、どちらも同じですよね

だからどっちでも

どちらのサイドもできるのではないでしょうか

重要なのは

どっちを向いて立つかだけ

kamae1607

打てる範囲の真ん中に向かって立つ

そして

djok1607bk2

後はどっちになれているのか

より頻度の高いショットに対し

(対角線に返球するということだと思いますが)

どっちサイドにいる方がしっくりくるのかということだと思います

そして、どっちをいっぱい練習するのか。    テニス

 

 

カテゴリー: ダブルス, バックハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 20:23 | コメントは受け付けていません。

サイドスピンフォア

先日のトミーインドアでのテニス塾

「こんなに簡単でいいんですか?」  と言われた

低いボールに対する、フォアハンドのサイドスピン

松原さんの場合

膝位の高さのボールだとほとんどこれ

h

この写真でいうと

左後ろから右向こう側へ向かってボールを捕える

ここから

h

ラケットヘッドを

更に後ろ(写真では左方向)に回していきながら落とす

h

h

ラケットヘッドをしっかりたらし

h

手前から向こうへサイドスピン

h

ラケットはこちら側へ

h

肩を中心のスウィングなので

h

最後は上へ

右肩上のナダル打ちのフィニッシュが便利

コツだが

ご覧のように突っ立って打つこと  (これが簡単と思われたらしい)

じゃないとラケットが下に垂れない

ラケットは縦方向になることが重要なのだ

もう一つは

横向きを残し、上体をほとんど前向きに回さない

(これも優しいと思われたかも)

ほとんど腕打ち勝負

 

こんな写真も参考になる鴨

bowrinng1702.jpeg

ボウリングのフックボール

内向きにした手の平を手前から向こうへ

姿勢はテニスとだいぶ違う

私の方が横着度が上に見える

それは、ラケットがあるから

ボウリングは手を床上20cmくらいまで下げないといけない

テニスのサイドスピンは

コート面の少し上にラケットヘッドが

だから腰を落としちゃダメなのだ

 

だまされたと思ってやってみるといい

「テニスってこんなに簡単にやっていいんですか?」

って言いたくなるから

 

せっかく好評だったので

今度のテニスコーチ研修会でもやってみようと思う

12月11日(月)、相模原インドアテニススクールですよ

他にも簡単になることが多いと思うので、是非参加してみてくださいね

ここだけの話、まだガラガラなんです

テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:05 | 1件のコメント

印西女子ダブルス

10月30日(月)の松原テニスクラブ印西

月例の女子ダブルス初級の部

今回は、10ペアーの皆さんが参加してくれ

熱戦を展開した

CIMG4772

前夜に台風が去ったばかり

テントの周り、天井すべてが全開状態だったので

操作紐と格闘すること1時間以上

重労働の末に20分遅れで開始

私の身体はヘロヘロ

皆さんは元気

CIMG4780

5ペアーづつに分かれて総当たりの予選の後

上位4組で決勝トーナメント

予選3,4,5位のペアーは同順位同士での順位戦を行った

どちらのリーグも接戦が多く

それだけに上達幅も大きかったように感じる

予選が終了したところで全員集合

CIMG4791

早速決勝トーメント

CIMG4794

決勝戦では

積極的に攻める、常山さん野田さんのペアーを

CIMG4793

原田さん小林さんのペアーが堅実なプレー

結局6-4で競り勝った

CIMG4798

今回は皆さんなかなか上手

ただ気になったのは

ボレーの決め方

強く打つので相手ベースライナーが取れる

スピードを抑えてクロスにポトンでもいい

そんなアドバイスが多かったかも

そうそう練習のコツとして

試合の反省点を、決め方を、返球の仕方を

練習するべきとの話も・・・

 

決勝戦の後

希望者のみサーブのミニレッスンを15分ほど

打点の位置、身体の向き、トスを上げる腕の方向

ラケットを持つ位置(グリップ)など

かなり簡単に皆さん覚えてくれた

またやりましょう

 

さて次回は、11月27日(月)の開催

要項はこちら

試合をしてできないことを直すために練習する

練習してうまくなったら試合じゃないですよ

是非ぜひ、お誘い合わせの上申し込んでください。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:20 | コメントは受け付けていません。

強力サーブへ 4

『van』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  11月のトミー塾に参加しました者です。ブログを読むだけでは実感できないため、直接レッスンをして頂きたく参加致しました。サーブについてご質問します。ラケットを持つ側の腕を予め上げてセットアップしてからジャンピングサーブをするにも拘らず、間に合わなかったり、打点や当たりが安定しないのは、身体を動かし過ぎるからでしょうか。トスが低すぎるのかと思いトスを高く上げても当たりが安定せず悩みが一杯です。ヒントを戴けるでしょうか。

van より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

たしか、VANさんの場合、後ろから大きなテイクバックで引いていたので

野球のセットポジションのようにしたのでしたね

前回のブログ見てくれたでしょうか

下半身がすべて終わってから腕を振り上げる

CIMG3336

VANさんは身体を使うのと腕の振りが同時に動くので

身体の動きが腕の振りを邪魔しているのです

打点や振りが安定しないのもそのため

トスを高くしても

そこに落ちてくるまで始動していないので

同じことになっているのです

 

ジャンプして打つというのはそれを解決するためなのですが

身体を使うという意識、その習慣が癖になっているのですね

ですからその時も跳び上がりながら打とうとしてしまうわけです

 

まずこの呪縛から抜ける

膝の屈伸などは一旦やめる

CIMG5006

上体もほとんどそらない

腕だけで打ってみる

身体はせいぜい、横向きから前向きになるだけ

 

身体が邪魔しない分だけでも相当ぶんなぐれますよ

 

それができるようになり腕を強く振れるようになったら

徐々に膝の動きを加えていく

それでも、膝や体の動きが終わってから腕を振り上げたいので

膝の伸びはゆっくりと

呪文を唱えながら打つ

 

「ヒザーアっ、 ・・・ウデ」

・・・はそうとうに間を開けろという意味です

 

かなり慣れてきても膝の屈伸はゆっくりです

federa1601j

彼のイメージわかるでしょう

これを納得すればジャンプも簡単だと思います

試してみてください。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:13 | 1件のコメント

強力サーブへ 3

3番目は腕を強烈に振ること

そのために

腕を振り上げるときには

身体の動きが終わっていること

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ここから、全身の力でたたき上げると思っている人が多いのだが

実は

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身体が伸びきり終わっている

のに

背中のラケットはまだ落ちる途中なのだ

後15cmジャンプしたころに

ラケットヘッドは身体の左に見えるはず

CIMG3784

そこから振り上げる

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身体がゆったりと先行し

止まり

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ラケットヘッドが体の動きを強烈に追い越していく

CIMG3785

CIMG3786

この順番

ラケットヘッドの動きが体に遅れることを理解しないと

身体が腕の振りを邪魔するために動くことになる

 

ムチでも先を走らせるには

手元は止める、いや逆方向に引く、が正解かな

これが波動砲?  法?  理論?

 

リズムは

カラダ―っ ウデっ

なんですよ。   テニス

 

上の選手わかります?

アガシさん  スズキさん  エルベールさん  ですよ。

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:24 | コメントは受け付けていません。

強力サーブへ 2

強力サーブ

そのための第1段階は大きな振幅で

振り子を生かして振ること、でした

今日はその2

腕の使い方

(先日コメントをいただいた、『VAN』 さん、その3が終わるまで待ってくださいね)

現代プロの強烈サーブのもとは

腕の内旋を使うこと

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どんな形かというと

腕相撲で相手の腕を左にねじ切ってしまうような動き

vol07_04

右ひじから左肩までを一直線に保ち

上腕を矢印方向にひねる

だから

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これは模式的に肘の角度を最大に力が出る90度に保った場合

生身の人間の場合は

vol09_02

もちろんインパクトに向かって腕が伸びていくから

直角は保てないが

それでも、伸ばし切ってはダメ

いつも言うように

打点を体軸よりも後ろに取り

TOMLJANOVIC3

むしろ腕は引っ張る

曲げていきながら、ボールを捕えるイメージが大切

だからフィニッシュが

CIMG5462

この段階でも

左肩からほぼ直線上に右肘があるでしょう

だから内旋

というか内旋で打つからそんなフィニッシュ

「肘を上に残してフィニッシュする」

というのも一つのコツだから、覚えておくといい鴨  ひよこ

 

そうそう

前腕を右にひねる回内も大切だが

使い方はサーブの球質により違うので

今回は無視しておく

 

身体をいっぱい使うよりも腕

腕の使い方は内旋なのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:17 | コメントは受け付けていません。

トミーテニス塾

18日の水曜日はトミーインドアスクールでの

松原コーチのテニス塾

今回は3時間とも同じ5人の皆さんが参加してくれた

CIMG4739

これは、3時間目のサーブの写真だが

1時間目はフォアハンド

CIMG4734

構え方の基本とか前向きインパクトとか

特に決まったのが

女性は大きめのスウィングでゆったり、振り子を生かすこと

生きたボールが飛ぶようになった

 

2時間目はスピンのかけ方

高い打点のサイドスピンから始めるワイパースウィングの練習

低い位置からの猛烈短めショットなど

ちゃんとやって見せて

CIMG4728

皆さんにやってもらう

CIMG4731

しかし前を向くのはなかなか大変

後半は低い位置でのサイドスピン

手前から向こう側へ

ボーリングのフックボールのように打つ

横向きをしっかり作り

腰を高く保ってラケットを垂らす

「腰を高く保って」 というのがよかったようで

皆さん上手

思わず聞かれた言葉が

「テニス、こんなに簡単にやっていいんですか?」

もちろん、いいんですよ

 

3時間目はスマッシュとサーブ

スマッシュで余計な部分を削って

サーブに活かす

CIMG4741

特に

膝の屈伸など身体が終わってから腕の動きへ

だから試しにジャンピングサーブしてみましょうというところ

わざとらしい見本の後

CIMG4746

皆さんにいっぱい打ってもらった

CIMG4749

見事なバランスと姿勢

ボールも後ろ打点でやや上をしっかりとらえている

写真を撮った金田コーチがすぐに見せてくれた

この写真採用と宣言した、ばっちりの出来

 

皆さんに充分、満足してもらったと思う

今回は西東京市や、杉並などかなり遠いところからも参加してくれた

こちらとしても感謝感謝

ありがとうございます

首都圏西側の人は相模原インドアテニススクールでの

松原さんのコーチ研修会もよろしくです

 

さて

次回は11月8日水曜日

千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山のトミーインドアスクール

お待ちしています

そうそう、要項はこちらです。  テニス

 

そうそう

トミーインドアスクールのHPを開けると

あの金田コーチの息子たちの自慢話写真がドーン  雷

全日本中学の準優勝や、全日本ジュニアベスト8など

スクール校長の私も鼻が高い

ぜひのぞいてみてください。   どんっ (衝撃)

 

 

カテゴリー: イベント, サービス, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:17 | 1件のコメント

強力サーブへ

久しぶりに

大切なサーブについての基本を話してみよう

実技はラオニッチさんに習う

 

第1に大切なのは、「振り幅を大きくとること」

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ラケットを立てたところから

CIMG5459

ゆっくり、しっかりたらし

CIMG5460

ここから振り上げ  (この間、コマがないくらい速いということ)

CIMG5461

一気に、フィニッシュ

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このように立てたところからゆっくり 「充分に垂らし」

そこから振り出す

スウィング幅が大きければ、その間に加速もできるし

同じ時間で動く距離も大きい

つまり、結果、速い動きだということ

 

それと

ゆっくり動かすことにより

前半、振り子の動きを利用することも可能なのだ

 

とにかく

忙しく振るよりも

ゆっくりでいいから

「スウィングの振り幅を大きくとること」 が大前提なのだ

ラオニッチやフェデラーのゆったりとした始動を思い出してほしい。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:46 | コメントは受け付けていません。

アングルボレー

『キャプ』 さんからボレーの質問も

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  ショートクロスについてのアドバイス、種類別にありがとうございました。
こちらを意識して練習します!

この流れでボレーを浅く角度をつけて打つコツについてもアドバイスいただけないでしょうか。
ラケットヘッドを立てた方が浅く打ちやすいなど聞いたこともあるのですが…

立て続けの質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

キャプ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

スウィングして、インパクトで小さく止める

というところはスライスと全く同じ

1703swing

ノーバウンドでスライスを打てばそれがボレーなので

当たり前といえばそれまで

 

後はクロス、ショートクロスに打つためには

順クロスの場合

ラケットヘッドを立てる

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手首は120度くらいかな

 

もう一つは先を遅らせない

20170505_henan_546

手首をしならせないことが重要

手首の角度固定でとらえるのだ

ボールの下、少し向こう側を打ってやる

 

話は基本的にフォアバック共通

 

そして最後は

フォアだけといっていいと思うが

テイクバックした時から

面を内向きにすること

kamae

バックはそれほど気にしなくてもクロスに行く

ここで真っ直ぐに見えるだろうが

打点はもう少し前

このまま振り出せば

面がけっこうクロス側に向くのだ

バックは少し前で打てばクロスに打てる

 

次に逆クロスだが

ラケットヘッドを少し下げて

先を少し遅らせば簡単に打てる

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ボールの下、手前側を切ってやる

大したコツは要らない

ただあまりにも手首を柔らかくしすぎると

不安定になるので

ちょっと注意が必要だ。  テニス

 

質問ありがとうございます

質問してくれると何を話したらいいかわかるので助かります

他の方も是非

こんなこと聞いたら、恥ずかしいかななんて思わないで

コメントください。   ひらめき

 

 

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 19:14 | 1件のコメント