セカンドサーブはピンポイントで

先日、ダブらないとイメージしちゃあいけないと書いた

ダブらないイメージとは

ビジュアル的にはフォールトすることだから

否定的な言葉はイメージできない

だから、全てを肯定的に

言葉もイメージも

 

ファーストサーブなら

センターにフラットとか

ワイドにスライスとか

狙いをかなり一点に絞る

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ところが

セカンドサーブになると

バック側に入ればいいとか

サービスボックス内ならどこでもいいとか

相当にあいまい、ぼんやりとなる

 

だから、狙いがわずか、10cm外れて

惜しくもフォールトになったりする

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曖昧はやめて、1点狙いで行こう

何ならサービスボックスのど真ん中の

1mmの点めがけて

きっちり打ち込むことに集中するのだ

(もちろん、ゆるいボールでもいい)

 

これなら

間違って、1mはずしてもグッド

そこを狙ったと言っておけばいい

 

狙い場所を鮮明に、1点に決めて

そこに打ち込むことに集中する

ピンポイントじゃなければ

イメージもできないし集中もできないのだ。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:25 | 2件のコメント

印西初級女子ダブルス

8月28日(月)、松原テニスクラブ印西では

月例の初級女子ダブルス大会

見てきたような話を書きたいのだが

東戸塚校のクラブハウス改修工事開始日と当り

急きょ、運営を馬込コーチにゆだねた

 

今回は6ペアーの皆さんが参加

1セットマッチの総当たりで行われた

だから、全員、5試合づつ

 

結果は、2ペアーが4勝1敗で並び

得失ゲーム差、わずか1ゲームで

優勝が、右側の望月さん、渡辺さんペアー

準優勝が、左側の露久保さん、関根さんペアーになった

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実は、次回の9月25日(月)も馬込コーチに頼んでいる

毎年1回の、札幌での大学後輩指導とバッティングしてしまったのだ

馬込コーチは

ストローク命の松原さんとは正反対のテニス

必殺のネットプレーヤーなのだ

特にダブルスの戦術にはこだわりのあるコーチ

松原さんとは違う方向からのアドバイスが聞けると思う

9月25日(月)の要項はこちら

是非、参加して

積極的に馬込コーチと語り合ってほしい。 テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:21 | コメントは受け付けていません。

緩いラリーなら

緩いラリーをするなら

握力を緩めたままで打てる

その状態でコーチは

「余計な力は抜きましょう」 という

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でも

きついボールなら緩めるわけにはいかないから

その時に備えて

「固めにしましょう」 と言っても駄目なことが最近分かってきた

人は所詮必要なことしかしないのだ

優しいコーチには楽な対応でいい

仕方ないので

レッスンでもきつく打つことにした

そうすれば

人は仕方なしに、ラケットをしっかり握る

これからは鬼のようなコーチと言われるようにしよう

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同じクラブの人でも

クラブ会員さんは手首がしっかり

まあ、余計な力の入った人が多い

常に周りからやられつけているから

防御が硬いのだ

不細工なフォームの人でも、試合には強い

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(ナダルさんはいいフォームですよ)

 

それに対してスクール生は

フォームは美しいが変化に弱く

実戦的ではない

これはコーチのせい

 

これからのコーチは

顔や言葉はにこやかなところから

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打球は鬼のような奴を打って 雷

スクール生に優しく接しなければいけない。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 練習法 | 投稿者松原コーチ 19:08 | コメントは受け付けていません。

サーブで緩急をつける

『キャプ』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

カラオケ  ブログ、いつも楽しく拝見させていただいてます。

サーブの緩急のつけ方について教えていただきたいです。
緩急があるとリターンとしてやりづらいのは体験していますが、いざ自分が緩急をつけるとなるとできません…
スイングの速さは変えずに、ボールの触る箇所を変えるんだろうなとは思うのですが、どんなイメージで打っているのかなど教えていただけないでしょうか。

お時間ある時にでも、よろしくお願いいたします。

キャプ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

ファーストサーブとセカンドサーブ

どうやって打ち分けるでしょうか?

 

もし、スピードを変えるなら

ファーストは厚めの当たりでフラット気味に

セカンドは薄めに当ててスピンをいっぱいかける

というのが理想でしょうか

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セカンドサーブで緩急をつけるのは難しいですよね

だからセカンドは狙われるのだけれど

しょうがない

緩いのはいけるけど

速いサーブはちょっと怖いから

 

だから緩急つけるのは、ファーストで

速いファーストに

セカンドサーブを混ぜれば

緩急ですよね

 

回転をいっぱいかけるコツは

面をうんと内向きに構えて

CIMG3330

打点を後ろ気味にして

薄く当てる

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そうすればスピンが多めになって

スピードは落ちる

 

フラット気味にするコツは

打点を少し前寄りにする

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といってもこんなもの

ラケットがかぶらないようにするには

面を少し起こさなければならなくなり

フラット気味に当たるというわけ

 

こんなふうにして

ファーストとセカンドを打ち分けられる人なら

緩急をつけられるだろう。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:11 | 1件のコメント

ダブらないように

土曜日

松原テニスクラブ印西で会員さんといっぱいダブルスをした

時々、ひんやりした風が吹き

いつ、雷雨が来るかわからない

そんなわけで

今のうち、今のうち、と言っているうちに

夕方に

結局雨は降らず

9セットくらいやった

もうガタガタ

 

そうそう、ダブルフォールトの話

CIMG5005

ダブルフォールトで大切なゲームを失った

対戦相手、会員の I さん

次のゲーム前にこう言った

「ダブらないようにしますね」

すかさず私

「しっかり打ち込みましょう」

「ダブらないイメージより、入れるイメージの方がいいですよ」

spin2

このイメージ法、わかるだろうか?

ダブらないというビジュアルはどうなるのだろう

ダブらないって言葉ではいいけど

絵にするとフォールトすること

それを言葉で否定しただけ

だからフォールトイメージしながら

しかもびくびくしながら、打つ

もちろんフォールト

 

セカンドはもっとびくびくして

ダブルフォールトとなるのだ

 

だから

ホントはこうすべき

「しっかり打って、狙った場所に入るイメージを作って」

「ポジティブな気持ちで打つ」

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何をするのかを明確にした方がいいのだ

もちろん、肯定的に

成功のイメージ以外必要ない

 

しちゃいけないことを考えると

たいていエラーする

 

ちょっとしたアドバイスを ・・・

 

ほんとは嫌いな奴がいたら

こうアドバイスしてあげよう

「大事なポイントだからね、ダブらないようにね、応援してるよ」

後でこう言ってあげよう

「だから、言ってあげたのに、残念だったね」   ペンギン

 

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 19:38 | コメントは受け付けていません。

ゆうっくり振り出す

フォアハンド

急ぐとろくなことはない

強く打ちたいので、頑張って振り出す

なのに、スピードが出ない

特に

これは女子に多い

(男の子にもけっこういるが)

力がないと思い、余計に頑張りすぎるようだ

 

じつは

スピード女子は、「ゆうっくり」 振り出し

後半一気に振り抜く

syarapo

シャラポワの声

まねできるだろうか?

エイ とか ぎゃあ じゃない

なんか

「ウーッ、ワー、」 みたいな叫び

「叫び声に長さがある」 のが感じ取れると

あなたのリズム感はちょっとしたもの

それがゆったり感

ゆっくりした振り出しということ

 

そのゆったり感が

振り子をうまく使って

力を無駄なく、スウィングに変えているからだ

 

声から、一流テニス

ハードヒットに入るのもいい手だ

 

だが

日本女子は

シャラポワにのめりこみすぎて

コートで大声を出さないよう

心の中で、ナガーイ声、高い声で叫んでほしい。 ムード  るんるん (音符)

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 17:26 | 1件のコメント

先を引きすぎない

フォアハンドは強く打ちたい

だからラケットを

もちろん、ラケットヘッドを目いっぱい引いて打つ

だがどうもパンチ力が足りない

じゃあ

パンチ力のある、あの人はどうしているのか?

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実は

ラケットヘッド、目いっぱいまでは引かない

nisifd1708

手首の角度にまだ余裕が

そして、振り出すと

手首がしなって

1604nisifshippari

インパクトにはすごい勢いで戻る

nisifstaore1708

だからパンチ力が出る

 

縦にしならせ成分を多くすれば

スピンを増やせるし

 

上体の開きを多くして

ラケットヘッドの戻りを遅らせれば

逆クロスにもハードヒットができる

いろいろ応用も広がる

 

そうそう

先日

下川井テニスクラブで会員のOさんにこれをアドバイス

次の週にお礼を言われた

打球のスピードはもちろんアップしたのだけど

もっと嬉しいのは

「手首がいたくなくなった」 とのこと

いい加速ができているので

急激な負担が減り

手首に優しくなったのかも

まずはめでたしめでたし。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 傷害、治療 | 投稿者松原コーチ 18:32 | コメントは受け付けていません。

最後の足を踏み込むときは

ダッ、ダダダ、グウッ、バシッ

フォアハンドのフットワーク

細かく合わせながら追いつき

いや

おおざっぱに走りながら

なんとなく合わせ

最後に大きく踏み込んで、踏ん張る

その時

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手の位置はこの辺

構えができている

だから

その右足が踏ん張る時に

振り出しが間に合う

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そして空中で、インパクト

CIMG3264+0

逆に空中で打つようにすれば

こうせざるを得ないから

飛び上がって打つことを練習すれば

自然にできるということかな

 

最後の足を踏ん張る

「踏み込むときにはそれなりの構えが終わっている」 べき

さっきのレッスンで中学生に教えたので

明日はうまくなっているはずだ。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:45 | コメントは受け付けていません。

フットフォールトですよ

先日のレッスンでフットフォールトが

構えの足がここ

ff1

右足カカトがサイドラインの仮想延長線の外にある

このまま打つとフットフォールト

右足が青い位置なら、OK

サーバーはサーブの期間中を通じ

(構えた時点からインパクトまで)

ベースライン上と内側

サイドラインの仮想延長線の外側を踏んではならない

だから

上の絵だと、打った瞬間に、フットフォールトになる

もちろん、打たなければOK

 

センターマーク側のOKゾーンは

センターマークの仮想延長線より手前まで

ff2

だからこれは、フットフォールト

インパクトの時に右足がどいても駄目

 

ベースラインを踏んで構え

打つ前に跳び上がり

インパクトで踏んでなくても駄目なのと一緒

 

さあ

疑惑を呼ばないよう

ちゃんと外側を踏まないでやりましょうね。 ひよこ

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 12:00 | コメントは受け付けていません。

美しいフォアハンド

同業の、ためブロさん

その、「ためにならないブログ」 で

美しいフォアハンドの写真を見つけた

ihara170808fr

Team REC の井原コーチ

ためブロさん、井原さん、勝手に写真使ってごめんなさい

褒めるから許してくださいね

 

さて

インパクトのこの写真で

上体の向きがしっかり前向き

というよりもうちょっと右肩が出ているかも

いかにもひっぱたけそうな向き

 

これはインパクトを真上から見た図

forswing140221

ラケット面が正面を向くためには

手がオレンジ矢印の方向に動かなくてはならない

そのため

こちらに邪魔な左半身が残っていては

振り切ることができないのだ

 

インパクトが前向きということは

ihara170807fr

ここでは、まだ回り終わってないが

この後、振り切った後は

この写真でいえば

向こう側まで上体が向くことになるだろう

 

フィニッシュが前向きと思っている人、いませんか?

ハードヒッターのフルスウィング

インパクトが前向きですよ

 

それともう一つ (同じ写真ですが)

ihara170808fr

上体が垂直な美しい姿勢

軸が真っ直ぐなので

打球が狂わない

だから

上体を思う存分回せるということなのだが

 

さらに

この姿勢の、ここに、ボールが来ている

いや、ホントは

ボールの来る、ここに

彼がいるのだが

 

相手ボールを完全に想像してそこに行き

寸前に右足位置を決め

ひっぱたく

それを易しくしているのが

跳び上がって打っていること

最後の踏ん張りで位置を微調整しているので

正確な位置に飛べている

ダッ、ダダダダッ、グウッ、バシ

 

これがあるので

彼の写真はいつもかっこいい

 

うん、気持ちのいいフォアハンドだった

まったく、若いころの某コーチを見るようだ

ためブロさん、井原さん、美しい写真をありがとう。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 16:28 | コメントは受け付けていません。